【EPOS】ゲーミングヘッドセット比較【ゼンハイザー】

2021年5月10日

EPOSのゲーミングヘッドセット比較

かつてはゼンハイザーから、現在はEPOS(イーポス)から販売されているゲーミングヘッドセット。
今回の記事ではこの「ゲーミングヘッドセット」の性能や機能を、各価格帯別に解説していきます。

共通の機能

EPOS(ゼンハイザー)のゲーミングヘッドセットおいて、各シリーズで共通する機能です。

インスタントミュート

通常この状態でマイクは有効であり、ボイスチャット利用時に相手に声が伝わる状態です。

インスタントミュート

この状態からマイクを上に上げると、小さなクリック感ののちにミュート化することができます。
この機能は咄嗟にミュートにしたい時に極めて有用であり、自身が選択する最たる理由です。

インスタントミュート-2

ボリュームコントロール

各ヘッドセットのイヤーカップに搭載されているダイヤルを回すことで、ヘッドホンの音量を調整できる機能です。

ボリュームコントロール

アナログ接続

EPOS(ゼンハイザー)のゲーミングヘッドセットは、ほとんどのモデルが「アナログ接続」です。
ここでいうアナログ接続とは、ステレオミニプラグ(所謂ヘッドホン端子)を利用した接続方法のことです。

アナログ接続

アナログ接続の欠点として接続先が「3極ジャック×2」と「4極・ジャック×1」に分かれていることですが、ヘッドセットに変換プラグが同梱されているため安心です。

アナログ接続-2

アナログ接続の利点は無線と違い遅延がまずないこと、充電不要で何時間でも連続使用できること、バッテリーを搭載していないため比較的軽量であること、そしてマイクの音量が少ない時に「マイクアンプ」を利用して音量調節が可能であることなどが挙げられます。

「AT-MA2」 マイクロホンアンプ レビュー

マイクロホン端子のないAV機器でマイク収音が可能な、マイクロホンアンプのAT-MA2。
今回の記事では任意のマイクを接続して拡声も行える、このアンプをレビューします。

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旧モデル

GAME ONEとGAME ZEROは、ゼンハイザーとして販売されていた「定番のゲーミングヘッドセット」です。
発売当時はもちろん、様々な競合が存在する現在においても利用者は少なくありません。

GAME ONEとGAME ZEROの違い

  • GAME ONE ⇒ 開放型のモデル。耳を包み込むソフトなベルベット素材のイヤーパッドを採用しており、長時間のゲームも快適にプレイできる
  • GAME ZERO ⇒ 折りたたんで持ち運べるデザインを採用した密閉型のモデル。携帯性に優れた、ハードキャリーケースが付属している
旧モデルGAME ONEGAME ZERO
メーカー公式価格23,800円
タイプ開放型密閉型
ケーブル長3m/1.2m
接続端子3.5mm×2(変換対応)
ヘッドホン周波数特性15 ~ 28000Hz
インピーダンス-
音圧レベル116dB108dB
マイク周波数特性50 ~ 16000Hz
マイク感度-38dBv/Pa
重量約300g
品番/製品番号10002361000235
EANコード57147080003725714708000365
UPCコード840064400374840064400367
保証期間2年

エントリー

EPOSブランドで販売されているゲーミングヘッドセットの中で、お手頃価格の「GSP300シリーズ」です。
ただし型番は違うものの全て性能はほぼ同一であり、主な違いは筐体のカラーのみだと言えるでしょう。

GSP300シリーズの違い

  • GSP300 ⇒ ブラックを基調に、ブルーが目を惹くスタンダードモデル
  • GSP301 ⇒ ホワイトとブラックを採用した、カラーバリエーションモデル
  • GSP302 ⇒ 全てをブラックで統一した、カラーバリエーションモデル
  • GSP350 ⇒ ブラックとカラーを採用した、USB接続のモデル。Surround Dongle Softwareを利用して、Dolby7.1チャンネルサラウンドサウンドにも対応する
エントリーGSP 300GSP 301GSP 302GSP 350
メーカー公式価格12,800円-
接続方式有線
タイプ密閉型
ケーブル長2m1.7+1.2m
接続端子3.5mm×2(変換対応)USB
ヘッドホン周波数特性15 ~ 26000Hz
インピーダンス19Ω
音圧レベル113dB
マイク周波数特性10 ~ 24000Hz10 ~ 15000Hz
マイク感度-41dBv/Pa
重量約290g-
品番/製品番号100023810002401000242-
EANコード571470800039657147080004195714708000433-
UPCコード840064400398840064400411840064400435-
保証期間2年

