【HyperX】Cloud IIとCloud Alphaの違い【ヘッドセット】

プロゲーマーによく使われるゲーミングヘッドセットとして一定の評価を持つ、KingstonのHyperX Cloud II。
今回の記事ではこの「HyperX Cloud II」と、後発となる「Cloud Alpha」の性能や機能の違いを解説します。

1 Cloud IIとは？
2 Cloud Alphaとは？
3 各ヘッドセットの性能比較
4 各ヘッドセットの価格比較
- 4.1 Cloud II
- 4.2 Cloud Alpha
5 Cloud IIとCloud Alphaの違い

Cloud IIとは？

2015年2月10日に発売された「USBオーディオコントロールボックス」付属のゲーミングヘッドセットです。
そのためWindows PC、Xbox One、PS4、Wii U、Macなど、接続先のデバイスを選びにくい利点があります。

Cloud Alphaとは？

2017年9月21日に発売された「インライン音量コントロールボックス」付属のゲーミングヘッドセットです。
歪みを抑える「HyperXデュアルチャンバードライバー」を採用し、よりクリアな高音質を追求しています。

ちなみにCloud Alphaは「過去自身が商品提供を受けてレビューしたヘッドセット」でもあります。

: HyperX Cloud Alpha ゲーミングヘッドセットレビュー

2017年9月21日にKingstonより発売となる、ゲーミングヘッドセットのHyperX Cloud Alpha。
今回はHyperXデュアルチャンバードライバーを搭載した、このヘッドセットをレビューします。

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各ヘッドセットの性能比較

リンク先の公式情報を参考にした、各ゲーミングヘッドセットの性能比較です。
項目が空欄になっているものは、片方に記載があり、片方に記載がないものです。

性能比較	Cloud II	Cloud Alpha
カラー	ガンメタリックレッド	レッドゴールドパープル
型番	KHX-HSCP-GM KHX-HSCP-RD	HX-HSCA-RD/AS HX-HSCA-GD/NAP HX-HSCA-PL
発売日	2015年2月10日	2017年9月21日
ドライバー	ネオジム磁石ダイナミック53mm径	ネオジム磁石カスタムダイナミック50mm径
動作原理	密閉型
周波数応答	15Hz ～ 25,000 Hz	13Hz ～ 27,000Hz
公称インピーダンス	60Ω	65 Ω
公称SPL	98±3dB	98dBSPL/mW (1kHz時)
T.H.D.	2%未満	1%未満
耐電力特性	150mW	-
イヤーサウンドカップリング	サーカムオーラル
周囲騒音の減衰	約20dBa	-
ヘッドバンド圧	5N	-
重量	320g	298g
重量（マイク＋ケーブル）	350g	336g
ケーブルの脱着	不可	可能
ケーブルの長さとタイプ	1mのケーブル 2mの延長ケーブル	1.3mのケーブル 2mの延長ケーブル
接続	ミニステレオプラグ	ミニステレオプラグ（4極）延長ケーブル（3極×2）
コントローラーボックス	USB接続	アナログ接続
マイク
トランスデューサタイプ	バックエレクトレットコンデンサー	エレクトレットコンデンサー
動作原理	圧力勾配	-
極性パターン	カージオイド	-
電源	AB電源	-
電源電圧	2V	-
電流消費	最大0.5 mA	-
公称インピーダンス	2.2kオーム以下	-
開路電圧	f = 1 kHz:20 mV / Pa	-
周波数応答	50 ～ 18,000 Hz
THD	2%（f = 1 kHz時）	-
最大SPL	105dB SPL （THD≤1.0%、1 KHz）	-
マイク出力	-39±3dB	-43dBV （0dB=1V/Pa、1kHz）
マイクのブーム長	150mm（グースネックを含む）	-
カプセル径	6径	-
接続	ステレオミニプラグ

各ヘッドセットの価格比較

記事掲載時点では、特選タイムセール対象のため「同価格」となっています。

Cloud II

HyperX Cloud II ゲーミングヘッドセット 7.1バーチャルサラウンドサウンド対応 USBオーディオコントロールボックス付属ガンメタル 2年保証 KHX-HSCP-GM

ハイパーエックス(HyperX)

Cloud Alpha

HyperX Cloud Alpha ゲーミングヘッドセットインライン音量コントロールBox付属レッド 2年保証 HX-HSCA-RD/AS

ハイパーエックス(HyperX)

Cloud IIとCloud Alphaの違い

Cloud IIとCloud Alphaを比べた時、共通する部分はいくつかあります。

まず4極のステレオミニプラグを採用しており、ヘッドホンとマイクが1つのケーブルで接続できることです。
つぎに脱着式のノイズキャンセリングマイクにより、不要な場合は取り外して使えるためスマートです。

あとは遮音性に優れた密閉型で「耐久性に優れたアルミフレーム」を備えている点などでしょうか。

Cloud Alphaは50mmデュアルチャンバードライバーを採用し、クリアな音質を実現している
Cloud Alphaは13Hz ～ 27,000Hzに対応しており、低音・高音ともに音域が広い
Cloud Alphaは本体重量がわずかに軽く、メインのケーブルを取り外すことができる
Cloud Alphaには、USBオーディオコントロールボックスが付属していない
Cloud Alphaは、7.1バーチャルサラウンドサウンドやHi-Fi対応が明記されていない