2021年8月27日の発売当日に一括0円で購入可能と判明したことから、俄に盛り上がっているhome 5G。
今回の記事では実際に「一括0円」でhome 5Gを入手した私が、最低料金とよくある質問を解説します。
home 5Gとは?
契約後、コンセントに挿すだけでWi-Fiを構築できる「工事不要のインターネットサービス」のことです。
docomoの5Gネットワークと無制限通信に対応しており、契約を躊躇させてしまう定期契約も不要です。
引用元:home 5G | NTTドコモ
home 5Gの月額料金
home 5Gの月額料金は、消費税込みで「4,950円」です。
現時点での対応端末は「HR01」に限られ、39,600円という端末価格は基本的に36回払いで設定します。
ただしこれは月々サポート割引が「-1,100円×36回」となっているため、ちょうど36ヶ月で相殺されます。
つまり36ヶ月以内に解約しない限り端末費用は請求されず、端末価格が実質0円となります。
home 5Gの料金 | 内容 |
---|---|
契約事務手数料 | 3,300円 (オンラインショップは0円) |
月額基本料金 | 4,950円 |
端末料金(HR01) | +1,100円×36ヶ月間 |
月々サポート割引 | -1,100円×36ヶ月間 |
月間請求金額 | 4,950円 |
home 5Gの利点と欠点
home 5Gの利点と欠点をまとめました。
- 月額わずか4,950円でありながら、快適なドコモの5G/4Gネットワークが使い放題である
- 端末割賦の場合に36ヶ月使えば残債が請求されず、そもそも定期契約自体が存在しない
- ドコモ光と同様、家族回線の携帯料金が割引される「home 5G セット割」が受けられる
- 当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多い場合、制限を受ける可能性がある
- 家族回線内にすでにドコモ光がある場合、携帯料金に対するセット割引は重複しない
- 設置場所でしか利用できず、引っ越しした際には住所変更を行わなければならない
一括0円とは?
ある家電量販店グループで行われている、対応端末HR01の「39,600円割引」のことです。
これによりHR01が一括0円で購入できるうえ、毎月1,100円の月々サポート割引も受けられます。
第1弾
第1弾の期限は「8月末まで」でした。
\本日発売開始!/
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第2弾
第2弾の期限は「9月末まで」となっています。
\9月度も継続致します!/
エディオンでは9月30日までに「ドコモhome5G」をご契約の方に、端末代金39,600円(税込)を一括0円で販売!お得なこの機会に是非お買い求め下さい😃
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一括0円と家電値引きはどちらが得?
上記で紹介した家電量販店グループでは「一括0円」と「33,000円の家電値引き」が選択できます。
シンプルに比較するなら「39,600円値引き」になる、前者の一括0円のほうがお得です。
後者の「差し引き6,600円損する家電値引き」を選ぶ理由があるとすれば、
「今すぐ欲しい家電があるが手持ちがない」
「月額費用は本来の4,950円で構わない」
――という人くらいでしょうか。
キャンペーン比較 | 一括0円 | 家電値引き |
---|---|---|
契約事務手数料 | 3,300円 | |
月額基本料金 | 4,950円 | |
端末料金 | 0円 | +1,100円×36ヶ月 |
月々サポート割引 | -1,100円×36ヶ月 | -1,100円×36ヶ月 |
36ヶ月目までの料金 | 3,850円 | 4,950円 |
37ヶ月目からの料金 | 4,950円 | |
家電値引き | なし | -33,000円 |
3年間利用時のコスト | 141,900円 | 181,500円 |
コストの内訳 | 3,300円+3,850円×36ヶ月 | 3,300円+4,950円×36ヶ月 |
コスト差額 | -39,600円 | - |
最低月額料金とは?
最低月額料金は、端末を一括0円で購入した時の「月額3,850円」だと言えます。
しかし実際の請求金額は、ユニバーサルサービス料などの影響で月額3,854円となります。
よくある質問
契約事務手数料は?
実店舗の場合「3,300円」で、最初の請求月に加算される
ただし一部のドコモショップの場合は、頭金という名目で「礼金」を要求される可能性あり
またドコモオンラインショップで契約する場合、この3,300円の契約事務手数料は発生しない
月額料金は?
ベースは「月額4,950円」になると認識すべきである
ただし端末を一括購入すると、月々サポートのみが残るため「月額3,850円」となる
この月額3,850円は36ヶ月続き、37ヶ月から「4,950円」に戻る
定期契約は?
home 5Gの契約に関して、定期契約がそもそも存在しない
home 5Gの契約にドコモの既存契約すら必要なく、過去に「やらかし」がない限り契約できると推測される
帯域制限は?
当日を含む直近3日間のデータ利用量が多い場合、帯域制限がかかる可能性がある
この「3日間のデータ利用量」は非公開となっており、何GBという回答は一切なされていない
利用場所は?
申し込み時に設定した「設置場所」に限定される
通電時に位置情報が固定されるため、ドコモショップでも契約時の通電は厳禁とされている
もし引っ越しなどで設置場所を変更したい場合、月に1度のみ許容される
それ以上の変更はドコモの裁量となるため、いまのところ検証待ちである
通信速度は?
5Gと4Gネットワークの両方に対応しており、電波状況に影響されるとはいえ5Gが優先される
5G通信時の最大受信速度は4.2Gbpsではあるが、Wi-Fiでの最大速度はWi-Fi 6対応端末でも1201Mbpsである
一方で有線LANポートの規格は「1000BASE-T」であり、無線と有線のどちらが有利かも検証待ちである
MNPの対象か?
ポートアウト、ポートインともに対応していない
みんなドコモ割のカウント対象か?
みんなドコモ割のカウント対象とはならない
ただしドコモ光が存在しないファミリー回線に組み込めば、お得な「home 5G セット割」が適用される
このhome 5G セット割が適用されると、対象プランを利用しているスマホの月額料金が割引となる
しかもこの割引はファミリー回線全体に作用するため、ファミリー回線が多いほど有利に働く
home 5GとSoftbank Airの違い
ちなみに「home 5GとSoftbank Airの違い」は、別記事で詳しく解説しています。
-
【月額料金】ドコモのhome 5GとSoftbank Airの違い【通信速度】
データ量無制限で使えるドコモのhome 5Gと、工事不要なため利用者の多いソフトバンクのSoftbank Air。
今回の記事ではこの「home 5G」と「Softbank Air」の月額料金や通信速度、違約金の違いを比較します。続きを見る
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