「Optix MAG24C」と「Optix G24C」の違い

2018年3月17日

湾曲率1800RのVAパネルを採用し、リフレッシュレート144Hzにも対応したMSIのOptixシリーズ。
今回の記事ではこのシリーズに属した「Optix MAG24C」と「Optix G24C」の違いを比較します。

Optix MAGシリーズ 紹介動画

デザインの違い

Optix MAG24C 公式サイト Optix G24C 公式サイト

「Optix MAG24C」と「Optix G24C」の違いは、主にこのデザイン面にあります。

新型の「Optix MAG24C」はスリムベゼルを採用しており、よりスタイリッシュな印象に。
旧型で指摘されていたスタンドは可動範囲が増加したうえ、VESA対応で活躍シーンが広がります。

正面

左側:Optix MAG24C
右側:Optix G24C

背面

上面

仕様の違い

液晶ディスプレイとしての性能面において、双方に大きな違いは見られません。
どちらも湾曲率1800RのVAパネルを採用しており、144Hz駆動にも対応しています。

項目 Optix MAG24C Optix G24C
パネル 23.6インチVAパネル
バックライト LED
最大解像度 1920×1080
湾曲率 1800R
視野角 水平178° / 垂直178°
リフレッシュレート 144Hz
応答速度 最大1ms
輝度 250cd/m2
コントラスト比 3000:1
入力端子 DisplayPort 1.2×1、HDMI 1.4×1、DVI×1
消費電力 48W 45W
外形寸法 約537×389×205mm 約543×403×192mm
保証期間 3年
発売日 2018年1月13日 2017年9月16日

価格の違い

上の価格が新型の「Optix MAG24C」で、下の価格が旧型の「Optix G24C」です。
記事公開時点のAmazon.co.jp調べでは、およそ5,000円の価格差があります。

Optix MAG24C

Optix G24C

まとめ

新型の「Optix MAG24C」が優位となる点をまとめてみました。
もしこれらの点に魅力を感じなければ、旧型の「Optix G24C」を選択しましょう。

  • スリムベゼルフレームを採用
  • モニターアームに取り付け可能なVESA対応
  • 高さや角度の調整範囲が向上したスタンド
  • 各種設定に使用する背面スティック搭載

まずスリムベゼルについては、すっきりとしたデザインであることが特長です。

視界の端にどうしても見えてしまうベゼルが薄いことで、ゲームへの没入性がより高まります。
さらにマルチディスプレイを構成する際には、ディスプレイ同士の継ぎ目が短くなるためオススメです。

つぎにVESA対応については、モニターアームでディスプレイを浮かす方に適します。
しかし旧型に比べスタンドの可動域が向上していることから、利点となる環境は少ないと思われます。

最後の設定面に関しては「Optix G24C」の本体下部に存在していた操作ボタンが、背面へ移行。
上下左右に稼働するこのスティックにより、各種設定がよりスマートかつ直感的に行えます。



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