順調に増加の一途をたどる光コラボレーション事業者と、未だ高いシェア率を誇るフレッツ光。
今回の記事ではフレッツ光の料金を再度見直し、コラボ光との料金比較をサポートします。
※ページ内の内容はNTT西日本のもので、いずれも税別です。
光もっともっと割とは?
光もっともっと割とは、3年間の自動更新契約に加入することで受けられる割引のことです。
加入直後から割引が開始され、3年目からは1年ごとに割引額が増額されていくことが特長です。
ただし更新月以外での解約では、最大30,000円の解約金が発生することが欠点。
そのため3年以内に解約や他社光への乗り換えを検討している場合は、充分注意が必要です。
ちなみにフレッツ系のコラボ光へ契約変更(転用)した場合、光もっともっと割の違約金は不要です。
Web光もっともっと割とは?
NTT西日本の公式サイトからの申し込みのみ適用される、光もっともっと割の強化版です。
光もっともっと割の6年目に当たる料金が、フレッツ光の開通月から適用されることが特長です。
また7年目からは、光もっともっと割と同じく料金が割引される仕組み。
割引が最大となる8年目以降も、光もっともっと割とWeb光もっともっと割の料金に差はありません。
つまり割引の多いWeb光もっともっと割のほうが、光もっともっと割よりもオトクだと言えます。
グループ割とは?
フレッツ光の割引対象サービス利用者同士が、グループを組むことで受けられる割引です。
携帯のように家族間が条件ということはなく、知人同士でもグループを組むことができます。
ちなみにこの割引は、2回線または3回線のグループが選択できる仕組み。
1回線当たり300円の割引が受けられ、複数で平等に割引することも、1人にまとめることもできます。
例1:2回線のグループで、各々300円割引
例2:3回線のグループで、主回線のみ900円割引(残りの2回線は割引無し)
セキュリティ対策ツールとは?
フレッツ光の加入特典として標準で付属している、ウイルス対策ソフトです。
NTT西日本の独自エンジンではなく、トレンドマイクロのエンジンを使用していることが特長です。
トレンドマイクロと言えば、国内でも知名度の高いウイルスバスターを提供している会社。
使用可能な台数は1台に限られますが、パソコンだけでなくAndroid端末にも使用することができます。
ちなみにコラボ光へ転用する場合、セキュリティ対策ツールが転用以後も使用できるかは事業者次第。
例えフレッツ系のコラボ光事業者であっても、セキュリティ対策ツールが使えなくなることがあります。
料金一覧
最も右の欄にある「グループ割」とは、「もっともっと割引」と「グループ割」の合計金額です。
ファミリータイプの場合
ファミリー | 通常料金 | もっともっと割 | Webもっともっと割 | グループ割 |
---|---|---|---|---|
1年目 | 5,400円 | 4,300円 | 3,810円 | 3,510円 |
2年目 | 5,400円 | 4,300円 | 3,810円 | 3,510円 |
3年目 | 5,400円 | 4,110円 | 3,810円 | 3,510円 |
4年目 | 5,400円 | 4,010円 | 3,810円 | 3,510円 |
5年目 | 5,400円 | 3,910円 | 3,810円 | 3,510円 |
6年目 | 5,400円 | 3,810円 | 3,810円 | 3,510円 |
7年目 | 5,400円 | 3,710円 | 3,710円 | 3,410円 |
8年目 | 5,400円 | 3,610円 | 3,610円 | 3,310円 |
9年目以降 | 5,400円 | 3,610円 | 3,610円 | 3,310円 |
マンションタイプの場合
※光ネクスト(LAN方式)と光プレミアム(ひかり配線方式・LAN方式)は除く。
プラン1
タイプ1 | 通常料金 | もっと割 | Webもっと割 | グループ割 |
---|---|---|---|---|
1年目 | 3,700円 | 3,250円 | 2,930円 | 2,630円 |
2年目 | 3,700円 | 3,250円 | 2,930円 | 2,630円 |
3年目 | 3,700円 | 3,080円 | 2,930円 | 2,630円 |
4年目 | 3,700円 | 3,030円 | 2,930円 | 2,630円 |
5年目 | 3,700円 | 2,980円 | 2,930円 | 2,630円 |
6年目 | 3,700円 | 2,930円 | 2,930円 | 2,630円 |
7年目 | 3,700円 | 2,880円 | 2,880円 | 2,580円 |
8年目 | 3,700円 | 2,830円 | 2,830円 | 2,530円 |
9年目以降 | 3,700円 | 2,830円 | 2,830円 | 2,530円 |
プラン2
タイプ2 | 通常料金 | もっと割 | Webもっと割 | グループ割 |
---|---|---|---|---|
1年目 | 3,200円 | 2,850円 | 2,530円 | 2,230円 |
2年目 | 3,200円 | 2,850円 | 2,530円 | 2,230円 |
3年目 | 3,200円 | 2,680円 | 2,530円 | 2,230円 |
4年目 | 3,200円 | 2,630円 | 2,530円 | 2,230円 |
5年目 | 3,200円 | 2,580円 | 2,530円 | 2,230円 |
6年目 | 3,200円 | 2,530円 | 2,530円 | 2,230円 |
7年目 | 3,200円 | 2,480円 | 2,480円 | 2,180円 |
8年目 | 3,200円 | 2,430円 | 2,430円 | 2,130円 |
9年目以降 | 3,200円 | 2,430円 | 2,430円 | 2,130円 |
ミニ
ミニ | 通常料金 | もっと割 | Webもっと割 | グループ割 |
---|---|---|---|---|
1年目 | 4,500円 | 3,950円 | 3,420円 | 3,120円 |
2年目 | 4,500円 | 3,950円 | 3,420円 | 3,120円 |
3年目 | 4,500円 | 3,720円 | 3,420円 | 3,120円 |
4年目 | 4,500円 | 3,620円 | 3,420円 | 3,120円 |
5年目 | 4,500円 | 3,520円 | 3,420円 | 3,120円 |
6年目 | 4,500円 | 3,420円 | 3,420円 | 3,120円 |
7年目 | 4,500円 | 3,320円 | 3,320円 | 3,020円 |
8年目 | 4,500円 | 3,220円 | 3,220円 | 2,920円 |
9年目以降 | 4,500円 | 3,220円 | 3,220円 | 2,920円 |
もっともっと割の解約金について
注意点は3年間の自動更新契約のため、更新月以外での解約に解約金が発生することです。
解約金はファミリータイプの場合で、最大30,000円。
マンションタイプの場合で、最大10,500円です。
ただしどちらの契約形態でも、9年目以降の解約金は変動しないようになっています。
まとめ
料金に関わる要点のまとめです。
フレッツ光ファミリータイプの場合、グループ割適用時の料金下限が3,310円。
一般的なコラボ光の料金が5,200円ということを考えると、大きく差があります。
とはいえこの3,310円は、プロバイダ料金が含まれていないもの。
そのため差し引き1,890円までのプロバイダであれば、オトクだと言えるでしょう。
ちなみにフレッツ光と組み合わせ可能なプロバイダの最安値は、月額500円。
つまりファミリータイプにおけるプロバイダ込みの最下限は、月額3,810円です。
- フレッツ光は「光もっともっと割」を使うと安くなる
- フレッツ光は「グループ割」を使うとさらに安くなる
- フレッツ光は「セキュリティ対策ソフト」まで付いてくる
- スマートフォンの台数が増えるとコラボ光の料金に勝てない