2020年7月27日から直販サイトでの予約が開始されている、コナミのゲーミングPCシリーズ「ARESPEAR」。
今回の記事ではこの「ARESPEAR」の第一弾となる、ARESPEAR C700+ / C700 / C300の違いを解説します。
ARESPEAR紹介ムービー
ARESPEARとは戦を司る神である「ARES」と槍「SPEAR」から付けられた、コナミのゲーミングPCです。
ARESPEARシリーズの第一弾は「スタンダード」「ハイクラス」「ハイクラス+」の3種類で展開されます。
ARESPEARの特長
ARESPEARの特長まとめ
- 見た目で置き場所を選ばない、スタイリッシュなデザインを採用している
- 配線を隠せる背面カバーにより、背面もスタイリッシュなデザインである
- ハイレゾオーディオ対応のゲーミングサウンドカード「ASUS XONAR AE」を搭載している
- メインストレージに、レスポンスに優れた512GB SSD(PCIe NVMe/M.2)を採用している
- 安定した冷却性能と静音性を確保する、水冷クーラーを搭載している(C700、C700+のみ)
- 透明なサイドパネルと、カスタマイズ可能なフルカラーLEDを搭載している(C700+のみ)
ARESPEARの違い
C700とC700+の違いはフルカラーLEDと、それを演出する透明なサイドパネル採用にあります。
基本的な性能は全く同一ですから、外観の違いに魅力を感じるかどうかで選択しましょう。
分類 | スタンダード | ハイクラス | ハイクラス+ |
---|---|---|---|
型番 | C300 | C700 | C700+ |
OS | Windows 10 Home 64bit | ||
CPU | Core i5-9400F | Core i7-9700 | |
CPUクーラー | 空冷 | 水冷 | |
メモリ | 8GB(DDR4-2666 8GBx1) | 16GB(DDR4-2666 8GBx2) | |
SSD | 512GB(PCIe NVMe/M.2) | ||
HDD | - | 1TB(SATA) | |
ビデオカード | GeForce GTX 1650 | GeForce RTX 2070 SUPER | |
サウンドカード | ASUS XONAR AE | ||
備考 | - | - | 透明サイドパネル搭載 フルカラーLED搭載 |
税込価格 | 184,800円 | 316,800円 | 338,800円 |
ARESPEARは買いなのか?
簡潔に言って、あなたは「コナミのオリジナルゲーミングPCであること」に価値を見いだせるでしょうか?
もし価値を感じるのであれば購入候補となるでしょうし、価値を感じなければ購入すべきではありません。
その理由として最も大きな点は、ARESPEARシリーズのコストパフォーマンスが著しく低いことにあります。
ARESPEARの各モデルごとに設定された予算があれば、余裕で2ランク以上の性能を狙うことができます。
ゲーミングPCを選ぶうえで最重要な要素は性能であり、自身は外観を優先すべきではないと考えます。
さらにARESPEARのハイクラスモデルC700とC700+のビデオカードも、上位というには不十分な水準。
つまり大きなコストをかけてARESPEARハイクラスモデルを購入しても、ほとんど優位にはなりません。
自身のスキルを阻害しないような性能のゲーミングPCを選ぶなら、素直に他のショップで購入しましょう。
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