最大5Gbpsまでの転送速度に対応した、USB Type-Cを利用するHDDケースのFE2008C。
今回の記事では工具不要で2.5インチドライブを組み込める、この商品をレビューします。
ポイント
FE2008Cの特長
- USB Type-C
- 表裏関係なく挿し込める、最新のインターフェイスです。
- アルミ筐体
- 筐体の表面には、放熱性と耐久性に優れるアルミを採用しています。
- LED搭載
- 筐体の側面には、アクセス状況がわかるLEDと搭載しています。
商品説明
パッケージには、商品の仕様が簡単に記載されています。
商品内容はケース本体、USBケーブル、取扱説明書、クッションの4つです。
2.5インチドライブ用ということもあり、ケース本体はコンパクトです。
筐体表面にはアルミを採用しており、質感が高いです。
側面にも余計な装飾はありません。
筐体底面にはプラスチックを採用しています。
コストの関係かもしれませんが、こちらにもアルミを採用して欲しかったです。
筐体正面には内蔵したドライブの熱を逃がすため、多数の穴が開けられています。
筐体背面には、パソコンと接続するためのUSB Type-C端子を搭載しています。
右側の穴はアクセスランプで、ドライブとの通信時に白く光ります。
ドライブを内蔵するには、筐体の底面をスライドさせます。
工具不要なツールフリー設計のため、手軽にドライブの換装が行えます。
実際にドライブを内蔵した様子です。
右側のクッションは、ケース内部でドライブがガタつく場合に使用します。
付属しているUSB Type-Cケーブルです。
ラップトップでの使用を想定しているのか、ケーブル長は短めです。
ケースとUSBケーブルを接続した様子です。
今回のHDDケース FE2008Cの重量は、ドライブ抜きで約91gでした。
ベンチマーク
CrystalDiskMark 5.1.2 x64にて計測しました。
計測に手持ちのデータ入りSSDを使用したため、あまり正確ではありません。
最低これくらいの速度は出るという、参考値として下さい。
まとめ
最新のインターフェイスであるUSB Type-Cで接続する、2.5インチドライブ用のケースです。
筐体表面にアルミを採用しているだけでなく、筐体正面には多数の穴を備え、放熱に配慮しています。
またドライブの組み込みに工具を使用しないツールフリー設計のため、スムーズに換装が可能。
実際の転送速度も特別遅いということはなく、USB3.0の特性を活かした高速転送が行えます。
ちなみに気になる点を挙げるとすれば、筐体全てがアルミ製ではないこと。
加えてアクセスランプが筐体背面にあるため、あまり意味を成さないことです。
そのほかUSB Type-Cを搭載した端末を所持していない場合でも、
USB Type-C - USB Type-Aケーブルを用意すれば、問題なく認識することを確認済みです。
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