【YAS-109】ヤマハのサウンドバーの違い【YAS-209】

2019年9月13日

2019年6月19日の発売以降、売れ筋ランキングの第1位に君臨し続けるヤマハのサウンドバーYAS-109。
今回の記事ではこの「YAS-109」と、上位の「YAS-209」や旧モデルの「YAS-108」などを比較します。

サウンドバーの型番の違い

ヤマハの安価なサウンドバーシリーズには「YAS-109」のような末尾が「10X」の製品と「YAS-209」のような末尾が「20X」の製品の2種類があります。
前者の「10X」はサウンドバーのみ、後者の「20X」にはワイヤレスのサブウーファーが付属しているという違いがあります。

また型番の最後の数字は発売年を表しており、簡単にまとめると下記のとおりです。
ちなみに2018年には、サブウーファー付きの「YAS-208」は発売されていないようです。

型番の違い2019年2018年2017年
サウンドバーのみYAS-109YAS-108YAS-107
ワイヤレスサブウーファー付きYAS-209-YAS-207

YAS-109との仕様比較

仕様面の大きな違いとしては、YAS-109のみ「有線および無線ネットワークに対応している」こと。
そしてYAS-109を除く、YAS-108とYAS-107は「ステレオミニによる音声入力に対応している」ことです。

そのほかスピーカーやサブウーファーのユニットは同じ大きさで、再生周波数帯域がわずかに異なります。

項目YAS-109YAS-108YAS-107
サウンドバー30W×2
サブウーファー60W
HDMI入力1系統(4K / HDCP2.3対応)
音声入力光デジタル光デジタル / ステレオミニ
ネットワーク有線 / 無線-
USBポート1系統(アップデート専用)
HDMI出力1系統(HDCP2.3 / ARC対応)
サブウーファー出力1系統
BluetoothVer 4.2Ver 5.0Ver 4.1
スピーカー部フロントL/R:5.5cmコーン型×2
ツイーター:2.5cmドーム型×2
サブウーファー部7.5cmコーン型×2
視聴モードステレオモード/サラウンドモード/3Dサラウンドモードステレオモード/サラウンドモード
サラウンドモード5
バスエクステンション対応
ミュージックエンハンサー対応(Bluetooth入力時)
クリアボイス対応
自動スタンバイ機能対応
副音声切替対応(モノラル音声多重信号入力時)-
型番YAS-109YAS-108YAS-107

YAS-10Xシリーズの違い

YAS-109とYAS-108の違い

YAS-109が最も優れた点は「ネットワークに対応したこと」で、使いみちが大きく広がりました。
その一方で機能面では削減された部分もあり、とくにアナログ入力の廃止は若干不満だと言えます。

YAS-109とYAS-108の違いまとめ

  • 中低音域のつながりがよくボーカルやセリフがクリアになった
  • AVS(Alexa Voice Service)に対応した
  • 有線および無線ネットワーク接続に対応した
  • ストリーミングサービスに対応した
  • LAN端子を搭載した反面、アナログ入力端子が廃止された
  • Bluetoothのバージョンが、5.0から4.2へ変更された
  • Bluetoothのマルチポイント接続が非対応へ変更された
  • コントロールアプリケーションがSound Bar Controllerへ変更された

YAS-108とYAS-107の違い

YAS-108とYAS-107の違いは、下記のとおりです。

YAS-108とYAS-107の違いまとめ

  • 中高域の伸びが改善し、チューニング調整によりスイートスポットが拡大した
  • 3Dサラウンドで再生時の高さ方向にも広がるサラウンドがより豊かになった
  • チャイルドロック機能が追加された
  • Bluetoothのマルチポイント接続に対応した
  • 3Dサラウンド時の音場プログラム切り替え機能に対応した

YAS-209との仕様比較

YAS-209とYAS-207との間には2年の歳月があり、音声入力やネットワーク機能面に違いがあります。
またYAS-209には「4K Ultra HD パススルー」「HDR伝送(High Dynamic Range)」への対応が謳われていますが、YAS-207にはそもそも各項目が記載されていません。

項目YAS-209YAS-207
サウンドバー50W×2
サブウーファー100W
HDMI入力1系統(4K / HDCP2.3対応)
音声入力光デジタル光デジタル / ステレオミニ
ネットワーク有線 / 無線-
USBポート1系統(アップデート専用)
HDMI出力1系統(HDCP2.3 / ARC対応)
サブウーファー出力1系統(無線)
4K Ultra HD パススルー対応-
HDR伝送(High Dynamic Range)対応-
BluetoothVer 4.2Ver 4.1
スピーカー部フロントL/R:4.6cmコーン型×4、ツイーター:2.5cmドーム型×2
サブウーファー部16cmコーン型×116cmコーン型×2
視聴モードステレオモード/サラウンドモード/3Dサラウンドモードステレオモード/サラウンドモード
サラウンドモード5
バスエクステンション対応
ミュージックエンハンサー対応(Bluetooth入力時)
クリアボイス対応
自動スタンバイ機能対応
副音声切替対応(モノラル音声多重号入力時)-

YAS-209とYAS-207の違い

基本的には「YAS-10Xシリーズの違い」と同様です。
ただし公式の情報によると、音質面での向上が大きいようです。

YAS-209とYAS-207の違いまとめ

  • 高さ方向の音、音の明瞭感、全体的なサラウンド感が大幅に向上した
  • AVS(Alexa Voice Service)に対応した
  • 有線および無線ネットワーク接続に対応した
  • ストリーミングサービスに対応した
  • LAN端子を搭載した反面、アナログ入力端子が廃止された
  • サブウーファーの通信規格が変更された
  • コントロールアプリケーションがSound Bar Controllerへ変更された

YAS-207の製造年について

2017年7月下旬に発売され、現在「生産完了」となっているYAS-207。
2019年9月に購入した自身に到着したのは「2019年製」のものでした。

参考元:ヤマハ - サポート・お問い合わせ

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