踏んだ時にクリック感が得られ、より正確な操作が可能となるメカニカルスイッチを採用したRI-FP1MG。
今回の記事ではこの「RI-FP1MG」に任意のキーを設定する方法と、実際の使用感について解説します。
RI-FP1MGの特長
RI-FP1MGとは、USBポートに接続後に足で踏むことで「任意のキー」を入力可能なフットペダルです。
一度キーを設定すれば他のパソコンでも同じキー入力が行なえ、便利なショートカットにも対応しています。
RI-FP1MGの特長
- キーボードやマウスに加え、ゲームパッドやマルチメディアキーの割り当てが可能である
- 従来よりも正確な操作が可能な、メカニカルスイッチ(マイクロスイッチ)を採用している
- 設定はフットペダルに記憶されるため、別PCに接続するたびの設定やソフトの常駐が必要ない
- ドライバのインストールが不要なうえ、同製品を複数台接続して利用することもできる
- 近接するUSBポートとの干渉に役立つ、USBオスメスのミニ延長ケーブルが付属している
引用元:RI-FP1MG
RI-FP1MGの製品内容
RI-FP1MGのパッケージは一見ブリスターパックのように見えるものの、開梱は大変容易です。
プラスチックのパッケージを取り除くと、青色の台紙が見えていきます。
今回購入したのは、メカニカルスイッチを搭載した「RI-FP1MG」です。
台紙の裏には、このフットペダルの特長や仕様などが印刷されています。
台紙を開いてみました。
上部にはキー設定用の「ソフトウェアCD」と「保証書」が挟まっています。
ソフトウェアCDはコンパクトなサイズですから、一部の縦型ドライブには使用できません。
ただし内部のキー設定ソフトウェアは、ダウンロードで導入可能なため安心してください。
台紙上から下部に渡って、ソフトウェアの使用方法や注意点に関する記載があります。
商品内容はUSBフットペダル本体と、USB延長ケーブルの2つです。
こちらがUSBフットペダル本体です。
USBケーブルは直接接続されているため、ケーブルだけの交換には対応していません。
フットペダルの踏みしろは「約1cm」で、踏むと小気味のよい「カチッ」という音がします。
底面の四隅には滑り止めを搭載していますが、この滑り止め効果はあまり期待してないでください。
本体重量が軽いため、滑り止めの機能を果たしているか微妙なほど簡単に動いてしまうのです。
USBケーブルの先端には、型番の「RI-FP1MG」と製造国の「中国」が確認できるシールが存在します。
付属している短いUSB延長ケーブルです。
先程のコネクタ先端がUSBポートや、隣接するUSBデバイスに干渉する際に使用します。
今回のUSBフットペダルスイッチ「RI-FP1MG」の実重量は、ケーブル抜きで「約72g」でした。
RI-FP1MGの設定方法
RI-FP1MGを設定するためには、付属している「FootSwitch」というソフトを利用します。
もし同梱のソフトウェアCDが利用できない場合には、公式の「ルートアール」からダウンロードしましょう。
FootSwitchを実行し、設定するキーを入力後に「保存」すれば設定完了です。
より詳細な内容は「USBフットペダルにキーを設定する方法」で解説しています。
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【FootSwitch】USBフットペダルにキーを設定する方法【割り当て一覧】
ルートアールが販売しているUSBフットペダルスイッチに、キーを設定可能なソフトのFootSwitch。
今回の記事ではこの「FootSwitch」の導入方法とキーの設定方法、および割り当て一覧を解説します。続きを見る
RI-FP1MGのレビューまとめ
パソコンのUSBポートに接続するだけで、キーを増やせる「USBフットペダルスイッチ」です。
ソフトウェアで一度設定すれば、別のパソコンに接続しても、また常駐しなくとも動作します。
自身はこのスイッチにあらゆるゲームで「しゃがみ」を設定し、多用しています。
最も高頻度な操作は「短押し」ですが、長押しや連打することも少なくありません。
それでもキーの入力ミスは感じられず、また音と感触で入力が確認できることも強みのひとつです。
同社のUSBフットペダルスイッチは様々な型番を購入しており、これもおそらく5台目くらい。
今回の「RI-FP1MG」も全体的に満足しており、強いて欠点を挙げるなら滑りやすいことでしょうか。
足を軽く置いていればまず動きませんが、足を離していた場合には当たる動く重量の軽さが難点です。
また商品内容のほうでも触れましたが、底面の滑り止めは役目を果たしていないことも疑問です。
とはいえ「足踏みで任意のキー入力を行う」ことを、安価に実現していることは確かな事実。
今後も購入候補となり得る、定番のUSBフットペダルスイッチだと言い切ることができるでしょう。
前回のRI-FP1BKが故障した理由
ちなみに前回の「RI-FP1BK」が故障した理由は、スイッチではなく「筐体の分離」にあります。
もし筐体の設計がRI-FP1BKと同一であれば、前回同様にスイッチよりも筐体が壊れるはず。
そのため「メカニカルスイッチ非搭載」のRI-FP1BKを、割り切って購入するという選択肢もあります。
RI-FP1BKの故障原因
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