安定した通信で快適に操作できるという、ワイヤレステンキーパッドのTK-TDM017BK。
今回の記事ではこの「TK-TDM017BK」のレビューと、同社のテンキーの違いについて比較します。
TK-TDM017BKの特長
TK-TDM017BKの特長
- パソコンを選ばない無線2.4GHz接続である
- 単3電池1本で動作し、製品に電池が同梱されている
- NumLockキーにLEDランプを備え、動作モードが確認できる
- 約1000万回のキー耐久性を備えている
- Tabキーと00キーを採用している
ワイヤレステンキー比較
ワイヤレステンキーの主な違いは「Bluetooth」か「無線2.4GHz」かという接続方式に加えて、キータイプが「メンブレン」か「パンタグラフ」かという2点になります。
Bluetooth接続
Bluetooth接続の利点は、通信にレシーバーを必要としないことです。
レシーバー用にUSBポートを専有しないため、とくにUSBポートの少ないモバイルPCに適します。
その一方で、Bluetoothに対応したパソコンとしか接続できないことが欠点。
昨今のノートPCであればまず問題ないと思いますが、デスクトップPCの場合には対応を確認すべきです。
Bluetooth接続 | TK-TBP020BK | TK-TBM016BK | TK-TBPM01SV |
---|---|---|---|
対応OS | Windows / Mac | Windowsのみ | Macのみ |
無線規格 | Bluetooth 3.0 Class2 | ||
カラー | ブラック | シルバー | |
通信方式 | GFSK方式 | ||
電波周波数 | 2.4GHz | ||
接続可能台数 | 1台のみ | ||
電波到達距離(磁性体) | 約3m | ||
電波到達距離(非磁性体) | 約10m | ||
キータイプ | パンタグラフ | メンブレン | パンタグラフ |
キー配列 | 20キー | ||
キーピッチ | 19.0mm | ||
キーストローク | 2.0mm | 2.3mm | 2.0mm |
電源 | 単4電池×1 | 単3乾池×1 | 単4電池×1 |
想定電池使用期間 | 約1年 | ||
サイズ(幅×長さ×高さ) | 89.6×127.5×21.5mm | 90×140×26.5mm | 89.6×127.5×21.5mm |
重量(電池無し) | 約100g | 約107g | 約100g |
保証期間 | 6ヶ月 |
無線2.4GHz接続
無線2.4GHz接続の利点は、付属するレシーバーをPCに差し込めばすぐ利用できることです。
またBluetoothとは違い「ペアリング操作」を必要としないため、PCが苦手な方に適します。
その一方で通信にレシーバーを必要とすることから、USBポートを1つ専有することが欠点。
ちなみに今回購入した「TK-TDM017BK」の薄型モデルが、直下でリンクしている「TK-TDP019BK」です。
無線2.4GHz接続 | TK-TDP019BK | TK-TDM017BK |
---|---|---|
対応OS | Windows / Mac | Windowsのみ |
インターフェイス | USB | |
カラー | ブラック | |
通信方式 | GFSK方式 | |
電波周波数 | 2.4GHz | |
電波到達距離(磁性体) | 約3m | |
電波到達距離(非磁性体) | 約10m | |
キータイプ | パンタグラフ | メンブレン |
キー配列 | 20キー | |
キーピッチ | 19.0mm | |
キーストローク | 2.0mm | 2.5mm |
電源 | 単4電池×1 | 単3電池×1 |
想定電池使用期間 | 約1年 | 約1.3年 |
サイズ(幅×長さ×高さ) | 90×140×21.5mm | 90×140×26.5mm |
重量(電池無し) | 約100g | 約107g |
保証期間 | 6ヶ月 |
TK-TDM017BKの商品内容
パッケージには大きく「無線2.4GHz」とあるため、誤購入はまずないでしょう。
裏面には製品の特長が掲載されており、動作に必要な電池が同梱されている点が嬉しいです。
商品内容はテンキー本体、レシーバー、単3乾電池、取扱説明書の4点です。
テンキーには、キーピッチ19.0mmの「メンブレン」を採用しています。
また左上のNumLockキーには「LEDランプ」を備え、ひと目で機能するキーがわかります。
テンキーの側面には「電源スイッチ」があり、しばらく使用しない場合に有用です。
テンキーの裏面には、ゴム製の滑り止めを備えています。
この滑り止めにより、数字の入力時に本体が動きにくくなっています。
パッケージ右側面と下部には、商品の要点が掲載されています。
今回のテンキーはメンブレン方式ですが「約1000万回のキー耐久性」を実現しているようです。
レシーバー付きのテンキーやマウスの利点は、やはりパソコンに接続するだけで使えることです。
裏面を拡大した状態です。
自身は使いませんが、エクセルで便利になるという「Tabキー」や「00キー」を搭載しています。
ちなみに本体の重量は、付属の単3乾電池を含めて約129gでした。
TK-TDM017BKのレビュー
最近プレイしている「Escape from Tarkov」のトレードで使うため、購入したワイヤレステンキーです。
便利な無線接続のうえ電池同梱、かつ約1,000円という流通価格が購入しやすさを後押しします。
キースイッチにメンブレンを採用しているためメカニカルのような確かな反応は期待できないものの、常時数字入力を行う環境でない限り気にならない印象。
磁性体(厚みが数cmあるスチール製の机)の上で使用することから心配していたレスポンスも、現時点では問題ないと言えます。
個人的には00キーを使用しないため「0キーを広げて欲しかった」ということが唯一の欠点。
とはいえ00キーを使用する方のほうが多いでしょうから、自身以外にデメリットとはなりにくいでしょう。
――あまりに低価格なことから電池持ちやキーの耐久性が心配ですが、それは今後の話。
現時点ではワイヤレステンキーの機能に支障は見られず、必要な方なら手にとって欲しい水準にあります。