第3世代Fire TV Stickや新登場の車載用Echo Autoと同時に発表された、第4世代Echo Dotと第4世代Echo。
今回の記事ではAmazonの代表的なスマートスピーカーの違いを、発売済みの第3世代を含めて解説します。
Echoとは?
音声操作の「Alexa」に対応した、Amazonが販売している代表的なスマートスピーカーのシリーズです。
Amazonの各種サービスと親和性が高いという点でGoogleの商品よりも利便性に優れ、実際に売れています。
第3世代Echo Dot
自身が2つ所持している、1.6インチのスピーカーを内蔵したEchoシリーズの「スタンダードモデル」です。
より安価なEcho Flexが販売されてはいるものの、音楽の視聴を目的とするならここが最低ラインです。
第4世代Echo Dot
2020年10月22日に発売予定となっている、第3世代Echo Dotのマイナーチェンジモデルです。
これまで平型だったEcho Dotからデザインが大きく変更され、可愛らしい丸形が採用されています。
補足として前面に時計を内蔵した「Echo Dot with clock」も選択できます。
第4世代Echo
第4世代Echo Dotと同時に発売されることとなった、Echo Dotのグレードアップモデルです。
3.0インチウーファーと2基の0.8ツイーターを備え、Echo Dotを超える高音質が楽しめます。
そのほか米国版では「第1世代AZ1ニューラル・エッジ・プロセッサ」を搭載し、音声認識能力が強化。
国内での採用は明記されていませんが、今後機能の拡張によって利用できる可能性は存在します。
各スピーカーの違い
第4世代Echoと第4世代Echo Dotの違いを簡単に説明すると、下記の3つです。
第4世代Echoと第4世代Echo Dotの違い
- 第4世代Echoは3.0インチウーファーと0.8インチツイーターを搭載しており、高音質である
- 第4世代Echoは3.5mmライン入出力にも対応しているため、外部スピーカーとして使える
(第4世代Echo Dotは3.5mmライン出力のため、別のスピーカーに接続することはできる) - 第4世代EchoはZigbeeスマートホームハブを内蔵しており、スマート家電を簡単に導入できる
仕様比較 | 第4世代Echo | 第4世代Echo Dot | 第3世代Echo Dot |
---|---|---|---|
発売日 | 2020年10月22日 | 2018年10月30日 | |
価格 | 11,980円 | 5,980円 | 5,980円 |
分類 | プレミアム | コンパクト | |
サイズ | 144×144×133mm | 100×100×89mm | 43×99×99mm |
重量 | 940g | 328g | 300g |
Alexa | 内蔵 | ||
内蔵スピーカー | 3.0インチウーファー 0.8ツイーター × 2 | 1.6インチ | |
対応サービス | 音楽ストリーミングサービス Amazon Music HD Prime Musicなど |
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外部スピーカー接続 | 3.5mmライン入出力 | 3.5mmライン出力 | |
音声通話 | 対応 | ||
家電操作 | 対応(別売の対応機器が必要) | ||
リモコン家電の操作 | 対応(別売の赤外線コントローラーが必要) | ||
スマート家電の簡単導入 | Zigbeeスマートホームハブ内蔵 | - | |
温度センサー | 内蔵 | - | |
音声ショッピング | 対応 | ||
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n | |
Bluetooth | 対応 |
スマートスピーカーで何ができる?
スマートスピーカー「Echoシリーズ」で、できることの一例です。
スマートスピーカーでできること
- 声で音楽ストリーミングサービスを起動できる
- 話しかけるだけでラジオが聞ける(radikoを利用)
- 音楽の視聴中に、声でボリューム調節やスキップなどが行える
- ニュースや天気予報を聞いたり、タイマーやアラームを設定できる
- 対応する機器を用意すれば、声で照明・テレビ・エアコンの操作などができる
- 3,500を超えるスキルを導入して、自分好みの機能にカスタマイズできる
- 呼びかけ機能を使用して、他の部屋にあるEchoデバイスと会話ができる
- 本を読んでもらうことができる
- 声だけでAmazonショッピングができる
- 注文した商品がいつ届くのかを確認できる