【Echo Dot】カーインバーターや車載時の給電方法まとめ【レビュー】

2020年8月14日

カーインバーターや車載時の給電方法まとめ

家庭用のコンセントで駆動する第3世代Echo Dotを、車内で駆動可能にするカーインバーター。
今回の記事ではこの「カーインバーター」を使う方法を始め、様々な給電方法を解説します。

カーインバーターとは?

カーインバーターとは、車のシガーソケットから家庭用のコンセントを増設する機器のことです。
最近ではコンセントはもちろん、スマホやタブレットの充電に役立つUSBポートも増設できます。

各製品の違いはコンセントやUSBポートの数のほか、どれくらいの出力まで耐えられるか?
および冷却用のファンやLEDインジケーター、安定駆動を実現する各種安全機能の有無などです。

ちなみにAmazon.co.jpで最も売れているカーインバーターは、この「LST-1」です。

Amison M5の特長

Amison M5とは、直上で紹介したLST-1に近い仕様を持つ「人気ランキング2位」の製品です。
人気のあるカーインバーターの中では最新であり、レビューも悪くないことが検証するに至った理由です。

一応結果から書くと、このカーインバーターによるEcho Dotの運用に何ら問題はありませんでした。

接続方法:シガーソケット ⇒ カーインバーター ⇒ Echo Dot電源アダプタ ⇒ Echo Dot

Amison M5の特長

  • 2つのACコンセントと、4つのUSBポートを搭載している
  • 総起動電力200Wまでなら、複数の電気製品を接続できる
  • ACコンセントの電源を制御する、電源スイッチを搭載している
  • 車の電圧を、明瞭表示のデジタル・ディスプレイに表示できる
  • USBポートの総合最大出力は4.8Aで、タブレットも充電できる
  • 安心な使用環境を実現する、6つの保護機能を搭載している

商品内容

Amison M5のパッケージは、小さな段ボール箱のようでした。

カーインバーター

商品内容はカーインバーター本体、保証書、取扱説明書の「合計3点」です。

カーインバーター-02

カーインバーター本体の外観です。
筐体にはつや消しのプラスチックを採用しており、右下にデジタル・ディスプレイを搭載しています。

カーインバーター-03

ケーブルが接続された部分には、安定駆動をサポートする冷却ファンを搭載しています。

カーインバーター-04

ACコンセントは2つあり、3ピンの製品もそのまま接続することができます。

カーインバーター-05

側面には電源スイッチを備え、ACコンセントの電源を操作することができます。

カーインバーター-06

先端には4つのUSBポートを搭載しており、こちらは電源スイッチの操作が反映されません。

カーインバーター-07

カーインバーター本体の裏側には滑り止めが存在せず、フラットなデザインです。

カーインバーター-08

シガーソケットと接続するケーブルの長さは、実測で「約70cm」でした。

カーインバーター-09

カーインバーター本体のケーブル抜きの重量は、実測で「約314g」でした。

カーインバーター-10

付属している取扱説明書です。

カーインバーター-11

言語は日本語のため、まず迷うことなく仕様を確認することができるでしょう。

カーインバーター-12



詳細レビュー

シガーソケットを家庭用コンセントに変換するという、最低限の機能を有したカーインバーターです。
冷却ファンは本体が高熱にならない限り駆動せず、また途中で電源が落ちることもありません。

開梱当初は気になった軽量ボディも車内での取り回しの良さに貢献しており、発熱も大人しめな印象。
本体下部に存在するディスプレイの文字は「鮮やかな青色」で視認性が良く、昼間でも十分確認できます。

今のところEcho Dotへの給電に関して全く問題ありませんが、強いて欠点を言えばケーブルの長さ。
付け根から先端まで約70cmのケーブル長は、ちょうどサイドブレーキの後ろ当たりの位置となります。

もう少し長ければ後部座席に届きますし、そうでないにしろ「遊び」があれば不意に当たった際も安心です。

そのほかセミファンレス仕様となっている冷却ファンは、駆動していない限り音を発生しない設計。
しかし駆動するとかなりの爆音で、車内の温度によっては五月蝿い状況が継続することが難点です。

レビューまとめ

カーインバーター「Amison M5」のメリットとデメリットをまとめました。
注意点として下部の「総合評価」は、Echo Dotを運用した上でのものに限られます。

なぜならこのカーインバーターは最大出力200Wまでの対応を謳っているものの、性能の限界まで検証すると製品や車にダメージを与える可能性があるためです。

そのため大きな電力を必要とする家電を使用する場合には、リンク先のレビューを参考にして下さい。

  • 安価かつ軽量ボディながら、安定した電源を供給できている
  • 冷却ファンと6つの保護機能により、幾分安心して使用できる
  • 側面のUSBポートを利用すれば、スマホやタブレットが充電できる
  • 値段を考慮すると当然ながら、筐体が安っぽく金属が採用されていない
  • ケーブル長が微妙な長さで、短くはないがもう少し長ければより良い
  • 冷却ファンはセミファンレス仕様だが、駆動するとかなり五月蝿い
Amison インバーター「M5」
総合評価4.0

★★★★★

様々な給電方法

USB電圧ブースターケーブルを使う

接続方法:シガーソケット ⇒ USBシガーチャージャー ⇒ USB電圧ブースターケーブル ⇒ Echo Dot

USBシガーチャージャーを所持している場合、最も安価にEcho Dotを駆動可能な方法です。
しかし自身が検証したケーブルでは電力が足りず、音量を50%未満に抑える必要がありました。

ちなみに「USB電圧ブースターケーブルを使う方法」は、別記事で詳しく解説しています。

【Echo Dot】Alexa(アレクサ)を車で使う方法【USB電源】

最初の一台に適したスマートスピーカーとして高い人気を誇っている、コンパクトなデザインのEcho Dot。
今回の記事ではこの「Echo Dot」とUSB電圧ブースターケーブルを組み合わせ、車載する方法を解説します。

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モバイルバッテリーを使う

接続方法:モバイルバッテリー ⇒ USB電圧ブースターケーブル ⇒ Echo Dot

直上と同じく、USB電圧ブースターケーブルと組み合わせてEcho Dotを駆動可能な方法です。
エンジンを切った車内や屋外でも使用できる利点はありますが、ケーブルの影響で電力不足となります。

専用充電台を使う

接続方法:専用充電台 ⇒ Echo Dot

バッテリーを内蔵した専用充電台を用いて、コンセントから解放された運用を実現する方法です。
アダプターや電源コードが不要となるため、車内はもちろん室内でも役立つ場面があるでしょう。

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それぞれの利点と欠点

各給電方法のメリットとデメリットをまとめました。

  • カーインバーターは最も確実に給電でき、その他の家電も使える
  • USB電圧ブースターケーブルは、最も安価に給電できる方法である
  • 専用充電台は最も自由であり、Echo Dotを運用する場所が限定されない
  • カーインバーターはサイズが大きく、車内で嵩張る要因となる
  • USB電圧ブースターケーブルは、出力が足りず最大音量に制限がかかる
  • 専用充電台は導入コストが高く、また充電するという手間が必要である

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