【iPhone SE】第3世代と第2世代の違い【性能比較】

2022年3月12日

iPhone SE 第3世代と第2世代の違い

2022年3月18日(金)に発売されることが決定した、Touch IDを引き続き搭載するiPhone SE(第3世代)。
今回の記事ではこの「iPhone SE(第3世代)」と、これまで販売されていた第2世代との違いを解説します。

性能の違い

性能の違い

iPhone SEシリーズの違いを、公式の資料を参考にまとめて比較してみました。
iPhone SE(第3世代)とiPhone SE(第2世代)の違いは少なく、ざっくり解説すると下記のとおりです。

iPhone SE(第3世代) ⇒ 指紋認証搭載のiPhone 13廉価版。4Gに加え5Gにも対応する
iPhone SE(第2世代) ⇒ 指紋認証搭載のiPhone 11廉価版。一括1円で投げ売り中!

iPhone SE 性能比較第3世代第2世代第1世代
ディスプレイ4.7インチ4インチ
ネットワーク5G4G
背面カメラ1200万画素(広角)
CPUA15 BionicA13 BionicA9
ビデオ再生最大15時間最大13時間
生体認証Touch ID
筐体ガラスの前面と背面
航空宇宙産業レベルのアルミニウム
-
耐水性能水深1mで最大30分間-
容量64 / 128 / 256GB64 / 128GB32 / 128GB
解像度1,334 × 7501,136 × 640
コントラスト比(標準)1,400:1800:1
True Toneディスプレイ搭載-
色域広色域ディスプレイ(P3)フルsRGB規格
触覚タッチ搭載-
最大輝度625ニト(標準)500ニト(標準)
高さ138.4 mm123.8 mm
67.3 mm58.6 mm
厚さ7.3 mm7.6 mm
重量144 g148 g113 g
防沫 / 耐水 / 防塵IP67等級-
通信方式4G LTE-Advancedギガビット級LTE4G LTE

引用元:iPhone - モデルを比較する

機能の違い

機能の違い

iPhone SE(第3世代)とiPhone SE(第2世代)の機能の違いを詳しく見てみましょう。

  • 従来の4Gに加え、最新の5G(sub-6 GHz)に対応している
  • A15 Bionicを搭載したことにより、レスポンスがさらに快適である
  • バッテリーの駆動時間が僅かに改善している(ビデオ再生時間比で+15%)
  • 背面のガラスが、iPhone 13シリーズと同じ水準に強化されている
  • ストレージ容量として、従来の64GB / 128GBに加えて256GBが選べる
  • iPhone SE(第2世代)と比べて4g軽い、144gを実現している
  • カメラ機能のDeep Fusion、写真のスマートHDR 4、フォトグラフスタイルに対応している
  • フロントカメラで、60fpsでの1080p HDビデオ撮影に対応している
  • フロントカメラで、1080pスローモーションビデオ(120fps)に対応している
  • センサーにGLONASS、Galileo、QZSS、BeiDouを内蔵している(GNSSは表記なし)
  • CDMA EV-DO Rev. A(一部のモデル)が非対応である
  • ギガビット級LTEから、4G LTE-Advancedに劣化した?(※)
  • 性能や機能の向上に伴い、販売価格が少し上昇している(+8,000円)

※ギガビット級LTEの表記は「iPhone Xs」からで、下位の「iPhone X」は4G LTE-Advanced表記です。
 つまりAppleは4G LTE-Advancedよりも、ギガビット級LTEを上位に位置づけていることがわかります。
 そのためなぜ後発のiPhone SE(第3世代)が、4G LTE-Advanced表記なのかは疑問の余地があります。

価格の違い

価格の違い

iPhone SE(第3世代)とiPhone SE(第2世代)の価格の違いです。

SIMフリー

iPhone SE(第2世代)の記載価格は、価格改定後のものを採用しています。

SIMフリー第3世代第2世代価格差
64GB57,800円49,800円+8,000円
128GB63,800円55,800円+8,000円
256GB76,800円販売終了-

キャリア

Rakutenの価格は、上記のSIMフリー版と「同一」です。
Rakuten以外で比べると64GBならdocomoが、128GBと256GBなら「SoftBank」が最も安いです。

キャリアdocomoauSoftBankRakuten
64GB65,230円65,335円67,680円57,800円
128GB75,097円75,190円74,880円63,800円
256GB94,248円93,720円90,000円76,800円

iPhone SE(第3世代)は買いなのか?

iPhone SE(第3世代)は買いなのか?

iPhone SE(第3世代)は性能やカメラの機能、そして5Gネットワーク対応という点で優位です。

最新のiPhone 13と同じCPUを備え、コロナ禍でも役立つ指紋認証の需要は小さくないでしょう。
それでいて価格差は「+8,000円」ですから、十分購入を検討して良い水準にあると言えます。

――もっともそれは、双方が「本体価格そのままで販売されていたら」という仮定の話。

すでに発売済みのiPhone SE(第2世代)は、去年夏頃から買い切りの「一括1円」で販売されています。
販売先によってはさらに追加の特典がありますから、iPhone SE(第2世代)にお金がついてくる状況です。

今後発売されるiPhone SE(第3世代)に同様の特典がつかない限り、コストパフォーマンスは劣悪の一言。
よほど「A15 Bionic」と「5G対応」に魅力を感じなければ、急いでiPhone SE(第2世代)を確保すべきです。

ちなみに「iPhone SEを一括1円で入手する方法」は、別記事で詳しく解説しています。

【楽天モバイル】iPhone SEを一括1円で入手する方法【期間限定】

ついに2022年2月22日から他キャリアの一括1円に並ぶ、iPhone SEの「実質0円」を始めた楽天モバイル。
今回の記事ではこの「実質0円の仕組み」と、実質マイナスとなるキャンペーンの詳細を解説します。

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