見やすい画面と簡単操作が特徴的な、ドコモのらくらくスマートフォンシリーズ。
今回の記事ではらくらくスマートフォン4と、らくらくスマートフォンmeの違いを解説します。
デザインの違い
まずはカラーについて。
らくらくスマートフォン4(F-04J)のカラーは、全3色です。
対してらくらくスマートフォンme(F-03K)のカラーは、全4色です。
つぎに外観を詳しく見ていくと、似たようなデザインでありながら2つの違いがあります。
F-04Jには存在する「赤外線ポート」と「ワンタッチブザー」が、F-03Kでは非搭載となっています。
スペックの違い
- F-04JとF-03Kの基本性能はほぼ同じ
- F-03Kは標準でAndroid 7.1.2採用済み
- F-04Jは赤外線通信を搭載している
| 項目 | F-04J | F-03K |
|---|---|---|
| サイズ(幅・高さ・厚み) | 約67mm×約137mm×約9.9mm | |
| 質量 | 約138g | |
| ディスプレイ | 約4.5インチ(720×1280) | |
| パネル | 有機EL | |
| OS | Android 6.0 | Android 7.1.2 |
| CPU | MSM8953(2.0GHz×8) | |
| RAM | 2GB | |
| ROM | 16GB | |
| 外部メモリ | microSDXC(256GBまで) | |
| アウトカメラ | 約1310万画素 | |
| インカメラ | 約510万画素 | |
| 受信速度 | 最大150Mbps | |
| 送信速度 | 最大50Mbps | |
| 連続待受時間(LTE) | 約580時間 | 約560時間 |
| 連続通話時間(VoLTE) | 約690分 | 約800分 |
| 電池容量 | 2100mAh | |
| 電池持ち時間 | 約90時間 | 約95時間 |
| 充電時間 | 最速約130分 | |
| Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | |
| Bluetooth | Ver.4.2 | |
| 外部接続 | microUSB | |
| 防水 | IPX5 / IPX8 | |
| 防塵 | IP6X | |
| テレビ | ワンセグ | |
| SIM | nanoSIM | |
| VoLTE | 対応 | |
| ハイレゾ | × | |
| 赤外線通信 | 対応 | × |
| テザリング | 最大15台 | |
F-04Jが優位な点
らくらくタッチパネル
ボタンを押すような感覚で入力できる機能のことです。
通常タッチパネルは「触れること」で反応しますが「押すこと」で反応します。
しかも入力反映時は小さな振動が発生するため、ボタン入力がわかりやすい設計。
そのためスマートフォンに不慣れな方でも、誤操作を減らすことができます。
ちなみに慣れてきたら、らくらくタッチパネルをオフにすることもできます。
音声読み上げ機能
画面を3本指でたたくことで、画面表示を読み上げる機能のことです。
表示している画面内の項目がわかりにくい場合に、きっと役立つことでしょう。
ワンタッチブザーと赤外線通信
どちらも背面に存在する、F-03Kでは利用できない機能です。
前者は背面左のボタンをずらすことで、緊急時に大音量の音を鳴らします。
一方後者はガラケーとの通信に役立つ、昨今では採用が少なくなっている機能です。
ちなみに赤外線ポートの位置は、背面中央のカメラ下となっています。






