バーチャル7.1chサラウンド機能を搭載した、ゲーミングヘッドセットのSonorouZ X。
今回の記事では多機能なインラインコントローラーも備えた、この商品をレビューします。
開封動画
ポイント
SonorouZ Xの特長
- USB接続
- バーチャル7.1chサラウンド機能を搭載しています。
- 大型ドライバ
- 音の広がりや定位感を強化した、50mmドライバー採用です。
- コントローラー
- 音量調整やミュート機能に加え、モードの切り替えも可能です。
商品説明
今回の商品は、EpicGear様から提供頂いたものです。
余計な装飾の無い、シンプルなパッケージです。
商品名であるSonorouZは、ソノラスと読みます。
商品内容はヘッドセット本体と、クイックスタートガイドの2点のみです。
クイックスタートガイドの片面には、ドライバの導入方法が掲載されています。
もう片面には、ヘッドセットの各機能について掲載されています。
ヘッドセットの外観です。
全体的につや消しブラックのラバーを採用しており、光沢面がほぼありません。
またヘッドセットとUSBのサウンドユニットは直付けで、分離はできない仕様です。
同様にマイクも分離できない構造となっていますが、調節できる角度は柔軟です。
またマイクブームには柔らかい素材が採用されており、
標準の位置から、このあたりまで曲げることができます。
そしてマイクブームの先端にはメーカーロゴが存在し、LEDが点灯します。
口元の側には、単一指向性のノイズキャンセリングマイクを搭載しています。
ヘッドホンの左側です。
マイクを使用しないときには、このように直立させることもできます。
ヘッドバンドとヘッドホンの接続部分です。
双方を軽く引っ張ることで、バンドの長さ調節が行えます。
頭頂部のヘッドバンドです。
ヘッドバンドの厚みは充分にあります。
ヘッドホンの右側です。
こちらにもマイクブームと同様にメーカーロゴが存在し、LEDが点灯します。
ヘッドホンには、50mmサイズのドライバーユニットを搭載しています。
イヤーカップはヘッドバンドと同様に厚く、装着感は良好です。
ケーブルの中程に存在する、インラインコントローラーです。
このコントローラーが、バーチャル7.1chサラウンド機能を実現しています。
側面のスイッチにより、ヘッドセットに内蔵されたLEDの点灯を管理できます。
背面にはヘッドホンのボリュームスイッチや、マイクのミュートボタンを搭載。
最も下部のスライドスイッチで、ミュージックモードとゲームモードを切り替えます。
このダイヤルにより、マイクのボリュームを調整することもできます。
赤と黒で配色された編み込みケーブルは絡みにくい設計で、3mという余裕の長さです。
パソコンと接続するUSB端子には、金メッキが採用されています。
今回紹介したSonorouZ Xの重量は、ケーブルを除いて約359gでした。
ソフトウェア
SonorouZ Xを動作させるには、ドライバが必要です。
まず公式サイトのGUI SOFTWARE & DRIVER DOWNLOADSから、ドライバをダウンロードします。
つぎにファイルの解凍とインストールを終え「SonorouZ X Audio Center」を実行します。
するとこのようなウィンドウが表示されます。
スピーカーもしくはマイクのアイコンを右クリックすることで、メニューが現れます。
スピーカー設定
スピーカーのメニューから設定できる項目です。
マイク設定
マイクのメニューから設定できる項目です。
情報
ソフトウェアウィンドウの右上から確認可能な項目です。
まとめ
USBサウンドユニット搭載により、接続するパソコンを選ばないゲーミングヘッドセットです。
使用方法は単純で、公式サイトからドライバをダウンロードしてヘッドセットを接続するだけです。
またインラインコントローラーには、スピーカーやマイクを管理できる多様なボタンを搭載。
USB接続式では珍しい、スピーカーだけでなくマイクのボリュームを変更できる点も特長です。
コントローラー下部のスライドスイッチを利用すれば、視聴モードの変更も可能。
使用する環境に応じて、ミュージックモードとゲームモードの2つが選択できます。
さらにイヤーパッドやヘッドホンには、高品質なレザーレットを採用。
ヘッドセットの構造もさることながら、この素材により高い装着感を実現しています。
そしてノイズキャンセリングマイクは単一指向性となっており、環境音が入りにくい設計。
採用された柔軟なマイクブームにより、マイクの角度だけで無く口元までの距離も調整できます。
ちなみに実際の使用感は、バーチャル7.1chサラウンドの影響のためか定位感は良好。
「敵がどこから来るのか」「距離がどれくらいあるのか」という要素は、把握しやすいです。
搭載された50mmドライバの特性は低音よりも高音よりで、銃声音との相性に優れている印象。
スピーカーやマイクの音量はソフトウェアで変更できるため、好みの設定を探ると良いでしょう。
そのほか気になる点を挙げるとするなら、マイクに常時小さなホワイトノイズが混入すること。
加えて単一指向性のマイクながら、キーボードの音を拾いやすいことです。
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