【SSD】現状最安のGH-SSDR2SA120 レビュー【HDD交換】

2019年9月13日

価格.comで取り扱うSSDの商品検索において、全ての製品中最安となっているGH-SSDR2SA120。
今回の記事ではこの「GH-SSDR2SA120」の性能や速度について、製品画像と併せて解説します。

GH-SSDR2SA120の特長

GH-SSDR2SA120の特長まとめ

  • 厚みが7mmであり、ハードディスクからの置き換えに最適である
  • ウェアレベリング、エラー訂正LDPC ECC、S.M.A.R.T.機能を搭載している
  • 安全にデータを消去する、セキュアイレースに対応している
  • 製品寿命時においてデータ改変を自動で禁止する、データ保護機能に対応している
  • ラッチ付きのSATAケーブルや電源ケーブルに対応し、ケーブルの抜け防止機構も備えている

GH-SSDR2SA120の仕様

GH-SSDR2SA120 公式ページ

型番GH-SSDR2SA120
JANコード4511677116612
容量120GB
実容量112GB
最大読込速度500MB/s
最大書込速度400MB/s
最大ランダムリード非公開
最大ランダムライト非公開
フォームファクタ2.5 inch(7mm)
インターフェースSATA 6Gb/s
NANDタイプTLC NAND
コントローラーPhison
DRAMキャッシュ非公開
総書き込み容量(TBW)非公開
平均故障間隔(MTBF)非公開
保証期間3年

GH-SSDR2SA120の外観

これまで購入した中でも、かなり小さめのパッケージです。

パッケージ裏面には、商品の特長や仕様などが掲載されています。

パッケージ側面には、型番とロット?を表すシールがあります。(シリアルナンバーではないようです)

パッケージを開けると、エアキャップに包まれたSSD本体が見えてきます。

商品内容はSSD本体と、取扱説明書の合計2点です。

裏面には、パッケージ側面で紹介したものと同じシールが貼られています。

SSD側面のネジ位置です。

SSD背面のSATAコネクタです。

今回のSSDであるGH-SSDR2SA120の重量は、実測で「約33g」でした。

GH-SSDR2SA120の性能

CrystalDiskInfo 8.3.0 x64

開梱直後で電源投入回数「6回」でしたが、総書き込み量(ホスト)は「2」でした。

CrystalDiskMark 6.0.2 x64

AS SSD Benchmark 2.0.6821.41776

ATTO Disk Benchmark 4.01.0f1

HD Tune 2.55

詳細レビュー

明確な中国メーカーではなく、グリーンハウスが販売元となっている「120GBのSSD」です。
保証外となる分解を避けたため中身の詳細が不明であるものの、3年間保証が付属しています。

メーカーの仕様では「最大読み込み速度500MB/s」「最大書き込み速度400MB/s」とされるこのSSD。
自身が測定したCrystalDiskMarkの結果を見ると、どちらもそれを超える速度を記録しています。

そのためこの速度が安定して発揮できるなら、オフィスや一般向けのOSドライブには最適だと言え、HDDがレスポンスの悪化を招いている環境に導入すれば、かなりの改善が見込まれるのではと思われます。

一方懸念事項は「総書き込み容量(TBW)」「平均故障間隔(MTBF)」などのデータが非公開であること。
そのため重要なデータを扱うことを想定しているなら、バックアップ頻度を上げるべきかもしれません。

レビューまとめ

  • SSDの中で現状最も最安かつ、OSだけなら十分な容量を確保できる
  • 実測の最大転送速度は、自身の環境において仕様を超える
  • OSだけでなくアプリを入れるなら、120GBという容量は少ない
  • バンドルソフトは一切なく、環境移行を自前で行う必要がある
  • NANDとコントローラーの詳細が一切不明である
グリーンハウス「GH-SSDR2SA120」
総合評価4.0

★★★★★

 
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