粘着ゲルと真空吸盤を採用したことで保持性を高めた、トラック対応車載タブレットホルダーのGP PRO。
今回の記事ではこの「GP-PRO」の特長と、不良品に遭遇した際のサポート対応について解説します。
GP-PROの特長
タブレットホルダー「GP-PRO」の特長まとめ
- 強力に張り付き取れにくい、粘着ゲルと真空吸盤を採用している
- 7インチから10.5インチまでの、あらゆるタブレットに対応している
- 揺れを抑える設計のため、トラックにも設置することができる
- タブレットの向きを自由に変更できる、360度回転機構を備えている
- 一部のタブレットカバーを装着したまま、固定することができる
GP-PROの外観
パッケージには厚紙が採用されており、写真が多く使われています。
パッケージ背面では、製品型番とバーコードに加え製造国が確認できます。
商品内容はタブレットホルダー本体と、スタンド部分、
取扱説明書、メッセージの合計4点です。
ホルダー部分は伸縮が可能となっており「107~220mm」までのタブレットに対応します。
また厚みは「10~19mm」までの対応であり、一部のタブレットケースなら装着したまま取り付け可能です。
ホルダーと接続するスタンド部分です。
スタンド部分のアームの可動域は広く、位置の固定も行えます。
スタンドの底面には、粘着ゲルと真空吸盤を採用しています。
タブレットホルダーを使用するには、まず「スタンド部分の先端にある部品」を取り外します。
その後このようにホルダーの裏面に取り付ければ、タブレットの向きを自由に回転できます。
実際にタブレットを取り付けた、設置イメージです。
しかしこの画像には致命的な欠陥があり、使用することができない状態です。(後述)
タブレットホルダーを車に設置する流れ
タブレットホルダーの設置フロー
- 商品の内容を確認し、スタンド部分とホルダー固定部分を接続する
- タブレットホルダーを固定する位置を決め、設置面の汚れを取り除く
- 吸盤に少し水を付け、可能な限り空気が入らないよう車内の水平面に設置する
- 吸盤上部のレバーを倒し、夏場なら3~7日、冬場なら7~10日ほど水の乾燥を待つ
- ホルダー部分にタブレットを取り付け、タブレットホルダーの使用を開始する
設置方法の解説動画
どちらも取扱説明書で紹介されている、メーカーの解説動画です。
どうやら外部サイトの埋め込みが許可されていないようなので、リンク先から確認して下さい。
製品の組立方法
https://www.youtube.com/watch?v=Cn-FwZqWGTY
車への設置方法
不良品と正常品の違い
前述した「致命的な欠陥」とは、タブレットを固定する部品が不良品で「固定できない」という点です。
画像と同じくこのイメージ図も左が「不良品」で、右が「正常品」です。
不良品はそもそもタブレットが前方に倒れますし、クッション材がないため僅かな振動で脱落します。
2つの違いはタブレットの接触面だけですから、背面の仕様は変わりません。
実際に2つのホルダー部分を比較したところです。
正常品には、タブレットが前方に倒れることを防止する「爪」があります。
またタブレットの裏面を守るクッション材が、爪の部分にも採用されています。
タブレットを正常品に固定した、本来あるべき取り付けイメージです。
販売元(夢屋)の対応について
私が不良品だと気づいた理由は、当初から構造上の問題を疑い、Amazon.co.jpのレビューを確認したことにあります。
この製品は比較的レビューが良好で、タブレットの固定ができないことが本来の仕様であれば、そのような評価を受けるわけがありません。
レビューに掲載されていた画像を確認したところ、自身に到着した製品にはない爪が存在。
そのため販売元の「夢屋」に、Amazon.co.jpのアカウント内にある「メッセージ」で連絡を取りました。
夢屋の回答レスポンスは極めて早く、また対応に問題は見られず。
症状を伝えると住所に新しい正常品が送られ、連絡からわずか数日で車への再設置が完了しました。
レビューまとめ
低価格ながらタブレットホルダーとしての機能に疑いようのない、コストパフォーマンスに優れた製品です。
全体的にシンプルな構造で、ボールジョイントの部品取り付けに手間取ること以外に問題は見られません。
設置に関する注意点は「設置する際に水を利用する」ことと「完全に吸盤の水が乾いてから利用する」こと。
そのほか仮に不良品に当たってしまっても、販売元に連絡すれば正常品が送られてくるため安心です。
全体で気になる点はメーカー保証が6ヶ月であることと、実際の保持性が未知数であること。
自身の車のダッシュボードでは1週間でスタンドが脱落したため、今後の状況に期待したいところです。
いまのところ設置場所をダッシュボードからフロントガラスに変更しましたが、試しに引っ張ってもビクともしなかったことをここに記しておきます。
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