【MHW】マイナス会心の影響とその対策【平均ダメージ】

同じレアリティの中でも比較的高い攻撃力を持つ武器の欠点として導入されている、マイナス表記の会心率。
今回の記事ではこの「マイナス会心」の意味に加え、平均ダメージに与える影響や対策について解説します。

会心とは？

他のゲームで「会心の一撃」や「クリティカルヒット」と表記される「ダメージボーナス」のことです。
モンスターハンターでは会心発生時の標準ダメージ倍率が1.25倍となっており、比較的少なめな印象です。

ちなみに会心時には攻撃が赤いエフェクトで光るため、視覚的にもわかりやすいと思います。

またスキル「超会心」を有効にすると、会心時のダメージ倍率が最大で1.40倍にまで上昇します。

武器に設定された会心率は0%以上と決まっているわけはなく、中にはマイナス表記のものがあります。
この武器で会心攻撃が発生すると、本来1.25倍になるダメージが減少して0.75倍になってしまいます。

マイナス会心のデメリットは、前述のとおり本来上昇すべきダメージが減少してしまうことにあります。
さらにマイナス会心の発生確率が大きいほどマイナス会心が発生するため、全体的な火力低下に繋がります。

ただしマイナス会心が存在する武器は、同じレアリティ帯の武器よりも「攻撃力が高い傾向」です。

マイナス会心への対策として、一般的に「攻撃力」もしくは「会心率」の上昇がイメージできるでしょう。
そこで攻撃力と会心率のスキルレベルをそれぞれ上昇させ、平均ダメージの推移をまとめてみました。

今回検証に使用する武器は「会心率-20%」で「基礎攻撃力240」の「ボルボギカンテⅠ」です。
（ボルボギカンテⅠの表示攻撃力は1152ですが、武器係数4.8で割った240がダメージ計算に利用されます）

装飾品「攻撃珠」で、スキル「攻撃」のレベルを上昇させた場合の平均ダメージです。
スキル「攻撃」はレベル4から会心率+5%が付与されますが、レベル7到達時でもマイナス会心は消せません。

つまり合計攻撃力の増加による平均ダメージの上昇とともに、会心時の減少分も大きくなるということです。
とはいえマイナス会心の影響を抑制する程度には、合計攻撃力が平均ダメージの底上げを担っています。

会心減少値：平均ダメージと合計攻撃力の差。マイナス会心発生による平均ダメージへの影響を表す

装飾品「達人珠」で、スキル「見切り」のレベルを上昇させた場合の平均ダメージです。
スキル「見切り」はレベルの上昇で会心率が増加していき、この検証ではLv 4でマイナスを打ち消せます。

しかし攻撃盛りと違って攻撃力自体が増加していないため、同じLv4では平均ダメージで劣ってしまいます。

超会心の効果が「マイナス会心にも作用する」と仮定したときの平均ダメージ比較表です。

左から「超会心Lv1」「超会心Lv2」「超会心Lv3」「超会心Lv3+攻撃 or 見切りLv1」～と表記しています。
つまり右端の7Pの位置では「超会心Lv3+攻撃Lv4」もしくは「超会心Lv3+見切りLv4」となります。

この検証によるとマイナス会心を持つ武器と超会心の相性は悪く、まず組み合わせるべきではありません。
スキルポイント3Pまでは超会心がデメリットでしかなく、4P以降も平均ダメージの足を引っ張っています。

※グラフには小数点第2位まで反映されているため、四捨五入した比較表とは若干見栄えが違います。