2017年6月1日より提供が開始された、利用料金がずっと毎月1500円割引となるdocomo with。
今回の記事ではdocomo withを使い、ユニバーサルサービス料のみで維持する方法を解説します。
※注意点
2018年2月1日以降にdocomo withの契約を行なう場合は、下記の月額0円運用はできなくなりました。
運用不可となった理由は、SPモードを外すと割引料金が1200円に減額されるためです。
docomo withとは?
docomo withとは対象機種の購入で、利用料金がずっと毎月1,500円割引となる料金プランです。
割引期間が決まっている月々サポートとは違い、適用終了条件を満たさない限りずっと割引が続きます。
提供開始時点では2機種しかありませんでしたが、2018年1月以降には全5機種から選択できる予定です。
月額0円運用に必要なもの
docomo withの適用に必要なものは、対象端末の購入と必須パケットパックの契約のみです。
ただし月額0円で運用するには、端末の一括購入とシェアパック加入済みの主回線が必要です。
なぜなら月額0円運用の料金プランは、シンプルプラン+シェアオプション限定となるため。
逆にシェアパック加入済みの主回線が存在しない場合には、月額0円運用は不可となります。
ちなみにシェアグループの上限回線数は、ファミリー割引の上限である20回線です。
料金サンプル
docomo withの毎月1500円割引は適用済み。
記載料金は全て税別で、ユニバーサル使用料は除く。
シェア子回線の場合 | 基本プラン | インターネット | パケットパック | 月額料金 |
---|---|---|---|---|
5分を越える通話無料 | カケホーダイ | spモード | シェアオプション | 2000円 |
5分以内の通話無料 | カケホーダイライト | spモード | シェアオプション | 1000円 |
家族内通話無料 | シンプルプラン | spモード | シェアオプション | 280円 |
月額0円運用 | シンプルプラン | × | シェアオプション | 0円 |
端末の購入について
月額0円運用には端末の一括購入が必要ですが、端末の使用は任意です。
要点はdocomo withの適用条件を満たすことで、その条件に端末の継続使用は含まれていないのです。
つまりdocomo withの適用SIMさえ入手できれば、例えSIMフリーのスマホでも月額0円運用が可能。
ただしシンプルプラン(スマホ)を選ぶため、一部の端末では指定外デバイス利用料が加算されます。
指定外デバイスについて
docomo基本プランと一部の端末を組み合わせた場合、指定外デバイス利用料が発生します。
シンプルプラン(スマホ)を例にすると、docomoのタブレットやルーターが指定外デバイスです。
指定外デバイスで通信をすると前者は720円、後者は220円が月額費用に加算されます。
その他の基本プランを選択した場合など、詳しくはdocomo公式の資料を確認すると良いでしょう。
月額0円運用可否端末
指定外デバイス利用料が加算されない、もしくは加算される端末の種類です。
ちなみにSIMフリー端末については「指定外デバイス利用料は通常加算されない」がdocomoの回答。
ただし動作保証を行っていないため「指定外デバイス利用料が加算される場合もある」そうです。
- docomo with対象スマートフォン
- docomoのスマートフォン
- SIMフリー端末(一部を除く)
- docomoのタブレット / ルーター / データカード
月額0円運用の利点と欠点
まず利点は基本料金が月額0円のため、ユニバーサル使用料しか請求されないことです。
つぎに最大20回線までの家族内の通話が無料ですから、時間を気にせず通話することができます。
さらにdocomo withの適用条件を満たす限り、docomo with対象機種から変更することもできます。
対して欠点は主回線にシェアパックが必要なため、少なくとも1人では月額0円運用ができないこと。
そして基本プランがシンプルプラン(スマホ)のため、国内通話は20円/30秒の料金が発生すること。
最後にspモードを外しているため、Wi-Fi環境下でないとインターネットへ接続できないことの3点です。
- 月額0円でスマホを維持できる
- 家族内通話が無料
- docomo with適用条件下なら機種も変更可能
- 主回線にシェアパック契約が必要
- 家族以外の国内通話は20円/30秒
- モバイルデータ通信が利用できない(利用する場合は月額280円)
月額0円運用までの流れ
わかりやすく必須部分だけをまとめました。
docomo with対象端末を利用したくない場合、契約後のSIMをdocomoのスマホに挿せば良いです。
もちろんSIMフリーのスマホでも使用でき、基本的に月額費用の加算もありません。
- docomo with対象端末を一括購入する
- シェアパックの子回線として契約する
- シンプルプランとシェアオプションのみを選択する
実際の運用結果
利用料金の内訳
発生する利用料金は「ユニバーサル使用料のみ」となります。
過去の利用料金
通話無料が適用される対象間の利用であれば、ずっと同じ料金です。