"税務情報を確認するために追加書類が必要です"と表示されたら、適切な書類を提出しなければなりません。
今回の記事では2度の審査落ちを食らった私が、無事「居住者証明書」の受理に成功した方法を解説します。
税務情報のエラーについて
Googleアドセンスにログインした時に「税務情報を確認するために追加書類が必要です。税務情報が承認されるまでの間は、お客様の税法上の居住国でデフォルトで運用可能な税制が適用されます」と表示されていたら、居住者証明書の提出が必要です。
おそらくこのエラーが表示されている場合、Googleに登録した連絡先に下記のメールが届いているはずです。
差出人：Google Payments（payments-noreply@google.com）
件名：Google Payments: 税法上の居住地における追加の税務情報が必要です
税法上の居住地における追加の税務情報が必要です
お客様が提出された書類を確認できませんでした。税法上の居住地における税務ステータスを承認するには、追加の税務情報が必要です。書類に関して考えられる原因:
- 期限切れ
- 許可されないタイプ
- 発行日が将来の日付
- 承認されない書類の提出国
- 承認された提供元からの発行でない
- 真正性を確認できない
プロファイルが最新の状態であることを確認し、対象となる免税を申請するには、できるだけ早く現在の有効な種類の書類を提出してください。
このエラーに遭遇したら、事前に国税庁のページを参考に「居住者証明書」を作成して所轄税務署の承認を受けたら、図示しているボタンから「税務情報の更新」に進みます。
税務情報の管理へと移動したら「税法上の居住地」よりも下の部分を見るために画面をスクロールします。
税法上の居住地
税務情報を確認するために追加書類が必要です。
ご提出いただいた書類の種類がGoogleが承認したものではないか、有効期限が切れている可能性があります。
対象となる課税免除を申請するには、現在の有効な書類をできるだけ早く提出してください。
税務情報が承認されるまでは、現在有効な既定の税制が適用されます。
この税務情報のエラーは、過去に証明書類として正しくないものを提出している場合に表示されます。
私の場合はネットの情報を見て「運転免許証」を提出しましたが、ご覧のとおり審査落ちを食らいました。
また証明書類の下部にあるアメリカ合衆国やシンガポールの税務情報が「承認済み」になっていても、冒頭のエラーが表示されている場合は対応が必要です。
居住者証明書の提出方法
居住者証明書を提出するには、税務情報の管理から「不足しているドキュメントを送信する」を選択します。
そして「アップロード」から「居住者証明書」を指定し、問題なければ「ドキュメントを送信」します。
このときアップロードすべき居住者証明書のファイル形式は「PDF / PNG / JPEG」の3種類に限られます。
私の場合、ここではシンガポールとアメリカ合衆国宛ての居住者証明書をPDFで1つにまとめて提出しました。
居住者証明書を提出すると、エラーメッセージが『お客様の税務情報は審査中です』へと変わります。
お客様の税務情報は審査中です。税務情報が承認されるまでの間は、お客様の税法上の居住国でデフォルトで適用可能な税制が適用されま す。
審査には最長で7営業日ほどかかる場合があります。 税務情報が受理されると、メールが届きます。必要に応じて、さらに詳しい情報の提 供をお願いするメールをお送りする場合があります。
2度目の審査落ち
2024年2月9日に居住者証明書を申請したところ、2024年2月15日に審査落ちのメールが来ました。
1度目の審査落ちはおそらく運転免許証が原因でしたが、2度目の審査落ちとなる原因が思い当たりません。
しかしよく見てみると、今回のメールには1度目の審査落ちとは異なり『書類が身分確認でサポートされている形式ではない』という文面が追記されています。
改めて再申請するため、もう一度アドセンスにログインして「税務情報の更新」に進みます。
さらに再び「不足しているドキュメントを送信する」を選択します。
最後に居住者証明書の形式をPDFから「PNG」に変更して、アップロードします。
このアップロード画面のエラーメッセージも、前回とは微妙に文面が変化しています。
確認書類が必要です
お送りいただいた情報がアカウントの情報と異なります。
以下の追加証明書類をご送付ください。
法的な情報が書類に記載されている情報と正確に一致していることを確認してください。
対応しているファイル形式はPDF、PNG、JPEGです。
書類のサイズは50MBを超えないようにしてください。
以前提出されたドキュメントに、次の問題がありました。
・ご提出いただいたドキュメントの種類が有効ではありません。
居住者証明
対象となる免税措置または源泉徴収税率の軽減を受けるには、居住者証明書を提出してください。
この情報が承認されるまでは、課税額が高くなる場合があります。
税法上の居住資格を証明するものとして、税法上の居住地の証明書が選択されているため、居住地証明書をご提出いただく必要があります。その他の書類は受け付けられません。
確認に利用できる書類:
・税法上の居住地の証明書
居住者証明書が受理された時
こちらが居住者証明書が受理された時にGoogleから届いたメールです。
もし同じように審査落ちしている方がいたら、私と同じ方法で試してみると良いかもしれません。
差出人：Google Payments（payments-noreply@google.com）
件名：Google Payments: お客様の税法上の居住地における税務情報が受理されました
Google Payments
お客様の税法上の居住地における税務情報が受理されました
お客様がお支払いプロファイルに追加した税法上の居住地の税務情報が受理されて承認され、有効になりました。
税務情報はいつでもご確認いただけます。
税務情報を表示する
Googleは税金に関するアドバイスを提供することはできません。
お客様の税務状況につきましては、税理士にご相談ください。
居住者証明書の受理に成功したポイント
2度の審査落ちを経て、なんとか居住者証明書の受理に成功したポイントについてまとめました。
居住者証明書の受理に成功したポイント
- 運転免許証やマイナンバーは「税務情報の確認」に利用できない
- 居住者証明書は「PDF」で提出すると、審査落ちする可能性がある
- 居住者証明書は「2カ国同時」に提出すると、審査落ちする可能性がある
- 居住者証明書の「対象期間」は、空白のまま提出しても私は問題なかった
- 最終的に居住者証明書は、シンガポールだけを「png」で提出したら受理された
居住者証明書の作り方
ちなみに「居住者証明書の作り方」は、別記事で詳しく解説しています。
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【Google】居住者証明書の作り方【アドセンス】
Googleアドセンスを利用していると表示されることがある"税務情報を確認するために追加書類が必要です"
今回の記事ではこのエラーを修正するために使用する居住者証明書の作り方を、サンプル付きで解説します。続きを見る
