2022年9月19日にTwitterのトレンドとして上位に食い込んできた、お金配りRTに関する注意喚起のツイート。
今回の記事ではこの「お金配りRTに参加する際のリスク」と、考えられる詐欺対策についてまとめてみます。
お金配りRTとは?
お金配りRTとは「お金配り企画者の投稿」をRTすると参加でき、抽選でお金が貰えるという内容の投稿です。
中には有名人が行っていることもありますから、あなたも一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。
詐欺注意喚起のツイート
2022年9月19日にTwitterのトレンドに入っていたツイートです。
真偽は不明ですが、お金配りの目的として有り得そうなエピソードです。
ツレの息子
ツイッターで金配りを見つけて応募
→当選して2万円貰う
→その為に口座教える
→口座に200万振り込まれる
→間違って振り込んだので返金を
→野田阪神に200万持っていく
→御礼に10万もらって190万渡す
→ツレの息子先週受け子で逮捕
→否定してるため接見禁止— おおがけさん 🍈 メロン 🚴♂️ (@oogakesanmelon) September 19, 2022
振り込め詐欺に加担する流れ
上記のツイートを元に、振り込め詐欺詐欺の「受け子」として加担する流れを考えてみました。
お金配りの企画者と当選者とのやりとりは、Twitterのダイレクトメッセージ(DM)で行います。
お金配りの目的とは?
お金配りの中には善意のものもあるかもしれませんが、基本的に全て疑ってかかるべきです。
仮にあなたが使い切れないほどの大金を持っているとして、見ず知らずの相手にお金を配るでしょうか。
万が一お金を配るとしても、きっとその行為には「何らかの見返り」を求めるはずです。
お金配り企画のポイント
- 銀行口座を晒すことに躊躇がない「カモリスト」が簡単に手に入る
- お金配りを本当に行っても良いし、行わなくても企画側にリスクがない
- 応募者全員に当選DMを送って口座番号を集めれば、なおさら効率的である
- 回収した口座を振り込め詐欺の送金先にすることで、口座を作る手間がない
- 振り込め詐欺によって得たお金は、誤送金したという名目で回収する(今回の件)
- 仮に当選者が持ち逃げしてもすでに詐欺へ加担しているし、それを餌に追い込める
- 仮に当選者が持ち逃げに成功しても、元手は振り込め詐欺被害者のお金なので痛くない
- 当選者を選ぶのは企画側なので、事前にSNSを調査して詐欺に都合の良い人物を洗い出せる
お金配りの詐欺対策
お金配りの詐欺に巻き込まれないための対策を考えてみました。
お金配りの詐欺対策
- お金配りを含む「抽選企画」に参加しない
- 安易に銀行口座を教えない
- 見覚えのない入金を受けたら、銀行窓口で「組戻し」を依頼する
- 予防 ⇒ 可能な限りSNSで個人情報を公開しない(写真や動画はとくに注意)
- 最強 ⇒ そもそもSNSを利用しない、SNSのアカウントすら作成しない
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