【AMD】Athlon 200GEの性能と映像出力について【Vega 3】

2018年9月28日

2018年9月28日に発売された、2コア/4スレッド駆動のAthlon 200GE with Vega 3 Graphics。
今回の記事ではこのAPUの仕様や性能に加え、現在確認されている映像出力について解説します。

Athlon 200GEとは?

コードネーム「Raven Ridge」に属した、2コア/4スレッド3.2GHzで駆動するAPUのこと。
TDP35Wとという低消費電力を実現しながらも「Radeon Vega 3 Graphics」を内蔵しています。

このグラフィックスは、主要な人気ゲームを720pで動作可能な性能を持つもの。
同価格帯に位置する「Pentium G4560」と比べると、平均対比率は「160%」に上ります。(後述)

Athlon 200GE 公式ページ

Athlon 200GEの仕様

項目 Athlon 200GE
CPUコア/スレッド数 2/4
ベースクロック 3.2GHz
ブーストクロック ×
L1キャッシュ 192KB
L2キャッシュ 1024KB
L3キャッシュ 4MB
内蔵GPU Radeon Vega 3 Graphics
GPUコア数 3
GPUクロック 1000MHz
アンロック ×
対応メモリ DDR4-2667
対応チャネル デュアルチャネル
対応ソケット AM4
CMOS 14nm
TDP 35W
最大温度 105°C
CPUクーラー 付属

Athlon 200GEの価格

メーカー想定売価は6480円前後(税別)となっており、税込み価格では6,998.4円。
記事作成時点で確認できるAmazon.co.jpでは、ほぼ近い価格となっているようです。

ちなみに比較対象となっている「Pentium G4560」との価格差は「約1,500円」です。

Athlon 200GEの性能

こちらが主要タイトルの平均フレームレートです。

Pentium G4560を基準としたときの対比率です。

ゲームタイトル Athlon 200GE Pentium G4560 A6-9500E
DOTA 2 112% 100% 66%
CS:GO 158% 100% 118%
Fortnite 175% 100% 129%
LoL 166% 100% 136%
Rocket League 168% 100% 138%
Overwatch 184% 100% 78%
平均 160% 100% 111%

映像出力について

「Athlon 200GE」と「ASRock製およびMSI製マザーボード」との組み合わせによる制限が公開済み。
内容は対象となる対象製品の組み合わせで、一部の映像出力端子が使用不可となるものです。

メーカーとマザーボードは下記のとおりですが、最新の情報はこちらからご確認下さい。

株式会社アスク サポート情報

メーカー型番BIOS使用不可
ASRockB450 Gaming K4ALLVGA
ASRockB450 Pro4ALLVGA
ASRockB450M Pro4ALLVGA
ASRockB450M-HDVALLDVI
ASRockX370 Pro4P4.80DVI
ASRockX370 Gaming-ITX/acP4.60HDMI(HDMI2)
ASRockAB350 Gaming-ITX/acP4.60HDMI(HDMI2)
ASRockAB350 Gaming K4P4.80DVI
ASRockAB350 Pro4P4.80DVI
ASRockAB350M Pro4P4.80DVI
ASRockAB350M-HDVP4.80DVI
ASRockA320M-ITXP4.70HDMI(HDMI2)
ASRockA320M-HDVP4.80DVI
MSIX370 GAMING PRO-DVI
MSIX370 SLI PLUS-DVI
MSIX370 GAMING PRO CARBON-DVI
MSIB350M PRO-VDH-DVI
MSIB350M MORTAR-DVI
MSIB350 PC MATE-DVI
MSIB350 TOMAHAWK ARCTIC-DVI
MSIB350M BAZOOKA-DVI
MSIB350M GAMING PRO-DVI
MSIB350 TOMAHAWK-DVI
MSIA320M GAMING PRO-DVI

参考元:4Gamer.net


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