ドコモユーザーなら、持っているだけで利用料金の10%がポイントで還元されるdカード GOLD。
今回の記事ではこの「dカード GOLD」を使い、還元率10%超えを狙う方法について解説します。
dカード GOLDとは?
所持しているだけで、ドコモの利用料金の10%がポイントで還元される「お得なクレジットカード」です。
またこの10%還元は「DAZN for docomo」や「ひかりTV for docomo」なども、対象サービスの一部です。
dカード GOLDのメリット
dカード GOLDのメリットは数多くありますが、いくつか抜粋すると下記のとおりです。
詳細な情報を求めている場合は、ドコモ公式が公開している「dカードとは」のページがオススメです。
dカード GOLDのメリット
- ドコモ利用料金の1,100円ごとに、税抜金額の10%がポイントで還元される
- dカード GOLDと同様のサービスが受けられる家族カードを、なんと1枚無料で追加できる
- 一部のドコモ月額サービスを利用した場合にも、10%ポイント還元の対象となる
- ドコモの利用料金をdカードで支払うと、定期契約なしでも月額料金が割引される
- 便利な電子マネーのiDが利用でき、dカード ETCカードも年会費無料で発行できる
- dカード GOLDの通常デザインはもちろん、CMでお馴染みのポインコデザインが選べる
- 携帯電話の紛失や修理不能 (水濡れ・全損)などをサポートする、ケータイ補償が付いてくる
- 海外旅行中のケガや病気による治療費用などをサポートする、海外旅行保険が付いてくる
- 主要な空港のラウンジが無料で利用でき、海外のレンタカー利用時に優待が受けられる
- カード発行後にキャンペーンの条件を満たすと、より多くのdポイントが還元される
dカード GOLDの注意点
上記の通りdカード GOLDは多くのメリットを持つ一方で、確認すべき注意事項もいくつかあります。
「こんなつもりではなかった」と後悔する前に、年会費と還元されるポイントを確認しておきましょう。
dカード GOLDの注意点
- 10%のポイント還元は1,100円ごとで、1,100円に達しないとポイント付与の対象外となる
- 10%のポイント還元はドコモの利用料金すべてではなく、一部ポイント付与対象外となる料金がある
- お得なdカード GOLDを持ち続けるためには、年間11,000円の年会費が必要となる
- 無料で追加可能な家族カードは1枚であり、2枚目以降は年間1,100円の年会費が必要となる
- ケータイ補償は紛失や修理不能(水濡れ・全損)が条件で、期間は購入から3年間かつ最大10万円分
- 11,000円の年会費をペイするためには、月間およそ900ポイント以上を受け取る必要がある
最大10%ポイント還元の対象とは?
ドコモのケータイやドコモ光の利用金額のうち「対象になるもの」と「対象にならないもの」の例です。
- 各種割引サービス適用後の基本使用料
- 通話・通信料
- 付加機能使用料など
- 各種手数料
- コンテンツ使用料
- ケータイの購入代金分割支払金など
ポイント付与のイメージ
カード1枚のみ
例えばお父さんが「dカード GOLD」を作成し、1枚目が無料の家族カードを発行しないとします。
すると10%のポイント還元が受けられるのは、残念ながら「お父さんひとりのみ」となります。
パターン1 | 月額利用料金 | 紐づくカード | ポイント付与 |
---|---|---|---|
11,000円 | dカード GOLD | 1,000P(10%) | |
3,278円 | なし | 20P | |
合計金額 | 14,278円 | 合計ポイント | 1,020P |
家族カード追加
つぎにお母さんが「dカード GOLDの家族カード」を発行し、ドコモのケータイに紐づけたとします。
すると利用料金3,278円に対する20ポイント付与が、10倍の「200ポイント」にまで上昇します。
しかも家族カードは2枚目以降年会費1,100円が必要となるものの、最大3枚まで追加可能。
つまり家族みんなでドコモを利用しているなら、限界まで発行したほうがまずお得になるということです。
このようにdカード GOLDを作成した場合は、ぜひ家族カードを発行してポイントを貯めていきましょう!
