【iPhone 15】SIMフリー版とキャリア版の違い【利点と欠点】

2023年9月20日

iPhone 15:SIMフリー版とキャリア版の違い

毎年iPhoneが発売される時期になると決まって問い合わせが増える、SIMフリー版とキャリア版の違い。
今回の記事ではこの2つの「iPhone 15」の違いについて、メリットとデメリットを比較しながら解説します。

引用元:Apple

SIMフリー版とキャリア版の違い

iPhoneのSIMフリー版とキャリア版の違いとして主に挙げられるのは、下記の3点です。
しかしながら2023年9月の現時点において、これら全ては誤りだと言えます。

SIMフリー版とキャリア版の違い

  • SIMフリー版はSIMロックがない
  • SIMフリー版は単体購入ができる
  • SIMフリー版は本体価格が安い

1️⃣SIMロック ⇒ キャリア版でも2022年10月1日(土)以降は原則存在しない
2️⃣単体購入 ⇒ キャリア版でも白ロム(移動機物品販売)という名目で購入できる
3️⃣安い ⇒ SIMフリー版が元の価格。キャリア版が割高になっているだけ

注意すべきはSIMロックで、かつてdocomoで購入したiPhoneはauで使う前にSIMロック解除が必要でした。
しかし現在はSIMロック解除された状態で販売されており、SIMロック解除の操作は不要となっています。

とはいえキャリア版のiPhone 12以前はSIMロックがかけられていますから、事前に解除しておきましょう。
SIMロックありでは購入したキャリアのSIMしか認識せず、音声通話やデータ通信を行うことができません。

SIMロックの解除はWebで行う方法が早いうえにコストがかからず、実店舗の場合は別途費用が発生します。
補足としてこれらはiPhoneの話であり、Androidの場合は仕様自体が異なることがあるため注意が必要です。

キャリア版の利点

前回の記事でまとめたとおり、キャリア版のiPhoneはSIMフリー版のiPhoneに比べて「数万円高価」です。
数万円高価なキャリア版のiPhoneに価格差なりの価値があるかというと、双方に機能の違いはありません。

にも関わらず価格差がある状態での販売が受け入れられている理由は、その購入方法に違いがあります。

SIMフリー版の購入場所はAppleの実店舗やオンラインショップ、そして一部の家電量販店に限られます。
しかしキャリア版であれば街中に点在する各キャリアショップで購入できるため、入手しやすいと言えます。

またキャリア版は残価型の割引キャンペーンが利用でき、返却前提なら2年間の維持費用を安くできます。
さらにキャリア独自の補償に加入できるうえ、キャリアによってはショップで修理受け付けが可能です。

これらの理由が数万円の価格差を生んでいるため、あなたの利用環境に応じて選択すべきでしょう。

自身の経験上「近くのキャリアショップで見てもらいたい」という声は、これまで数多くありました。
とくに田舎の場合はAppleが認定している修理受付場所が遠くにあるため、大変不便で億劫なのです。

【iPhone 15】各キャリアの価格比較【SIMフリー】

2023年9月22日(金)に発売されることで話題となっている、Appleの最新スマートフォンであるiPhone 15。
今回の記事ではこの「iPhone 15」の価格を、docomo / au / SoftBank / Rakutenの全キャリアで比較します。

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参考リンク:LINEMO

SIMフリー版とキャリア版のまとめ

AndroidではなくiPhoneの場合、SIMフリー版とキャリア版の違いは昔に比べると少なくなったと言えます。
大まかに分けると詳しい人は前者、キャリアのサポートを利用する場合は後者を購入すべきでしょうか。

  • キャリア版はキャリアの割引キャンペーンが使える
  • キャリア版はキャリア独自の補償サービスに入れる
  • キャリア版は修理可能な場所が増え便利である(条件あり)
  • キャリア版はSIMフリー版よりも割高である
  • SIMフリー版は購入できる場所が少ない
  • SIMフリー版は返却型の購入方法に対応できない

残価型の割引施策について

iPhoneに限らず昨今のスマートフォンは高価ですから、各キャリアには残価型の割引施策が存在します。
このキャンペーンを利用すれば約2年利用したスマホを、返すか返さないかという選択が可能となります。

・docomo ⇒ いつでもカエドキプログラム
・au ⇒ スマホトクするプログラム
・SoftBank ⇒ 新トクするサポート
・Rakuten ⇒ 楽天モバイル買い替え超トクプログラム

仮にスマホを返却する場合は、申請した時点以降に発生する端末料金(残価)の支払いが免除されます。
逆にスマホを返却しない場合は残価が再分割され、そのまま24ヶ月間継続して支払い続けることになります。

ドコモのiPhone 15の価格

この割引施策は無料かつ無金利で利用できますから「新しいスマホを使いたい、または変更する可能性がある人」は約2年で返却すべきですし、対して「一括で支払う余裕がない、または購入したスマホを使い続けたい人」であれば48ヶ月で完済して自分の所有物にできます。

いつでもカエドキプログラム

今買うべきiPhoneは?

ちなみに「今買うべきiPhoneは?」は、別記事で詳しく解説しています。

【iPhone 15】SIMフリー版とキャリア版の違い【利点と欠点】

毎年iPhoneが発売される時期になると決まって問い合わせが増える、SIMフリー版とキャリア版の違い。
今回の記事ではこの2つの「iPhone 15」の違いについて、メリットとデメリットを比較しながら解説します。

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引用元:ドコモ

 
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