【Echo Dot】Alexa(アレクサ)を車で使う方法【USB電源】

2020年8月7日

Alexa(アレクサ)を車で使う方法

最初の一台に適したスマートスピーカーとして高い人気を誇っている、コンパクトなデザインのEcho Dot。
今回の記事ではこの「Echo Dot」とUSB電圧ブースターケーブルを組み合わせ、車載する方法を解説します。

Echo Dotとは?

Amazonのスマートスピーカー「Echoシリーズ」の中で、導入しやすい価格のコンパクトモデルです。
丸い円形の筐体に1.6インチのスピーカーや、外部接続用の3.5mmステレオジャックなどを搭載しています。

Echo Dotの特長

  • コンパクトなサイズながら、音声操作のAlexa(アレクサ)に対応している
  • Amazon Music、Apple Music、Spotifyなど多数のサービスが視聴できる
  • 旧モデル(第2世代)に比べ音がパワフルになり、音楽をさらに楽しめる
  • 対応するスマート家電で照明を付けたり、エアコンの操作ができる
  • 2500種類以上のスキルを選択し、自由にカスタマイズができる
  • ファブリック素材のカバーを採用しており、4色から好みのカラーを選べる
  • デュアルバンドWi-FiやBluetooth、3.5mmステレオミニ出力に対応している
  • iOS、Android、Fire OSはもちろん、パソコンのブラウザからも利用できる

車で使うために必要なもの

車載Echo Dotを利用する方法には、スマートスピーカーと外部スピーカーの2つの選択肢があります。

前者は音声操作のAlexaが利用できるため便利な反面、常時Wi-Fi環境を必要とするという欠点があります。
後者はWi-Fi環境が不要なものの、Alexaが利用できないためスマートスピーカーの機能が活かせません。

車で使うために必要なもの

  • Echo Dot本体
  • 電源供給用のカーインバーター、もしくはUSB電圧ブースターケーブルとUSBシガーチャージャー
  • スマートスピーカーとして使う場合 ⇒ モバイルルーター、もしくはテザリング可能なスマホ
  • Bluetoothスピーカーとして使う場合 ⇒ Bluetooth対応のスマホやメディアプレーヤー

電源供給について

カーインバーターを利用する

Echo Dotを使用するには、通常の家電と同じようにコンセントからの電源供給が必要です。
車内でEcho Dotへの電源供給を最も簡単に実現する方法は、カーインバーターを導入することです。

シガーソケットを利用してコンセントを増設するこのカーインバーターは、Echo Dot以外にも利用可能です。
ただしいくつかの商品は本体サイズが大きく、車内で嵩張ってしまうというデメリットも孕んでいます。

USB電圧ブースターケーブルを利用する

車内にあまり大きなものを置きたくない、または「すでにUSBシガーチャージャーを持っている場合」には、USB電圧ブースターケーブルを利用します。
この方法であればカーインバーターを利用する方法に比べて、より安価かつスマートに電源供給が可能です。

ただしEcho Dotに適合するDC出力12.0Vかつ、外寸4.0mm・内寸1.7mmの端子を持つケーブルが必要です。
さらに自身の検証では電力不足のためか、音量を上げすぎると電源が落ちる症状が頻発しました。

電源が落ちるラインはおおよそ音量50%を越えたくらいで、5V/1Aと5V/2.4Aどちらの電源でも同じでした。
そのため余程の理由がない限り、前述の「カーインバーターを利用する方法」をオススメします。



Echo Dotの商品内容

第3世代のEcho Dotは、このような立方体のパッケージで到着します。

Echo Dotの商品内容

パッケージ裏面には、Echo Dotで利用可能な機能やサービスが掲載されています。

Echo Dotの商品内容-2

商品内容はEcho Dot本体、電源アダプタ、取扱説明書、説明カードの「合計4点」です。

Echo Dotの商品内容-3

Echo Dotの周囲にはファブリック素材が使用されており、カラーは4色から選択できます。
ちなみに今回購入したカラーは、4つの中で最も黒に近い「チャコール」です。

Echo Dotの商品内容-4

天面には4つのボタンを備え、時計回りに音量アップ、アクション、音量ダウン、マイクのオン/オフです。

Echo Dotの商品内容-5

背面には電源端子と、外部出力に使う3.5mmステレオミニジャックを搭載しています。

Echo Dotの商品内容-6

付属の電源アダプタを接続したところです。

Echo Dotの商品内容-7

付属の電源アダプタの入力は「100-240V 0.5A 50/60Hz」で、出力が「12.0V 1.25A」です。

Echo Dotの商品内容-8

裏面はこのようなデザインになっています。

Echo Dotの商品内容-9

Echo Dotの重量は、実測で「約284g」でした。

Echo Dotの商品内容-10



USB電圧ブースターケーブルの商品内容

Echo Dotと同時に購入した「USB電圧ブースターケーブル」です。

USB電圧ブースターケーブル

パッケージの中には、USB電圧ブースターケーブルのみが封入されています。

USB電圧ブースターケーブル-2

USBコネクタ部分には「USB出力 5V 2A-4A」という記載があります。

USB電圧ブースターケーブル-3

Echo Dotと接続する端子を比較したところです。
Echo Dotに付属する電源アダプタの端子(上)と比べると、数mmほど長いことがわかります。

USB電圧ブースターケーブル-4

そのためEcho Dotに接続すると、その長さだけ中に入りきらない状態となります。
とはいえ、使用上なんの問題もありません。

USB電圧ブースターケーブル-5

Echo Dotの接続方法

スマートスピーカーとして使う

Echo Dotをスマートスピーカーとして使うには、常に「Wi-Fi接続」が必要です。
Wi-Fi接続を実現する要素にはモバイルルーターや、テザリングを有効化したスマホなどがあります。

スマートスピーカーとして使う

外部スピーカーとして使う

Echo Dotを外部スピーカーとして使うには、Bluetoothを利用したワイヤレス接続があります。
Echo Dot本体に搭載されたステレオミニ接続は出力端子であり、入力には対応していません。

外部スピーカーとして使う

ステレオミニ出力の利用方法

Echo Dotに搭載されたステレオミニジャックは、手持ちのスピーカーを接続するための端子です。
例えばEcho Dotよりも高音質なスピーカーを接続し、より良い音で様々な音楽が楽しめます。

ただしこの方法はスピーカー側も電源を必要とするため、車載向けとしては非現実的な運用方法です。

ステレオミニ出力の利用方法

カーインバーターのレビュー

この記事の公開後、安定して駆動する方法は「カーインバーター」だと確認できました。
関連する「カーインバーターや車載時の給電方法まとめ」は、別記事で詳しく解説しています。

echo dot car inverter review
【Echo Dot】カーインバーターや車載時の給電方法まとめ【レビュー】

家庭用のコンセントで駆動する第3世代Echo Dotを、車内で駆動可能にするカーインバーター。
今回の記事ではこの「カーインバーター」を使う方法を始め、様々な給電方法を解説します。

続きを見る

車載における注意点

Echo Dotを車載するうえで注意すべきことは「高温のまま保管しない」ということです。

車載における注意点 車載における注意点-2

直射日光の当たる車内に置きっぱなしにしていたことで、天面が変形し外周が浮いてしまいました。

車載における注意点-3 車載における注意点-4


-Amazon