価格.comで取り扱うSSDの商品検索において、全ての製品中最安となっているGH-SSDR2SA120。
今回の記事ではこの「GH-SSDR2SA120」の性能や速度について、製品画像と併せて解説します。
GH-SSDR2SA120の特長
GH-SSDR2SA120の特長まとめ
- 厚みが7mmであり、ハードディスクからの置き換えに最適である
- ウェアレベリング、エラー訂正LDPC ECC、S.M.A.R.T.機能を搭載している
- 安全にデータを消去する、セキュアイレースに対応している
- 製品寿命時においてデータ改変を自動で禁止する、データ保護機能に対応している
- ラッチ付きのSATAケーブルや電源ケーブルに対応し、ケーブルの抜け防止機構も備えている
GH-SSDR2SA120の仕様
型番 | GH-SSDR2SA120 |
---|---|
JANコード | 4511677116612 |
容量 | 120GB |
実容量 | 112GB |
最大読込速度 | 500MB/s |
最大書込速度 | 400MB/s |
最大ランダムリード | 非公開 |
最大ランダムライト | 非公開 |
フォームファクタ | 2.5 inch(7mm) |
インターフェース | SATA 6Gb/s |
NANDタイプ | TLC NAND |
コントローラー | Phison |
DRAMキャッシュ | 非公開 |
総書き込み容量(TBW) | 非公開 |
平均故障間隔(MTBF) | 非公開 |
保証期間 | 3年 |
GH-SSDR2SA120の外観
これまで購入した中でも、かなり小さめのパッケージです。
パッケージ裏面には、商品の特長や仕様などが掲載されています。
パッケージ側面には、型番とロット?を表すシールがあります。(シリアルナンバーではないようです)
パッケージを開けると、エアキャップに包まれたSSD本体が見えてきます。
商品内容はSSD本体と、取扱説明書の合計2点です。
裏面には、パッケージ側面で紹介したものと同じシールが貼られています。
SSD側面のネジ位置です。
SSD背面のSATAコネクタです。
今回のSSDであるGH-SSDR2SA120の重量は、実測で「約33g」でした。
GH-SSDR2SA120の性能
CrystalDiskInfo 8.3.0 x64
開梱直後で電源投入回数「6回」でしたが、総書き込み量(ホスト)は「2」でした。
CrystalDiskMark 6.0.2 x64
AS SSD Benchmark 2.0.6821.41776
ATTO Disk Benchmark 4.01.0f1
HD Tune 2.55
詳細レビュー
明確な中国メーカーではなく、グリーンハウスが販売元となっている「120GBのSSD」です。
保証外となる分解を避けたため中身の詳細が不明であるものの、3年間保証が付属しています。
メーカーの仕様では「最大読み込み速度500MB/s」「最大書き込み速度400MB/s」とされるこのSSD。
自身が測定したCrystalDiskMarkの結果を見ると、どちらもそれを超える速度を記録しています。
そのためこの速度が安定して発揮できるなら、オフィスや一般向けのOSドライブには最適だと言え、HDDがレスポンスの悪化を招いている環境に導入すれば、かなりの改善が見込まれるのではと思われます。
一方懸念事項は「総書き込み容量(TBW)」「平均故障間隔(MTBF)」などのデータが非公開であること。
そのため重要なデータを扱うことを想定しているなら、バックアップ頻度を上げるべきかもしれません。
レビューまとめ
- SSDの中で現状最も最安かつ、OSだけなら十分な容量を確保できる
- 実測の最大転送速度は、自身の環境において仕様を超える
- OSだけでなくアプリを入れるなら、120GBという容量は少ない
- バンドルソフトは一切なく、環境移行を自前で行う必要がある
- NANDとコントローラーの詳細が一切不明である
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