3GBプランが550円から提供されるirumoの登場により、2023年6月30日で新規受付終了となる5Gギガライト。
今回の記事ではこのirumoと「5Gギガライト」の料金を比較し、プラン変更をすべきかについて解説します。
irumoとギガライトの料金比較
irumoと5GBギガライトの料金について、それぞれに適用可能な「割引の有無」でまとめました。
(※これ以降5GBギガライトは「ギガライト」と表記します)
各種割引なし
まず「各種割引なし」の比較では、全プランでギガライトに比べてirumoのほうが安いです。
irumoに家族割の「みんなドコモ割」は存在しませんが、3GB以上であれば家族割としてカウントされます。
例えば父&母:ギガライト、娘:irumo(3GB)の場合、父と母のどちらも3人分の割引が受けられます。
割引なし | irumo | 5Gギガライト | 価格差 |
---|---|---|---|
0.5GB | 550円 | 3,465円(~1GB) | -2,915円 |
3GB | 2,167円 | 4,565円(1GB~3GB) | -2,398円 |
6GB | 2,827円 | 6,765円(5GB~7GB) | -3,938円 |
9GB | 3,377円 | 6,765円(5GB~7GB) 帯域制限で最大300Kbps | -3,388円 |
irumoの料金プラン
各種割引あり
つぎに「各種割引あり」の比較においても、全プランでギガライトに比べてirumoのほうが安いです。
irumoのギガライトの価格差は小さくなりますが、それでもギガライトがirumoを下回ることはありません。
割引あり | irumo | 5Gギガライト | 価格差 |
---|---|---|---|
0.5GB | 550円 | 2,178円(~1GB) | -1,628円 |
3GB | 880円 | 2,728円(1GB~3GB) | -1,848円 |
6GB | 1,540円 | 4,378円(5GB~7GB) | -2,838円 |
9GB | 2,090円 | 4,378円(5GB~7GB) 帯域制限で最大300Kbps | -2,288円 |
ギガライトの料金プラン
引用元:5Gギガライト
ギガライトが優位な点
前述のとおり料金だけを比較すると、irumoのほうがギガライトより魅力的なプランに見えます。
そこでギガライトが優位な点について、下記にまとめてみました。
ギガライトが優位な点
- 店頭での初期設定サポートが一部無料である
- データ量がステップ式なので、7GBまでは自動で快適に利用できる
- 家族間通話が無料である(irumoからの発信は家族であっても有料)
- 無料で「ドコモメールオプション」が付属する(irumoは月額330円必要)
- 5G通信に対応している(irumoの0.5GBプランは4G通信に限定される)
- 高速通信に対応している(irumoの0.5GBプランは3Mbpsに制限される)
- コンテンツ代金をケータイ請求にする「spモード コンテンツ決済サービス」が利用できる
irumoの店頭サポート料金
irumoの店頭サポートは、docomoの既存プランとは異なり有料となっています。
irumoにプラン変更すべきか?
双方を料金やサービス内容で比較した時、私は「ギガライトからirumoへ変更すべき」だと結論づけます。
確かにギガライトの優位性は存在するものの、ほとんどの方にとって価格差を埋めるほどではありません。
とくにirumoで評価すべきはデータ量がプランごとに決まっていることによる、料金変動の抑止です。
確かにギガライトでも「ギガプラン上限設定オプション」を利用すれば、データ量のロックは可能です。
しかしirumoならそんな面倒なことをせずとも料金は変化せず、万が一の帯域制限も最大300Kbpsです。
どんぐりの背比べとはいえ、ギガライトの帯域制限である最大128Kbpsの場合データ通信は実質不可能です。
引用元:ギガプラン上限設定オプション
eximoとギガホとの違い
ちなみに「eximoとギガホとの違い」は、別記事で詳しく解説しています。
-
【eximo】ギガホとの違い【料金比較】
irumoとともに発表されたeximoの登場により、2023年6月30日で新規受付終了となる5Gギガホプレミア。
今回の記事ではこのeximoと「5Gギガホプレミア」の料金を比較し、プラン変更すべきかを解説します。続きを見る