Western Digitalで根強い人気を誇る、WD GreenシリーズのWD30EZRX-1TBP。
今回の記事では大容量の1TBプラッタを採用した、この商品をレビューします。
レビュー動画
WD30EZRX-1TBPのポイント
- 低温・静音動作
- WD Greenシリーズの特徴通りで、不満はありません。
- RMA2年保証
- 発売当初の3年より減少しましたが、付属している点は大きいです。
- 大容量プラッタ
- 末尾の1TBPが示すように、1TBプラッタを採用しています。
商品説明
商品箱です。
いつのまにかWD Greenシリーズにも関わらず、緑色から青色に変更されていました。
下部にはハードディスクの特徴が簡単に記載され、BCNのランキングシールも貼ってあります。
背面には現在展開されている、全5シリーズの特徴が記載されています。
主に違う点は回転速度と通電サポート時間に、無償で交換可能なRMA保証の期間です。
ハードディスクは静電気防止袋と、大きなエアキャップ袋で保護されています。
ハードディスク中央には、RMAの申請に必要なシリアルナンバーが記載されています。
ベンチマーク
CrystalDiskMark 3.0.3b - 個体A
CrystalDiskMark 3.0.3b - 個体B
まとめ
長い間、価格比較サイトの売れ筋ランキングに君臨する3TBハードディスクです。
2012年に1TBプラッタにモデルチェンジされてからは、転送速度も上々。
そのコストパフォーマンスから、倉庫として利用するには一択と言っても良いでしょう。
しかし約3万5000台のハードディスクを運用したという、BackblazeのオススメはHGST。
Western Digitalとの相性が悪い方は、HGSTを選択するとトラブルを回避できそうです。
Backblaze | Hard Drive Reliability Update – Sep 2014 より引用
Reliability of Hard Drive Brands
In the chart below, the grey bars are the failure rates up through the end of 2013, and the colored bars are the failure rates including all of the data up through the end of June, 2014.
You can see that all the HGST (formerly Hitachi) drives, the Seagate 1.5 TB and 4.0 TB, and Western Digital 1.0 TB drives are all continuing to perform as well as they were before. But the Seagate and Western Digital 3.0 TB drives failure rates are up quite a bit.
訳:ハードディスクメーカーの信頼性
以下のチャートのグレーのバーは2013年、色つきのバーは2014年6月末までの故障率である。
このチャートから全てのHGST、Seagateの1.5/4TB、Western Digitalの3TBのモデルが、
2013年とほぼ同等の故障率を維持していることが見て取れるだろう。しかし、SeagateとWestern Digitalの3TBモデルは故障率がかなり上昇している。
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