【新4K8K】4K放送の視聴方法とアンテナの違い【まとめ】

2018年9月28日

2018年12月1日からBS・110度CSを利用して開始される、高精細で美しい映像の新4K8K衛星放送。
今回の記事では4K放送によるメリットと視聴方法に加え、アンテナの違いについて解説します。

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新4K8K衛星放送とは?

新4K8K衛星放送を視聴するには?

新4K8K衛星放送を適切に受信するには?

4K放送になると何が変わるの?

4Kとは画面がどれだけ緻密かを表す映像規格であり、その精細さは現行ハイビジョンの4倍。
今後放送が予定されている8Kでは「現行ハイビジョンの16倍」もの画素数を誇ります。

画素数が増えることで立体感も加わり、より臨場感のある映像が楽しめます。

広色域化

まず現行のハイビジョン放送に比べ、表現可能な色の範囲が大幅に拡大。
この広色域化により、実際に見える色に近い映像表現が可能となります。

高速表示

つぎに現在秒間30コマで表示されている映像が、最大で秒間120コマに高速化。
このフレームレート高速化により、動きの速い映像がぼやけず滑らかになります。

多階調化

そして階調表現も、現在の1,600万階調から約10億階調へと拡大。
この多階調表現により、色や明るさの変化がゆるやかで自然なものになります。

HDR対応

最後に輝度については、HDR技術により表現できる明るさの範囲が大幅に拡大。
ハイダイナミックレンジとよばれるこの技術が、現実に近い明るさを実現します。

新4K8K衛星放送の視聴に必要なもの

新4K8K衛星放送の視聴に必要となるのは、下記のテレビ・アンテナ・チューナーです。

新4K衛星放送対応チューナーまとめ

  • 4K対応パネル、もしくは8K対応パネルを搭載したテレビ
  • BS・110度CS対応アンテナ(従来のアンテナを含む)
  • 新4K8K衛星放送に対応したチューナー

重要なのはこれまで販売されていた4K対応テレビだけでは、新4K8K衛星放送が視聴できないこと。
テレビを用意したとしても「新4K8K衛星放送に対応したチューナー」がなければ意味がありません。

ただし2018年夏以降に発売されている一部のテレビに限り、新4K8K衛星放送用チューナーを内蔵済み。
この場合は「従来のアンテナ」もしくは「新しいアンテナ」が設置されていれば、まず視聴できます。

従来のアンテナと新アンテナの違い

旧アンテナ:右旋円偏波のみ対応
新アンテナ:右旋円偏波と左旋円偏波のどちらにも対応

旧アンテナと新アンテナの違いは「左旋円偏波」に対応しているか否かです。
旧アンテナでも4K放送を視聴できますが、新アンテナに変えると視聴できるチャンネルが増加します。

視聴環境早見表

アンテナ テレビ チューナー 視聴可能
古い 2K対応 × 2K
古い 4K対応 × 2K
古い 4K対応 あり 2Kと一部の4K
新しい 2K対応 × 2K
新しい 4K対応 × 2K
新しい 4K対応 あり 全ての2K4K放送

参考元:新4K8K衛星放送特設サイト|DXアンテナ

 
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