湾曲率1800RのVAパネルを採用し、リフレッシュレート144Hzにも対応したMSIのOptixシリーズ。
今回の記事ではこのシリーズに属した「Optix MAG24C」と「Optix G24C」の違いを比較します。
Optix MAGシリーズ 紹介動画
デザインの違い
Optix MAG24C 公式サイト Optix G24C 公式サイト
「Optix MAG24C」と「Optix G24C」の違いは、主にこのデザイン面にあります。
新型の「Optix MAG24C」はスリムベゼルを採用しており、よりスタイリッシュな印象に。
旧型で指摘されていたスタンドは可動範囲が増加したうえ、VESA対応で活躍シーンが広がります。
正面
左側:Optix MAG24C
右側:Optix G24C
背面
上面
仕様の違い
液晶ディスプレイとしての性能面において、双方に大きな違いは見られません。
どちらも湾曲率1800RのVAパネルを採用しており、144Hz駆動にも対応しています。
項目 | Optix MAG24C | Optix G24C |
---|---|---|
パネル | 23.6インチVAパネル | |
バックライト | LED | |
最大解像度 | 1920×1080 | |
湾曲率 | 1800R | |
視野角 | 水平178° / 垂直178° | |
リフレッシュレート | 144Hz | |
応答速度 | 最大1ms | |
輝度 | 250cd/m2 | |
コントラスト比 | 3000:1 | |
入力端子 | DisplayPort 1.2×1、HDMI 1.4×1、DVI×1 | |
消費電力 | 48W | 45W |
外形寸法 | 約537×389×205mm | 約543×403×192mm |
保証期間 | 3年 | |
発売日 | 2018年1月13日 | 2017年9月16日 |
価格の違い
上の価格が新型の「Optix MAG24C」で、下の価格が旧型の「Optix G24C」です。
記事公開時点のAmazon.co.jp調べでは、およそ5,000円の価格差があります。
Optix MAG24C
Optix G24C
まとめ
新型の「Optix MAG24C」が優位となる点をまとめてみました。
もしこれらの点に魅力を感じなければ、旧型の「Optix G24C」を選択しましょう。
- スリムベゼルフレームを採用
- モニターアームに取り付け可能なVESA対応
- 高さや角度の調整範囲が向上したスタンド
- 各種設定に使用する背面スティック搭載
まずスリムベゼルについては、すっきりとしたデザインであることが特長です。
視界の端にどうしても見えてしまうベゼルが薄いことで、ゲームへの没入性がより高まります。
さらにマルチディスプレイを構成する際には、ディスプレイ同士の継ぎ目が短くなるためオススメです。
つぎにVESA対応については、モニターアームでディスプレイを浮かす方に適します。
しかし旧型に比べスタンドの可動域が向上していることから、利点となる環境は少ないと思われます。
最後の設定面に関しては「Optix G24C」の本体下部に存在していた操作ボタンが、背面へ移行。
上下左右に稼働するこのスティックにより、各種設定がよりスマートかつ直感的に行えます。