新品の内蔵型ハードディスクやSSDを購入しパソコンに接続した場合、必要になるディスクの作成と初期化。
今回の記事では容量に制限のある「MBR」ではなく、増設に向く「GPT」のフォーマット方法を解説します。
動作確認に利用したHDD
動作確認に利用したハードディスクは、Western Digitalの8TB HDDである「WD80EAZZ」です。
そのため、フォーマット時にディスク容量が2TBまでに制限される「MBR」ではなく「GPT」を選択します。
HDDをフォーマットする方法
HDDをフォーマットするには、まず「Windows + E」でエクスプローラーを開きます。
エクスプローラーを開いたら、左のメニューから「PC」を右クリックして「管理」を開きます。
コンピューターの管理に移動したら、左のメニューの「記憶域」の中から「ディスクの管理」を選択します。
そして「不明」表示になっているディスクを右クリックして「ディスクの初期化」を選択します。
このとき選択すべき項目は左のアイコンがある項目であり、右の「未割り当て」の項目ではありません。
ディスクの初期化が表示されたら「GPT(GUIDパーティション テーブル)」を有効にして「OK」です。
続いて先程「未割り当て」だった項目を右クリックして「新しいシンプルボリューム」を選択します。
新しいシンプルボリュームウィザードが表示されたら、内容を確認して「次へ」進みます。
ボリュームサイズの指定が表示されたら、内容を確認して「次へ」進みます。
ドライブ文字またはパスの割り当てが表示されたら、任意のドライブ文字を選択して「次へ」進みます。
パーティションのフォーマットが表示されたら、任意のボリュームラベルを入力して「次へ」進みます。
新しいシンプルボリュームウィザードの完了が表示されたら、画面下部の「完了」を選択します。
するとディスクの管理に戻りますから、画像と同じ表示になっているか確認します。
この表示になっていれば、選択したドライブ文字とボリュームラベルで認識されているはずです。
動作確認に利用した機器
前述した8TB HDD「WD80EAZZ」に接続したケースと、認識に使用したUSB拡張カードです。
GW3.5AM-SU3G2P
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