スマートフォンの満額買い取りを行う際に、まず確認される要素となる携帯端末のネットワーク利用制限。
今回の記事ではこの「ネットワーク利用制限」を△から○に変える方法と、連絡先の電話番号を解説します。
ネットワーク利用制限とは?
携帯端末の製造番号(IMEI)により管理されている「端末の通話や通信の利用を制限する機能」のことです。
犯罪行為や不正契約により入手された端末や代金債務の端末などに対し、4種類のマークで状態を示します。
ネットワーク利用制限とは?
- ○ ⇒ 利用制限がかけられていない端末。将来的にも△や×になる可能性が少ない
- △ ⇒ 現時点では問題なく使用できる端末。ただし状況によっては×になる可能性がある
- × ⇒ 利用制限がかけられている端末。SIMを利用した通話や通信が利用できない
- - ⇒ 製造番号が確認できない端末。もしくは検索したキャリアの管理外端末である
製造番号(IMEI)を調べる方法
製造番号(IMEI)は「ダイヤル」もしくは「設定」のどちらかで確認します。
ダイヤルで確認する
製造番号(IMEI)をダイヤルで確認する方法は、電話アプリで「*#06#」とタップします。
すると最後の#を入力した段階で、このようにEIDやIMEIなどがまとめて確認できます。
画像はiPhoneで行った場合ですが、この確認方法はAndroidでも使えます。
設定から確認する
iPhoneの場合は「設定」の「一般」から「情報」へ進みます。
情報のページが開いたら、画面を下にスクロールさせると物理SIMの欄で「IMEI」を確認できます。
Androidの場合は、一般的に「設定」「システム」「端末情報」の同じ情報があるはずです。
ネットワーク利用制限の確認先
ネットワーク利用制限の確認先は、確認したい端末を取り使っているキャリアで異なります。
例えばdocomoの「ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト」を利用する場合の画像です。
リンク先の指示に従って、先程確認した「製造番号(IMEI)」と「画像認証の番号」を入力します。
すると、このようにネットワーク利用制限がマークで表示されます。
ネットワーク利用制限の変更方法
ネットワーク利用制限は、変更したい端末を購入したキャリアに電話すれば対応可能です。
ただし変更できるか否かは「契約状態」や「支払い方法」など、いくつかの条件で決定されます。
そのためネットワーク利用制限を「必ず○にできる」とは限りません。
ちなみにdocomoに限り、ネットワーク利用制限の変更先がナビダイヤルに設定されています。
そのため仮にカケホーダイのプランを利用していても、通話料金が発生することに注意が必要です。
電話番号 | docomo | au | Softbank |
---|---|---|---|
契約端末から | - | 157 | 157 |
一般電話から | 0570-033-074 | 0077-7-111 | 0800-919-0157 |
対応時間 | 10:00 ~ 17:30 | 09:00 ~ 20:00 | 09:00 ~ 20:00 |
通話料金 | ナビダイヤル(有料) | 無料 | 無料 |
ちなみにこちらが、実際に私がdocomoの問い合わせ先に連絡して確認した内容です。
本人確認は「生年月日だけ」でしたが、拒否されないためにも端末を契約した本人が電話するべきです。
ネットワーク利用制限変更先の「0570-033-074」にかけると、自動応答でメッセージが流れました。
30秒ほどでオペレーターに繋がり、全体的には2分程度のやりとりで端末の確認が終了しました。
オペレーターに聞かれた情報
- ネットワーク利用制限を変更したい端末の製造番号(IMEI)
- その端末を契約していた名義
- その端末で利用していた電話番号
- 契約名義の生年月日