BenQのZOWIEシリーズに属した、144Hz駆動対応のディスプレイである「XL2411P」。
今回の記事ではこの「XL2411P」と、旧モデルとなる「XL2411」との違いを解説します。
デザインの違い
左が新型の「XL2411P」で下が旧型の「XL2411」です。
新型の「XL2411P」は「XL2411」のマイナーチェンジモデルという位置づけです。
そのためデザインの変化はまず見受けられません。
しかし「XL2411P」の背面を見ると、新たに搭載されたDisplay Portが確認できます。
一方「XL2411」に搭載されていたミニD-sub15ピンは「XL2411P」で削除されています。
仕様の違い
| 項目 | XL2411P | XL2411 |
|---|---|---|
| サイズ | 24型 | |
| 筐体色 | ダークグレイ | |
| パネル | TN | |
| アスペクト比 | 16:9 | |
| 解像度 | 1920 × 1080(Full HD) | |
| 表示色 | フルカラー約1677万色 | |
| 画素ピッチ | 0.276mm | |
| 輝度 | 350cd/㎡ | |
| コントラスト比 | 1000:1 | |
| DCR | 1200万:1 | |
| 視野角 | 水平170° / 垂直160° | |
| 応答速度 | 1ms(GtG) | |
| リフレッシュレート | 144Hz | |
| 入出力端子 | DVI-DL / HDMI | |
| Display Port | 搭載 | × |
| ミニD-sub15ピン | × | 搭載 |
| ヘッドフォンジャック | 搭載 | |
| フリッカーフリーテクノロジー | 搭載 | |
| ブルーライト軽減モード | 搭載 | |
| VESAマウント | 搭載 | |
| ピボット機能 | 搭載 | |
| スウィーベル機能 | 搭載 | |
| ティルト角度 | -5 / 20° | |
| 高さ調整機能 | 130mm | |
| Color Vibrance | 搭載 | × |
| Black eQualizer | 搭載 | |
| AMA | 搭載 | |
| 保証期間 | 3年保証(パネル・バックライトは1年保証) | |
| 発売日 | 2017年12月21日 | 2016年10月7日 |
価格の違い
上が新型の「XL2411P」で下が旧型の「XL2411」です。
記事公開時点のAmazon.co.jp調べでは「XL2411」が終息しており、価格差は不明です。
ただし他ショップの在庫を調べると、XL2411の流通価格は約28,890円のようでした。
XL2411P
XL2411
まとめ
新型の「XL2411P」の利点と欠点をまとめてみました。
「Color Vibrance」とは、色の鮮やかさを調整することで敵を見やすくなる機能のこと。
Color Vibrance非搭載のモデルに比べ、より鮮明なカラー表示をすることが可能です。
全体的に見ると「XL2411P」は「XL2411」の機能に、Color Vibranceを追加したモデルだと言え、
よほどの価格差がない限り、後継の「XL2411P」を選択するほうが無難です。
- Color Vibrance搭載
- Display Port搭載
- ミニD-sub15ピン非搭載



