【Kindle】広告つきと広告なしの違い【広告非表示化】

2021年4月12日

広告つきと広告なしの違い

Amazon.co.jpで電子書籍リーダーとして販売されている、目に優しいe-inkディスプレイを搭載したKindle。
今回の記事では、この「Kindle」の各モデルに存在する「広告つき」と「広告なし」の違いを解説します。

広告の選択について

Kindleの価格はどのシリーズにも2種類あり、広告の有無で「2,000円の価格差」があります。
一度広告つきを購入すると広告なしには戻せず、ずっと広告つきのデメリットが付きまとうことになります。

広告の選択について

広告の有無の違い

広告つき

「広告つき」と「広告なし」の大きな違いですが、まずは「スワイプの必要性」が挙げられます。

広告つきのデメリット

広告つきの場合は、スリープから復帰するため電源ボタンを押すと「スワイプ」を強制されます。
一方広告なしの場合は、スリープ状態で電源ボタンを押すと前回の画面が即座に復帰します。

広告つき 広告つきのスリープ画面 ⇒ 電源ボタン ⇒ スワイプ ⇒ 広告つきのホーム
広告なし 広告なしのスリープ画面 ⇒ 電源ボタン ⇒ 広告なしのホーム

広告つきのデメリット-2

また広告つきの場合は「ホーム」および「マイライブラリ」の下部に常時広告が表示されます。

広告つきのデメリット-3

画面下部に表示されているこの広告をタップすると、その広告に関連する詳細な情報が表示されます。
とはいえ画面下部の広告は書籍の閲覧中は一切出ませんから、ほとんど意識することはありません。

広告つきのデメリット-4

また今回は紹介できませんでしたが、スリープ中にAmazonが薦める書籍が表示されることがあります。
もし不適切な画像や内容が表示された場合には、設定画面の「マイアカウント」に進みましょう。

その中にある「キャンペーン情報」から「特定のキャンペーン情報を除外」を設定しておけば、おそらく不快な内容は表示されなくなるはずです。

特定のキャンペーン情報を除外

広告なし

広告なしの場合はスリープ中も広告が出ず、鉛筆で描いたような美しい画像がランダムで表示されます。
またスリープからの復帰は「電源ボタン」を押すだけであり、スワイプ操作がそもそも必要ありません。

広告なしの場合

もちろん「ホーム」や「マイライブラリ」にも広告は表示されず、表示領域が広くなります。



Kindleの登録を解除する方法

KindleからAmazonのアカウント情報をを解除する場合は、まずは設定画面を開きます。
続いて「マイアカウント」にある「端末の登録を解除」をタップします。

Kindleの登録を解除する方法

そしてKindleの登録を解除確認のメッセージが表示されたら、確認して「登録解除」します。
するとひとつ前の画面で表示されていた「アカウント名」が「登録解除済み」に変わります。

ただし一度Amazonアカウントを連携すると、登録解除しても広告は出続けます。

Kindleの登録を解除する方法-2

広告を非表示にする方法

使用方法は限定されますが「広告つき」を「広告なし」にする方法は存在します。
その方法とは、Kindleに「Amazonアカウントを一度も連携せず使うこと」です。

ただしこの方法は、ネットワークに接続する意味も失ってしまいます。
もちろんインターネットを利用した、書籍のダウンロードも行えません。

そのためファイルを転送する方法は、USBケーブルによる有線接続に限定されます。
また一度でもAmazonアカウントを連携すると、連携を解除しても広告は表示されたままとなります。

広告非表示化の要点は、開梱後にKindleとAmazonアカウントの連携を行わないことです。
もし一度でも連携を行ってしまったら、端末オプションにある「リセット」が必要になります。

ちなみに「Kindleをオフラインで使用する方法」は、別記事で詳しく解説しています。

【Kindle】アカウント無しのオフラインで使う方法【自炊】

Amazonのサービスと連携してファイルをダウンロードできるほか、USB接続による転送も可能なKindle。
今回の記事ではこの「Kindle」でWi-Fi接続を解除し、アカウント無しのオフラインで使う方法を解説します。

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Kindleのシリーズ価格比較

Kindleの各シリーズを「広告つき」と「広告なし」で比較してみました。
我慢して「広告つき」にすると、よりお得な価格で32GB版を選択できます。

Kindle Paperwhite ⇒ 「広告なし:8GB」と「広告つき:32GB」が同価格である
Kindle Oasis ⇒ 「広告なし:8GB」に+1,000円追加すると「広告つき:32GB」となる

価格比較KindleKindle PaperwhiteKindle Oasis
カラーブラック
ホワイト
セージ
トワイライトブルー
ブラック
プラム
ブラック
ASINB07FQ4DJ7XB07HCSQ48PB07L5GH2YP
広告なし10,980円
(8GBのみ)
17,980円(32GB)
15,980円(8GB)
34,980円(32GB)
31,980円(8GB)
広告つき8,980円
(8GBのみ)
15,980円(32GB)
13,980円(8GB)
32,980円(32GB)
29,980円(8GB)
Wi-Fi + 無料4G
(広告なしのみ)
-22,980円(32GB)40,980円(32GB)

Kindleのシリーズ機能比較

ちなみに現在販売されている「Kindleシリーズの違い」は、別記事で詳しく解説しています。
リンク先では「Kindle」「Kindle Paperwhite」「Kindle Oasis」の3種類について比較しています。

【Amazon】Kindleシリーズの違いと初期設定の方法【レビュー】

目に優しいフロントライトを備え、紙のような読み心地の「e-inkディスプレイ」を搭載したKindleシリーズ。
今回の記事ではこの「Kindleシリーズ」の違いや初期設定の方法と、購入したKindleのレビューを行います。

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広告の有無まとめ

「広告つきと広告なしどちらを買えばいいか」と問われた時、自身なら読書時間で判断します。

例えば1度Kindleを起動したら読書に没頭する、という方であれば「広告つき」でも問題ありません。
逆に隙間時間で何度もKindleを起動する場合は、スワイプが必要ない「広告なし」をオススメします。

モデルの違いスリープ時復帰時ホームマイライブラリ
広告つきランダム広告スワイプ必要広告表示広告表示
広告なしランダム画像スワイプ不要--
広告非表示化広告つきのモデルで、一度もAmazonアカウントを連携させない
もし連携させてしまったら、端末をリセットしてやり直す

広告つきと広告なしを比較した時、自身が一番億劫に感じたのは起動時の「スワイプ」です。

広告つきは「電源ボタン」「スワイプ」の2工程が必要ですが、広告なしは「電源ボタン」だけ。
正直Kindleのタッチ感度は優れているものではありませんから、頻繁なスワイプは避けたいところです。

  • 広告つきは広告が表示されるため、広告なしより2,000円安く購入できる
  • 広告つきの広告はスリープ時とホーム時に表示され、読書の邪魔をする心配はない
  • 広告つきでも開梱直後やリセット後にAmazonと連携させなければ、広告なしで使える
  • 広告つきは、スリープからの復帰にスワイプが必要となる
  • 広告つきは、ホームやマイライブラリの画面下部に広告が表示される
  • 広告つきはスリープ中、Amazonが薦める書籍の情報が表示されることがある

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