パターン2 | 月額利用料金(税抜) | 紐づくカード | ポイント付与 |
---|---|---|---|
11,000円 | dカード GOLD | 1,000P(10%) | |
3,278円 | dカード GOLD (家族カード1枚無料) | 200P(10%) | |
合計金額 | 14,278円 | 合計ポイント | 1,200P |
ケータイ補償でよくある質問
前述したとおり、dカード GOLDには「購入から3年間で最大10万円まで」のケータイ補償が付属します。
万が一の事故や紛失時にもあんしんできるこのサービスですが、ひとつ気をつけるべき点があります。
それは補償の対象が紛失・盗難・修理不能 (水濡れ・全損)などに限られている点です。
つまり結構深刻な場面に遭遇しない限り、最大10万円までの還元は受けられません。
そのため「dカード GOLDがあるから通常のケータイ補償は外そう」という考えは、危ない印象。
全損と判断されない破損や故障への対策として、できるだけ通常のケータイ補償も併用すべきです。
海外旅行向けの特典まとめ
dカード GOLDなら、国内はもちろん海外の旅行でも役立つ「様々な特典」が受けられます。
海外旅行向けの特典まとめ
- 国内・ハワイの主要空港ラウンジを無料で利用できる
- 海外旅行中の治療費や損害賠償まで、幅広くサポートされる
- 旅行中の不慮の事故や、航空機の欠航・遅延まで補償される
- 世界各地で日本語スタッフが旅行をサポートしてくれる
- 海外での紛失・盗難時に、暫定カードを発行してくれる
- 海外のレンタカーを、便利かつおトクに利用できる
還元率10%超えを狙う方法
ここまでの内容で、dカード GOLDの魅力は十分伝わったと思います。
しかしこれから紹介する「dカード GOLD年間利用額特典」は、あまり知られていない情報でしょう。
この特典とは対象期間のdカード GOLD利用金額に応じ、最大22,000円相当のクーポンがもらえることです。
進呈されるクーポンは、メルカリを含むドコモのサービスで使える7種類から任意で選ぶことができます。
ちなみに記事タイトルの「還元率10%超えを狙う方法」とは、この特典と組み合わせることが必須の条件。
ドコモの利用料金により10%ポイント還元を受けつつ、この利用金額特典で最大+1%分を上乗せしましょう。
年間利用額100万円は一見難しい条件のように見えますが、月々の支払いをまとめれば到達可能な範囲です。
・11,000円分の還元狙い ⇒ 月間およそ8万円分のカード利用(100万円÷12ヶ月)
・22,000円分の還元狙い ⇒ 月間およそ16万円分のカード利用(200万円÷12ヶ月)
年間利用額が税込100万円 ~ 税込200万円未満の場合
パターンA | クーポンの金額 | クーポンの内訳 |
---|---|---|
ケータイ購入割引 | 11,000円相当 | 11,000円×1枚 |
dfashion | 11,000円相当 | 5,500円×2枚 |
dトラベル | 11,000円相当 | 11,000円×1枚 |
dショッピング | 11,000円相当 | 5,500円×2枚 |
dデリバリー | 11,000円相当 | 5,500円×2枚 |
dミールキット | 11,000円相当 | 5,500円×2枚 |
mercari | 11,000円相当 | 5,500円×2枚 |
年間利用額が税込200万円以上の場合
パターンB | クーポンの金額 | クーポンの内訳 |
---|---|---|
ケータイ購入割引 | 22,000円相当 | 22,000円×1枚 |
dfashion | 22,000円相当 | 11,000円×2枚 |
dトラベル | 22,000円相当 | 22,000円×1枚 |
dショッピング | 22,000円相当 | 5,500円×4枚 |
dデリバリー | 22,000円相当 | 5,500円×4枚 |
dミールキット | 22,000円相当 | 5,500円×4枚 |
mercari | 22,000円相当 | 5,500円×4枚 |
dカード GOLDの利点と欠点まとめ
- ドコモの利用料金に応じて、ポイントが10%も貯まる
- 同じ特典が付く家族カードを、1枚無料で発行できる
- 一定の年間利用額に達すると、お得なクーポンがもらえる
- ドコモの契約に関わらず、年会費として11,000円が必要である
- 利用料金のうち、10%ポイント付与の対象外となるものがある
- ドコモ未契約の場合には、総合的な還元率が減少してしまう
お得を最大化して受け取る流れ
お得を最大化して受け取る流れ
- 家族内でドコモの支払い額が最も大きくなる人が「dカード GOLD」に申し込む
- 同じくドコモを利用している家族がいる場合は、1枚目が無料の「家族カード」を追加する
- Webエントリーと各種設定後にカードを利用して、キャンペーンの適用条件を満たす
- 光熱費や通信費をまとめて、年間利用額が最低でも税込100万円を超えるように調整する
- 還元額が月間100ポイントを超えそうなら、年会費を払ってでも家族カードと家族を紐づける
(2枚目以降の家族カードは年会費が1,100円発生するが、100ポイント以上なら相殺できる)