ミドルクラス

EPOSで取り扱われているゲーミングヘッドセットを価格帯で分けた時、ちょうど中央のモデルです。
あまり安価なヘッドセットは不安だ」という方に適した、競合含めて外れが少ない価格帯だと言えます。

ミドルクラスの違い

  • H3 ⇒ GSPというシリーズ名が外れた、2021年4月20日発売の最新モデル。カラーはブラックとホワイトが選べ、ヘッドホンの周波数特性も広く設計されている
  • GSP 370 ⇒ GSP300シリーズに属しながらも、ワイヤレスを採用したことで中価格帯に位置するモデル。1回のフル充電で最長100時間使用でき、EPOS Gaming Suiteにも対応している
  • GSP 500 ⇒ EPOSとして販売しているゲーミングヘッドセットの中では珍しい、開放型のモデル。イヤーカップにメタル製の2軸ヒンジを採用し、全体的に耐久性を向上させている
  • GSP 550 ⇒ GSP 500とは違い、アナログ接続ではなくUSB接続を採用したモデル。GSP 350と同様に、ソフトウェアの導入でDolby7.1チャンネルサラウンドに対応する
ミドルクラスH3GSP 370GSP 500GSP 550
メーカー公式価格15,800円26,800円-
接続方式有線無線有線
タイプ密閉型開放型開放型
ケーブル長2m1.5m2.5m/1.5m1.7+1.2m
接続端子3.5mm×2(変換対応)ワイヤレス3.5mm×2(変換対応)USB
ヘッドホン周波数特性10 ~ 30000Hz20 ~ 20000Hz10 ~ 30000Hz
インピーダンス20Ω-28Ω
音圧レベル124dB117dB107dB
マイク周波数特性10 ~ 18000Hz100 ~ 6,300Hz10 ~ 18000Hz
マイク感度-47dBv/Pa-41dBv/Pa-47dBv/Pa
重量約270g約285g約358g
品番/製品番号100088810002311000243-
EANコード571470800689357147080003275714708000440-
UPCコード840064406895840064400329840064400442-
保証期間2年

フラグシップ

無骨なデザインが特徴的な「GSP 500」を密閉型にした、最上位に当たる「GSP 600シリーズ」です。
GSP 600 / GSP 601 / GSP 602がカラーが異なる点、GSP 670はワイヤレス接続である点が違います。

フラグシップの違い

  • GSP 600 ⇒ GSP 600シリーズの標準モデルで、GSP 500との大きな違いは密閉型であること。細かい点を挙げれば、ヘッドホンの音圧レベルが107dBから112dBへと変化している
  • GSP 601 ⇒ ホワイトとゴールドを採用した、カラーバリエーションモデル。イヤーパッドの素材はスエード調。付属のカバープレートを付け替えれば、ホワイトで統一することもできる
  • GSP 602 ⇒ 本体にネイビー、イヤーパッドにブラウンを採用した、カラーバリエーションモデル。GSP 601と違い、イヤーパッドの素材がレザー調である
  • GSP 670 ⇒ Bluetoothで同時ペアリングが行える、デュアル接続対応モデル。チャットとゲームの音量を別々にコントロールでき、EPOS Gaming Suiteを使えばさらに詳細な機能調整が可能となる
フラグシップGSP 600GSP 601GSP 602GSP 670
メーカー公式価格28,800円41,800円
接続方式有線無線
タイプ密閉型
ケーブル長2.5m/1.5m1.5m
接続端子3.5mm×2(変換対応)ワイヤレス
ヘッドホン周波数特性10 ~ 30000Hz10 ~ 23000Hz
インピーダンス28Ω-
音圧レベル112dB
マイク周波数特性10 ~ 18000Hz10 ~ 7,300Hz
マイク感度-47dBv/Pa
重量約395g約398g
品番/製品番号1000244100041310004141000233
EANコード5714708000457571470800214757147080021545714708000341
UPCコード840064400459840064402149840064402156840064400343
保証期間2年

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