年間買取150万件以上の実績を持つという、ブランドバッグや腕時計などを扱う買取業者大手の大黒屋。
今回の記事ではこの「大黒屋」の宅配買取を利用して商品を買い取ってもらう方法と、評価を解説します。
取引の流れ
大黒屋の大きなメリットは「無料宅配キット」が用意されていることです。
ほとんどの買取屋は元払いですが、大黒屋は送料無料かつ買取拒否の返送料も無料となっています。
大黒屋取引の流れ
- 大黒屋 宅配買取センター「0120-188-300」に電話して、事前査定を行う
- 急ぎでない場合は、上の電話かネットから「無料宅配キット」を依頼して取り寄せる
- 商品を「無料宅配キット」もしくは「自身で用意した箱」に入れ、発送する
- 大黒屋 宅配買取センターからの査定結果を待ち、買取の可否を選択する
- 提出した書類により「現金書留」か「振込み」で、商品代金を受け取る
携帯買取の場合
携帯やスマートフォン買取の場合は、別途「大黒屋携帯買取館」が用意されています。
そこでは「簡単オンライン査定」が行えるため、電話不要ですぐに商品の見積もりが行えます。
また詳細な「宅配買取の流れ」や「宅配キットが不要な方」のページもあります。
宅配キットを利用しない場合には「商品」「買取申込書」「身分証明書のコピー」を同梱して発送します。
大黒屋の利点と欠点
大黒屋の利点は前述の通り「往復送料が無料であること」に加え「大手という安心感」にあります。
また中国系の業者とは違い、電話およびメールの相手が日本人であることも評価できることでしょう。
(意思疎通に齟齬が生じにくい、ということです)
ただし気になったのは、事前査定を受けたのちに翌日到着で発送しても買取価格の保証がされないことです。
さらに査定の連絡がメールで送信されたのは、商品が先方に到着してから翌日の夕方17時30分頃でした。
しかも営業時間は18時までにも関わらず、文面には「18時までの返信で翌日手続き」とのことですから、返信が遅れれば再査定が入り、ただでさえ相場を下回っている買取価格が下落しかねません。
つまり査定の遅い大黒屋は「実店舗」もしくは「価格が変動しにくい商品」で利用すべきで、市場の動向で価格が変動しやすい商品には向かないと言えるでしょう。
今回自身は多忙のため実店舗を利用できず、あえなく郵送買取となりました。
――おそらく今後、ふたたび郵送買取を利用することはないと考えます。
- 無料宅配キットを依頼し、送料無料で商品を発送できる
- 自身で発送する場合でも、着払いで受け取ってもらえる
- 宅配買取が不安な場合には、実店舗への持ち込みも可能である
- 事前査定保証がなく、買取価格は実際の査定タイミングに左右される
- 商品の到着から査定まで、中国系の業者に比べると著しく遅い
- 今回試した商品の買取価格は、事前査定から約3割も減少した
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