ELD-XED040UBK ファンレス設計の4TB外付HDD レビュー

2017年9月24日

ELD-XED040UBK

大容量データを軽快に転送可能できるUSB3.0に対応した、4TB外付HDDのELD-XED040UBK。
今回の記事ではテレビやレコーダーなどの機器に接続して録画に使える、このHDDをレビューします。

ポイント

ELD-XED040UBKの特長

家電接続対応
パソコンはもちろん、テレビやレコーダーとも接続できます。
ファンレス設計
耳障りな冷却ファンを搭載せずとも、熱を逃がす設計です。
USB3.0対応
より高速なUSB3.0に対応し、大容量データの転送も快適に行えます。

商品説明


白と黒を基調とした、店頭ではあまり目立ちにくいパッケージです。

 
エアフロー空冷構造を採用したe:diskシリーズに属しており、容量は4TBです。
テレビとの接続時には地上デジタルで約480時間、BSデジタルで約360時間録画できます。


国内主要メーカーを始めとして、様々なテレビメーカーとの動作確認済みです。
ただしnasneとWii Uにおいては、3TB以上のHDDは使用できないようです。

 
パッケージの裏面には、商品の特長が掲載されています。


パッケージを開封した状態です。


中には緩衝材に包まれた外付HDDと、付属品がまとめられた紙の箱が入っています。


商品内容は外付HDD本体、ACアダプタ、ユーザーガイド×2、滑り止め、USBケーブルの6点です。


開梱直後の外付HDDは、筐体全体が薄いビニールで保護されています。


ビニールを取り除いた状態です。


前面右側にはアクセスランプを搭載しています。


筐体には、光沢感のあるピアノブラックを採用しています。


設置時天面にあたる左右には、放熱用の穴が備えられています。


底面には管理用のラベルが存在します。


天面と同様、放熱用の穴が備えられています。


また各所に存在する凹みには、付属の滑り止めを取り付けできます。


横置きはもちろん、縦置きにも対応しています。


本体の前面にメーカーロゴは存在しますが、控えめな主張に留められています。

 
本体側面の片方には縦置き時に使用する、滑り止め用の凹みが存在します。


本体裏面にはセキュリティロック、USB端子、ACアダプタ端子が存在します。


付属のUSBケーブルです。

 
付属のACアダプタです。
入力は全国対応の100~240V/0.65Aで、出力は12V/2Aとなっています。


付属のユーザーズガイドと、滑り止めです。
初心者や家電との接続時には、右側のかんたん設定ガイドが役立つことでしょう。


今回の4TB外付HDDであるELD-XED040UBKの重量は、ケーブル抜きで約831gでした。

ELD-XED040UBKの中身

ELD-XED040UBKを分解したところ、中身はWestern Digitalの「WD40EZRZ-RT2」でした。
WD40EZRZ-RT2の詳細は、別ブログにて詳しく解説しています。

参考記事:WD40EZRZ-RT2 1.33TBプラッタ採用HDD レビュー

購入時に予測したとおり、内蔵HDD単体よりも低価格でした。

ELD-XED040UBK ⇒ 10,800円
WD40EZRZ-RT2 ⇒ 約12,000円

CrystalDiskInfo

IntelliParkについて

IntelliParkはデフォルトで有効です。

ベンチマーク

CrystalDiskMark

なぜか3回計測していたので、全て掲載しておきます。

1回目

2回目

3回目

CrystalDiskMark Ver.Shizuku

ATTO Disk Benchmark

まとめ

Western DigitalのWD40EZRZ-RT2を採用した、据え置き型の4TB外付HDDです。
パソコンだけでなく対応するテレビやレコーダーと接続し、録画先として利用できる点が特長です。

また筐体はピアノブラックで統一されており、同価格帯の製品に比べて優れた高級感を演出。
各部の工作精度も十分で、ファンレスでありながら大きな発熱も見られませんでした。

そのほかUSB3.0接続のためか転送速度も充分で、ケースによる速度低下は軽微な印象。
大容量データの保存先として使う場合にも、ストレスを感じることはないでしょう。

ちなみに気になる点を挙げるとすれば、まず筐体についた汚れが目立ちやすいこと。
つぎにケースがはめ込み式になっており、ケースを壊さずにHDDを取り出しにくいことです。

さらにアクセスランプが正面にあるため、設置場所によってはランプの点滅が気になります。

  • 中身が1.33TBプラッタのWestern Digital製HDD
  • ファンレス設計のため、ファンの駆動音が存在しない
  • 外付HDDでありながら、同型番の内蔵HDDを買うよりも安いことがある
  • ピアノブラックの筐体は安っぽくない反面、指紋汚れが目立つ
  • 常時点滅するアクセスランプの位置が悪い



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