スマートフォンも高性能パソコンも不要でVRが楽しめる、一体型VRヘッドセットのOculus Go。
今回の記事ではその後継型となる、6DoFトラッキング対応のOculus Questについて解説します。
Oculus Goとは?
2018年5月に発売された、スマホ不要の「スタンドアローンVRヘッドセット」のこと。
本体にCPUやメモリを内蔵しており「気軽」に「どこでも」バーチャルリアリティが堪能できます。
また左右にはヘッドホンを備え、最高級の品質を誇るレンズによりクリアな映像が楽しめる設計。
装着感にこだわったデザインで長時間の使用も問題なく、利便性を高めるコントローラーが付属です。
ちなみにメモリ容量は「32GB」と「64GB」の2種類が展開され、使用者に応じて選択できます。
Oculus Questとは?
2019年春の発売が予定されている、Oculus Goの後継となるスタンドアローンVRヘッドセットのこと。
Oculus Goで実現した臨場感はそのままに、6DoFトラッキングによる移動に対応したことが特長です。
そのためOculus Goではなし得なかった、より没入感の高いバーチャルリアリティが実感可能。
さらにVRの中で物をつかんだり投げたりできる「Oculus Touchコントローラー」が付属しています。
ストレージの目安
項目 | 32GB | 64GB |
---|---|---|
HD動画 | 3本 | 7本 |
ゲーム | 10本 | 20本 |
アプリ | 20本 | 40本 |
仕様の違い
項目 | Oculus Quest | Oculus Go |
---|---|---|
発売日 | 2019年春 | 2018年5月 |
税抜価格 | 399ドル(約45,000円) | 23,800円(32GB) 29,800円(64GB) |
解像度(片目) | 1,600 × 1,440 | 1,280 × 1,440 |
リフレッシュレート | 最大72Hz | |
CPU | 未発表 | Snapdragon 821 |
ストレージ | 64GB | 32GB / 64GB |
トラッキング | 6DoF | 3DoF |
オーディオ | 搭載(音質向上) | 搭載 |
調整機能 | 瞳孔間距離(IPD) | × |
コントローラー | 最大2台対応 | 最大1台対応 |
ハンドトラッキング | 対応 | × |
外部センサー | 不要 |
6DoFと3DoFの違い
Oculus Questは「6DoF」に対応しており、コントローラーで手の動きも再現されます。
6DoF:頭の視点移動および前後左右への移動が反映される
3DoF:頭の視点移動のみ反映される
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