【IYM-013】ヨーグルトメーカーの使い方【レビュー】

2021年3月26日

牛乳パックに市販のヨーグルトを混ぜるだけで、簡単かつ手軽に自家製ヨーグルトが楽しめるIYM-013。
今回の記事ではこの「IYM-013」の自動メニューを使って、飲むヨーグルトを作る方法について解説します。

IYM-013とは?

アイリスオーヤマから発売されている、飲むヨーグルトモードを搭載した「ヨーグルトメーカー」です。
好みのヨーグルトを入れた牛乳パックを入れてボタンを押せば、8時間後には飲むヨーグルトが完成します。

ヨーグルトメーカーの違い

前提として、アイリスオーヤマの「ヨーグルトメーカーの違い」は、別記事で詳しく解説しています。

【IYM-014とKYM-014】ヨーグルトメーカーの違い【IYM-013とKYM-013】

ヨーグルトメーカーというカテゴリーにおいて、他社を寄せ付けない売れ行きのアイリスオーヤマ。
今回の記事では人気商品の「IYM-014とKYM-014」に加えて「IYM-013とKYM-013」の違いを解説します。

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IYM-013の特長

アイリスオーヤマのヨーグルトメーカー「IYM-013」が持つ、主な特長です。

IYM-013の特長

  • 牛乳パックのまま作れるため、容器を用意する必要がない
  • 人気のレシピは自動メニューを利用して、ボタンひとつで作れる
  • 1℃刻みの細かい温度設定(25~65℃)と、タイマーを搭載している
  • オールカラーのレシピブックが付属しているため、料理の幅が広がる
  • 濃厚なギリシャヨーグルトが作れる、水切りカップが付属している

自動メニュー

ヨーグルトメーカーの「IYM-013」に搭載されている自動メニューと、調理の目安です。

自動メニュー温度設定時間設定
プレーン42℃9時間
カスピ海27℃9時間
甘酒60℃9時間
塩麹60℃8時間
飲むヨーグルト
(500ml、1000ml)
30℃8時間

IYM-013の商品内容

IYM-013のパッケージの表面です。
メインの使い方である「ヨーグルトメーカーであること」が容易に判断できます。

IYM-013の商品内容

しかしパッケージを裏面では「ヨーグルトメーカー以外の使い方」も紹介されています。

例としては塩麹、クリームチーズ、フルーツビネガーが提示されており、ネット上には人気の「サラダチキン」が作れるという報告もありました。

IYM-013の商品内容-2

パッケージ側面に掲載されている、このヨーグルトメーカーで作れる発酵商品の例です。
ヨーグルトだけでも「カスピ海ヨーグルト」「ギリシャヨーグルト」「飲むヨーグルト」が作れます。

IYM-013の商品内容-3

また高い使用頻度が見込まれる利用用途には、便利な「自動メニュー」が搭載されています。
これは面倒な温度や時間設定を行わずとも、メニューを選択するだけで作れる便利機能です。

IYM-013の商品内容-4

最も基本的な飲むヨーグルトの作り方と、同梱されている付属品の一覧です。

この「IYM-013」には900ml容器が2つ付属しているため、異なるレシピを別々に作れます。
他のモデルには容器が1つしか付属していないため、飲みきらないと次のレシピが作れません。

IYM-013の商品内容-5

しかもこの容器はオプションでも追加できますが、少しコストが高い印象です。
つまり容器が2個付属している「IYM-013」のほうが「断然お得」ということです。

パッケージを開梱し、付属品を並べてみました。
一番右のビニール袋には、専用スプーン・混ぜ棒・牛乳パック用のクリップが入っています。

IYM-013の商品内容-6

取扱説明書とレシピブック、お客様へのお知らせです。
このレシピブックはオールカラーですから、モノクロと違って見やすさが段違いです。

IYM-013の商品内容-7

ヨーグルトメーカーの本体です。

IYM-013の商品内容-8

蓋を取り外すと、ギリシャヨーグルトが作れる「水切りカップ」が出てきます。
適度な容器と市販のコーヒー用ペーパーフィルターを利用して、水切りが行えます。

IYM-013の商品内容-9

内部には、牛乳パックがそのまま入る大きさの穴が空いています。

IYM-013の商品内容-10

温度調節や自動メニューの選択が行える「操作パネル」です。

IYM-013の商品内容-11

ヨーグルトメーカーの背面には、電源ケーブルが直結されています。

IYM-013の商品内容-12

レシピブック掲載レシピ

同梱の「レシピブック」に掲載されているレシピ一覧です。

ヨーグルトその他・発酵食品
自家製ヨーグルト簡単甘酒納豆
カスピ海ヨーグルトひんやり甘酒水キムチ
ギリシャヨーグルト甘酒ミルク塩レモン
クリームチーズごまと甘酒のブラマンジェモロッカンサラダ
クリームチーズでオープンサンド甘酒まんじゅうフルーツビネガー
やわらかタンドリーチキン塩麹梅シロップ
天然酵母醤油麹
天然酵母プチパン豚肉とビーンズ3種の白ワイン煮
ヨーグルト漬物鶏のから揚げ
ホエーパンケーキ西京味噌
飲むヨーグルト白身魚の自家製西京焼き
簡単レアチーズケーキ

飲むヨーグルトの作り方

1000mlの牛乳パックを、そのまま利用する場合の「飲むヨーグルト作成例」です。
自身は固形タイプではなく、ドリンクタイプのヨーグルトのみ使用しています。

飲むヨーグルトの作り方

工程公式の方法自身の方法
1スプーン・混ぜ棒・クリップを熱湯消毒するクリップを熱湯消毒する
2牛乳パックの蓋を全部開ける牛乳パックの蓋を半分開ける
3牛乳パックから牛乳を適量取り出す
(少し取らないと溢れる)
4牛乳パックに、スプーンを利用してヨーグルトを入れる牛乳パックに、ドリンクタイプのヨーグルトを入れる
5牛乳パックの中身を、混ぜ棒でよくかき混ぜる牛乳パックの蓋を強く抑え、漏れないように振る
6クリップで蓋を止め、自動メニューを開始する

ちなみに自身がよく使うのは「ガセリ菌SP株ヨーグルト」です。

レビューまとめ

公式が謳っているとおり「ボタン一つで飲むヨーグルトが作れる」便利なヨーグルトメーカーです。
基本的には牛乳パックを利用するため、ヨーグルトを作るたびに洗い物が増えることもありません。

いくつか牛乳や投入するヨーグルトを変え、自動メニューで飲むヨーグルトを作ってみました。
その結果としては概ね良好であり、販売されているような飲むヨーグルトが簡単に作れます。

ただし組み合わせによっては粘性が上手く生まれず、サラサラとした食感となることも。
とはいえ温度や時間設定は手動でも行えますから、最善の設定を見つける楽しみも生まれます。

ちなみに強いて欠点を挙げるとすれば、本体に電源スイッチが存在しないこと。
この現代に電源のオン・オフをコンセントの抜き差しで行うのは、時代遅れと言わざるを得ません。

  • 飲むヨーグルトが、文字通り簡単につくれる
  • 組み合わせを工夫して、自身好みのヨーグルトが追求できる
  • ヨーグルト以外にも、様々な発酵食品が作れる
  • 電源スイッチが搭載されていない
ヨーグルトメーカー「IYM-013」
総合評価4.5

★★★★★

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