【ダイエットに最適?】バランサー レビュー【1日分の栄養素】

2020年9月2日

バランサー レビュー

コップ1杯でバランスよく20種類の栄養成分を摂取でき、ダイエットのサポートにも役立つバランサー。
今回の記事ではこの「バランサー」の種類や、水や牛乳などを利用したオススメの飲み方を解説します。

バランサーとは?

わずか1杯飲むだけで、1日に必要な栄養成分のほとんどを摂取可能な「粉末状の新しいマルチ栄養食」です。
多忙極まり食事の時間がゆっくり確保できない現代人にも適した、水や牛乳で割って飲むだけの商品です。

バランサーとは?

引用元:バランサーとは

バランサーの種類

バランサーのサイズには10食170gの「バランサー」と、30食510gの「バランサー30D」の2種類があります。
また現在発売されているフレーバーには、優しい甘さの「バナナ味」と「ミックスベリー味」があります。

また2020年5月には、甘味料ゼロ&香料ゼロでどんな飲料にも合わせやすい「プレーン」が加わりました。

バランサーの成分について

バランサーの注意点は、健康を維持するために必要な栄養をすべて含んだ完全食ではないということです。

バナナとミックスベリー味には「ビオチン」がなく、プレーンには「マグネシウム」がありません。
また3種類全てに「カリウム」「リン」「ビタミンK」がなく、食事から摂取しやすい栄養素は少なめです。

ちなみに「バランサーの成分について」は、別記事で詳しく解説しています。

【栄養食】バランサーとBASE BREADの違い【コスパ】

1杯で1日分20種類の栄養素が摂取できるという、マルチバランス栄養食のBALANCER(バランサー)。
今回の記事では先日紹介した「BASE BREAD」を比較対象に挙げ、栄養素やコストについて比較します。

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商品情報

今回検証用に購入したのは10食170gの「通常版」で、味はスタンダードな「バナナ味」です。
商品はバランサー本体とパーフェクトガイドブックが、ビニール袋で梱包されて到着しました。

バランサーのバナナ味

まずこちらがバランサー本体で、袋の中にバランサーの粉末と「計量スプーン」が入っています。
袋上部にはチャックを備え、1杯分の粉末を取り出した後で閉じられるようになっています。

パッケージ下部は多少広がる設計で、袋単体で自立して中身が取り出せます。
ただし袋の口はそれほど大きくないため、誤って転倒させないよう注意が必要です。

バランサーのバナナ味-2

パッケージの裏面には、原材料名や含まれる栄養素などが記載されています。

バランサーのバナナ味-3

バランサーは付属のスプーンすりきり2杯(17g)を、水もしくは牛乳(200ml)に混ぜて飲みます。

バランサーのバナナ味-4

付属していた、バランサーのパーフェクトガイドブックです。

バランサーのバナナ味-5

中にはバランサー1杯で摂れる栄養素や、その栄養素を他の食物に置き換えた時の記載があります。

バランサーのバナナ味-6

またページを進めると「バランサーの8つのポイント」や「おすすめの飲み方」が紹介されています。

バランサーのバナナ味-7

ちなみにバランサーは水と混ぜたときの栄養素を基準としており、牛乳と混ぜるとより栄養価が増加します。

バランサーのバナナ味-8



テストした飲み方

テストした飲み方は現時点で公式が紹介している「水」と「牛乳」で、どちらも混ぜる量は200mlです。
混ぜる際には、最も使用頻度が高い「DHCプロティンダイエット専用シェーカー」を使いました。

常温の水

1杯で1日分の栄養素の推奨量が摂取できるという、バランサーのコンセプト基準となっている飲み方です。
牛乳に含まれている栄養素を摂取したくない、もしくは牛乳を飲むとお腹が緩くなる方にオススメです。

実際に混ぜて飲んでみると「ほのかなバナナ風味」が広がりますが、作りものの域を出ない科学的な味。
お世辞にもあまり美味しいとは言えず、後味は後述の牛乳割りに比べて粉っぽさを強く感じました。

またその粉っぽさのためか、歯磨きを終えたあとも喉とお腹の中間ぐらいが常に淀んでいる状態。
――近日追加で検証しますが、常温ではなく冷水を使用すれば結果は違ったかもしれません。

常温の水

牛乳

バランサーに含まれる栄養素と、牛乳自体が持つ栄養素を同時に摂取できる「公式イチオシ」の飲み方です。
前述の常温の水とは違い十分に冷やした牛乳を混ぜ、ダマにならないようしっかり振って試飲しました。

すると幼少期にミキサーで作っていたバナナジュースを思い出す味となり、確かにこれは美味しいかも?
甘いものを苦手としている自身の基準では「まだ少し甘い寄り」ですが、十分許容できる範囲内です。

ただしこの牛乳割りはミキサーで作ったように泡立つため、飲みにくくなることが若干のデメリット。
記事公開時点では先出しのレビューですから、これから分量を変えてベストを探っていきます。

牛乳

甘さの目安

自身はこの「ゴールドスタンダード ダブルリッチチョコレート味」を、毎日スプーン1杯飲んでいます。
このプロテインとバランサーの牛乳200ml割りを比べると、バランサーのほうが甘いように感じます。

プロテインと混ぜてみた

バランサー(バナナ味)とゴールドスタンダード(ダブルリッチチョコレート味)を混ぜて飲んでみました。
規定量は前者が付属スプーンですりきり2杯、後者が付属スプーンですりきり1杯です。

常温の水(400ml)

バランサー×水だけの味とほぼ変わらず「ほのかにチョコの風味がするかな?」程度の印象。
どうやらバランサーのバナナ味のほうが勢力が強いようで、ゴールドスタンダードが負けています。

ちなみに後味の粉っぽさは解消されていないため、気になる場合は水の量を増やすべきでしょう。

プロテインと水で混ぜてみた

牛乳(400ml)

今回試した4種類の飲み方の中で「最も甘みを強く感じる」組み合わせです。
水と比べると後味の粉っぽさは抑制されますが、甘みを苦手としている方は常飲しにくいかもしれません。

それでもバランサーが苦手としている「タンパク質」を、手軽にたくさん摂取できる点はメリットです。

プロテインと牛乳で混ぜてみた

まとめ

わずか1杯で、1日に必要とするほぼ全ての栄養素の推奨量を摂取することが可能な「お手軽栄養食」です。
使用方法も「スプーン2杯を好みの飲料と混ぜるだけ」ですから、忙しいときにも負担になりにくいです。

注意すべき点は「一部の栄養素」が含まれていなかったり「普段の食事で摂りすぎが懸念されている栄養素」や「食事から摂取しやすい栄養素」は少なめに設計されていることです。

そのためバランサーだけでは十分な栄養を網羅できませんし、また1日2杯以上の摂取も非推奨。
あくまで「ほとんどの栄養素を摂取できる」というコンセプトに順じ、規則的な食生活は欠かせません。

ちなみにコストについては、準備に必要な時間や栄養素を考慮すれば常用に足る印象。
ただ「このスプーン1杯で100円か~」と考えてしまうと、微妙な抵抗感は拭えません。(1食2杯で約200円)

バランサー30D「バナナ味」
総合評価 4.0

★★★★★


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