Androidスマホの定番となっている、シャープのAQUOS sense5G(SH-53A)とAQUOS sense4(SH-41A)。
今回の記事ではこの「sense5G」と「sense4」の仕様や性能の違いを、ベンチマークを含めて解説します。
外観比較
AQUOS sense5G(SH-53A)とAQUOS sense4(SH-41A)には、カラーを除く外観の違いはほぼありません。
ただしAQUOS sense5G(SH-53A)は5G対応のためか、アンテナのラインがわずかながら増加しています。
そのためスマホケースを選ぶ際には、AQUOS sense5Gに対応していることを一応確認すべきでしょう。
AQUOS sense5G
AQUOS sense5Gの基本カラーは「ライトカッパー」「ニュアンスブラック」「オリーブシルバー」「ライラック」の4色です。
またオンラインショップ限定で「コーラルレッド」「スカイブルー」「イエローゴールド」も選べます。
AQUOS sense4
AQUOS sense4の基本カラーは「ライトカッパー」「ブラック」「シルバー」「ライトブルー」の4色です。
さらにオンラインショップ限定で「レッド」「ブルー」「イエロー」も選べます。
AQUOS sense5Gの利点と欠点
AQUOS sense5G(SH-53A)とAQUOS sense4(SH-41A)が持つ相違点は、下記のとおりです。
最も大きな違いは「5Gに対応している」ことによる、快適な通信速度だと言えます。
- 5G対応により「最大受信速度2.1Gbps」と「最大送信速度218Mbps」を実現している
- 4Gの速度も「最大受信速度1Gbps」と「最大送信速度90Mbps」対応でより速い
- 高輝度かつ高コントラストの映像が楽しめる「HDR動画再生」に対応している
- 同じバッテリー容量ながら「連続待受時間」「連続通話時間」「電池持ち時間」で劣る
- Wi-Fiを経由したディスプレイ出力機能である「Wi-Fi miracast」に対応していない
- dゲームとdトラベルの対応状況が現在確認中で、ディズニープラスに対応していない
性能比較
AQUOS sense5G(SH-53A)とAQUOS sense4(SH-41A)の「性能比較」です。
仕様比較 | AQUOS sense5G | AQUOS sense4 |
---|---|---|
公式販売価格(税込) | 39,600円 | 37,224円 |
発売日 | 2021年2月12日 | 2020年11月12日 |
サイズ | 約148mm×71×8.9mm | |
質量 | 約178g | 約177g |
画面サイズ | 約5.8インチ | |
パネル・解像度 | IGZO TFT(1080×2280) | |
メインカメラ | 約1200+1200+800万画素 | |
サブカメラ | 約800万画素 | |
電池容量 | 4570mAh | |
連続待受時間 (静止時 4G LTE) | 約760時間 | 約820時間 |
連続通話時間 (VoLTE AMR-WB) | 約1860分 | 約2330分 |
電池持ち時間 (4G LTE) | 約170時間 | 約180時間 |
OS | Android 11 | Android 10 |
CPU | Snapdragon 690 5G | Snapdragon 720G |
RAM | 4GB | |
ROM | 64GB | |
microSD | 最大1TB | |
おサイフケータイ | 対応 | |
ワンセグ | - | |
耐衝撃 | 19項目のMIL規格対応 | |
防水 | IPX5 / IPX8 | |
防塵 | IP6X | |
最大受信速度(5G / 4G LTE) | 2.1Gbps / 1Gbps | - / 350Mbps |
最大送信速度(5G / 4G LTE) | 218Mbps / 90Mbps | - / 75Mbps |
生体認証 | 指紋 / 顔 | |
ハイレゾ | 対応 | |
Bluetooth | 5.1 | |
Wi-Fi | Wi-Fi 5 | |
テザリング | 最大10台 | |
USB | USB Type-C |
ベンチマーク比較
各ベンチマークは少なくとも3回は実施し、得られた「最高値」を掲載しています。
Antutuベンチマーク
「Antutuベンチマーク Ver.8」を利用し、実機で計測しました。
Geekベンチマーク
「Geekベンチマーク Ver.5」を利用し、実機で計測しました。
増減率
ベンチ比較 | AQUOS sense5G(SH-53A) | AQUOS sense4(SH-41A) | 増減率 |
---|---|---|---|
総合 | 274973 | 252838 | +9% |
CPU | 101960 | 98381 | +4% |
GPU | 62780 | 50916 | +23% |
MEM | 55401 | 48105 | +15% |
UX | 54832 | 55436 | -1% |
Single-Core | 579 | 569 | +2% |
Multi-Core | 1705 | 1778 | -4% |
AQUOS sense5Gのベンチマーク結果詳細
今回は「AQUOS sense5G(SH-53A)」のみ、詳細なベンチマーク結果を掲載しておきます。
HTML5テストとストレージテスト
前述の「Antutuベンチマーク Ver.8」を利用し、実機で計測しました。
左が「HTML5テスト」の結果で、右が「ストレージテスト」の結果です。
OpenCLスコアとVulkanスコア
前述の「Geekベンチマーク Ver.5」を利用し、実機で計測しました。
左が「OpenCLスコア」の結果で、右が「Vulkanスコア」の結果です。
3DMarkスコア
「3DMark - The Gamer's Benchmark」を利用し、実機で計測しました。
左が「Wild Life」の結果で、右が「Sling Shot Extreme OpenGL ES 3.1」の結果です。
AQUOS sense3とsense3 basicの違い
ちなみに「AQUOS sense3とsense3 basicの違い」は、別記事で詳しく解説しています。
-
【SHV45】AQUOS sense3とsense3 basicの違い【SHV48】
多数のキャリアで販売されているAQUOS sense3(SHV45)と、廉価版のAQUOS sense3 basic(SHV48)。
今回の記事ではこの2種類の「AQUOS sense3」について、価格・性能・機能などを比較して解説します。続きを見る
スマホ料金最適化 ⇒ 月額290円でドコモ回線