最も売れているスマートウォッチといって過言ではない、iPhoneと連動させて使うApple Watchシリーズ。
今回の記事では人気の「Apple Watch Series 6」と、下位モデルの「Apple Watch SE」の違いを解説します。
Apple Watchの紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=EDSOZgGUeU0
各Apple Watchの簡易解説
Apple Watch Series 6 ⇒ 2020年夏現在で最も機能が豊富な、常時表示のRetinaディスプレイ搭載モデル
Apple Watch SE ⇒ Series 6と同じサイズのディスプレイを持つ、導入しやすい価格のスタンダードモデル
Apple Watch Series 3 ⇒ 現行品よりもディスプレイが小さい、機能を割り切る方向けのエントリーモデル
ディスプレイサイズの違い
Apple Watch Series 6とSEは「44mmと40mm」から、Series 3は「42mmと38mm」から選べます。
Apple Watch Series 6は常時表示が可能であり、Series 3は黒い枠が大きく情報の表示範囲が狭いです。
各モデルの解像度と「Apple Watch Series 3 38mm」を基準にした、増減率をまとめました。
Apple Watch Series 6およびSEの40mmのほうが、Apple Watch Series 3の42mmよりも情報量は多いです。
解像度比較 | Series 6 | SE | Series 3 | 増減率 |
---|---|---|---|---|
44mm | 164,864px (368×448) | - | +78% | |
42mm | - | 121,680px (312×390) | +32% | |
40mm | 127,656px (324×394) | - | +38% | |
38mm | - | 92,480px (272×340) | - |
各Apple Watchの性能比較
https://www.youtube.com/watch?v=U90_RsrBy44
Apple Watch Series 6、Apple Watch SE、Apple Watch Series 3の性能比較です。
ただしApple Watch Series 3に限り、GPS + Cellularモデルが販売されていません。
性能比較 | Series 6 | SE | Series 3 |
---|---|---|---|
税込価格 (GPS + Cellularモデル) | 59,180円~ | 38,280円~ | - |
税込価格 (GPSモデル) | 47,080円~ | 32,780円~ | 21,780円~ |
ケース素材 | アルミニウム ステンレススチール チタニウム | アルミニウム | |
ガラス素材 | Ion-Xガラス サファイアクリスタル | Ion-Xガラス | |
ケースサイズ | 44mm / 40mm | 42mm / 38mm | |
ディスプレイ | LTPO OLED Retina | OLED Retina | |
常時表示 | 対応 | - | |
CPU | デュアルコアS6 SiP | デュアルコアS5 SiP | デュアルコアS3 SiP |
Appleワイヤレスチップ | W3 + U1チップ | W3 | W2 |
容量 | 32GB | 8GB | |
竜頭 | 触覚的な反応を返すDigital Crown | Digital Crown | |
耐水性能 | ISO規格228102010にもとづく、泳げる50mの耐水性能 | ||
血中酸素ウェルネスアプリ | 対応 | - | |
心電図アプリ | 対応 | - | |
心拍センサー | 第3世代の光学式 | 第2世代の光学式 | 光学式 |
高心拍数と低心拍数の通知 | 対応 | ||
不規則な心拍リズムの通知 | 対応 | ||
単独での緊急SOS | 対応(GPS + Cellularモデルのみ) | - | |
海外における緊急通報 | 対応(GPS + Cellularモデルのみ) | - | |
加速度センサー | 最大32G(転倒検出対応) | 最大16G | |
騒音のモニタリング | 対応 | - | |
携帯電話通信機能 | 対応(GPS + Cellularモデルのみ) | - | |
ファミリー共有設定 | 対応(GPS + Cellularモデルのみ) | - | |
コンパス | 搭載 | - | |
高度計 | 常時計測の高度計を搭載 | 搭載 | |
通話機能 | 第2世代のスピーカーとマイク | スピーカーとマイク | |
Wi-Fi | 802.11b/g/n(2.4 /5GHz) | 802.11b/g/n 2.4GHz | |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 | |
駆動時間 | 最大18時間 |
Apple Watch Series 6とSEの違い
Apple Watch Series 6と、Apple Watch SEの違いをまとめました。
Apple Watch Series 6が劣る点はとくになく、常時表示にも関わらず電池持ちに変化はないようです。
Apple Watch Series 6が、Apple Watch SEよりも優位な点
- 手首を上げずに画面表示をいつでも確認可能な、常時表示Retinaディスプレイを搭載している
- ケース素材にアルミニウムのほか、ステンレススチールやチタニウムが選べる
- 本体のカラーに、下位モデルでは選択できないブルーやレッドが選べる
- 血中酸素ウェルネスセンサーと電気心拍センサーを備え、アプリでそれぞれの計測ができる
- 搭載されている光学式心拍センサーの世代が新しく、CPUは最大20パーセント高速である
- AppleワイヤレスチップのW3に加え、超広帯域のU1チップを搭載している(利用は地域次第)
(さらにステンレススチールやチタニウムモデルは、ガラスがサファイアクリスタルへ変わる)
Apple Watch SEとSeries 3の違い
Apple Watch SEと、Apple Watch Series 3の違いをまとめました。
Apple Watch Series 6が劣る点はとくになく、Series 3とは違いApple Watch Nikeも選べます。
Apple Watch SEが、Apple Watch Series 3よりも優位な点
- より大きなケースサイズが選べることに加え、表示できる情報量も多い
- GPS + Cellularモデルを選択すれば、通信機能付きのiPhoneが付近になくても緊急SOSが可能である
(さらにGPS + Cellularモデルの場合、海外における緊急通報やファミリー共有設定にも対応する) - 最大32Gの加速度センサーによる転倒検出や、騒音のモニタリングに対応する
- 搭載されている光学式心拍センサーの世代が新しく、CPUは最大200パーセントも高速である
- 触覚的な反応を返すDigital Crownやコンパス、第2世代のスピーカーとマイクを搭載している
- 現在の標高をリアルタイムで検出する高度計を備え、本体のストレージ容量は4倍の32GBである
スマホ料金最適化 ⇒ 月額290円でドコモ回線、月額0円でau回線