【MNP】乗り換えで最も得をする方法【損しないポイント】

2022年1月1日

乗り換え(MNP)で最も得をする方法

提供開始されてかなりの時間が経過した、通信会社を乗り換える携帯電話番号ポータビリティ(MNP)制度。
今回の記事では「MNP(乗り換え)」を利用する際に最も得をする方法を、公開できる範囲で解説します。

最もお得にMNP(乗り換え)を行う方法

最もお得にMNP(乗り換え)を行う方法の要点は「各通信会社の要望を満たす」ということです。
これだけ書くと「言いなりで契約しろということか?」と感じる方もいるでしょうか、もちろん違います。

厳密には「各通信会社(正確には代理店やスタッフ)が評価される契約」を、可能な限り行うのです。
当然これも「契約する側にメリットがあるもの」に限られ、損をするような契約をしてはいけません。

2022年現在、彼らが評価されるポイントの例は下記のとおりです。

評価基準となるポイント

  • 乗り換え・契約変更(マイグレーション:マイグレ)・新規契約・機種変更
  • 複数台契約(1名義で1日に同時契約できる回線数は、基本2台まである。※例外あり)
  • 最上位のプラン(契約時の条件となる場合がある。ただし長期間の継続は条件ではない)
  • 高単価なスマホ本体(一定期間ごとに販売目標が決められている、あのスマホなら大丈夫)
  • 自社インターネット(セット割引の契約数が必要なことから、同時契約すると喜ばれる)
  • 自社電気サービス(新電力のこと。契約プランやオール電化など、高くなる状況もある)
  • 自社クレジットカード(ポイントが貯まりやすくなる。ただし年会費がペイできるか)
  • 有料オプション(月額が必要なサービスのこと。長期間の継続を「お願い」はされる)
  • そしてこれらの契約を可能な限り最速で行うこと

最後の回転率に関しては、評価されるポイントにはならないものの「非常に重要な要素」です。
なぜならいくら評価が稼げても、長時間になるようでは他の契約を優先したほうが効率的だからです。

契約する側は可能な限り事前準備を行っておき、スタッフとの特典積み増し交渉をより有利に進めましょう。
慣れてくると乗り換えの所要時間は、契約処理を行うスタッフの手際にもよりますが「わずか数分」です。

最もお得にMNP(乗り換え)を行う方法

MNP(乗り換え)前に準備すべきこと

携帯回線の乗り換えや、インターネット回線の乗り換えに必要な準備についてまとめました。

MNP(乗り換え)前に準備すべきこと

  • 乗り換え先の料金プランを把握しておく(料金プランはこちらから指定する。相手に聞かない)
  • 携帯電話番号ポータビリティ(MNP)予約番号を取得しておく(有効期限は約2週間と長めである)
  • 端末を変更する場合、バックアップをとっておく(そもそも基本的には端末を流用すべきである)
  • 端末を変更する場合、データ移行を依頼しない(最も嫌がられるため、特典積み増しに失敗する)
  • 事業者変更番号を取得しておく(NTT系のネット乗り換えに必要。併せてCAF/COP番号も確認する)
  • 電気ご使用量のお知らせを用意しておく(変更後のコストや供給地点特定番号の確認に利用する)
  • 運転免許証やマイナンバーカードなど、身分証明が1点で済むものを用意しておく(時間の短縮)
  • 契約者本人名義のクレジットカードを用意しておく(キャッシュカードはあまり推奨していない)

MNP(乗り換え)前に準備すべきこと

携帯ショップの頭金について

契約すべきショップに指定はありませんが、ショップへの礼金となる「頭金」を支払うのは避けましょう。

携帯ショップに依然存在する「頭金」は、携帯ショップ以外で使われる頭金とは全く意味が異なります。
この頭金はあくまでもショップへの手数料(純利益)であり、キャリアが指定したものではありません。

例え頭金を端末購入時に要求されても、毅然とした態度で支払いを断りましょう。
状況次第では、そのショップでの契約を取りやめることすら検討すべきです。

※20000円の商品を購入する場合

携帯ショップ ⇒ 頭金5,000円 + 商品代金20,000円(頭金は礼金である。商品代金から減額されない)
他のショップ ⇒ 頭金5,000円 + 商品残金15,000円(頭金を支払うと、もちろん商品残金も減少する)

このように携帯ショップにおける頭金は、他の業界と違い「商品代金の一部先払い」ではないのです。

携帯ショップの頭金について

MNP(乗り換え)の最適なタイミング

MNP(乗り換え)の最適なタイミングについてまとめました。

MNP(乗り換え)の最適なタイミング

  • 特にイベントやキャンペーンを行っていない限り、月初より月末に契約する(乗り換え元は基本的に日割りなし。乗り換え先は基本的に日割りのため)
  • 契約したいショップが数字を上げたいとき(イベントやキャンペーン時は当然として、月間目標が足りない時に特典を積み増しさせやすい。ただし月初でブーストをかけたいショップや、月末には目標を達成しているショップがあるため読みにくい=つまり月末が得とは限らない
  • 平日よりは土日が良く、営業時間終了間際は絶対に狙わない(契約を断られる可能性が高い)
  • 話が通じるスタッフを見つける(タイミングとは異なるが、これも重要な要素。練度が低いスタッフの場合、特典が減少するうえ、適用すべき割引を付け忘れて月額費用が高くなる)

MNP(乗り換え)の最適なタイミング

MNP(乗り換え)の勝敗ライン

特典積み増し交渉の勝敗ラインは、契約地域やショップによって異なるため一概には言えません。
しかし国内トップシェアの「リンゴのマーク付きスマホ」が、一括1円くらいは最低ラインでしょう。

ここから1台あたり数万円の商品券やポイントを積めるかどうかが、事前準備と交渉手腕が輝くところです。
とはいえ「自分も相手もおいしい、Win-Winの関係を作ること」が、特典最大化の近道です。

MNP(乗り換え)の勝敗ライン

損しないポイントまとめ

損しないポイントを、改めてまとめました。

損しないポイントまとめ

  • 同じキャリアで機種変更しない(機種変更は最も損するやり方。乗り換えが最大特典となる)
  • 1台だけで契約しない(1度の契約で1名義最低2台。可能であれば家族も巻き込んで台数を増やす)
  • 特典の少なくなる下位のプランにしない(特典積み増し条件が最上位プランなら、最初だけでも)
  • 安価なスマホを選ばない(もちろん自分が欲しいものを優先して問題なし。迷ったらりんご)
  • スマホだけを契約しない(ネット・電気・クレカ・有料オプションを追加して、特典を引き出す)
  • 料金プランを聞かない(事前に確認した内容を聞くのはOK。相手に提案させない。時間の無駄)
  • スマホを変更しない(追加購入かつ持ち帰りのみが最善。次点でSIMのみだが、特典は減少する)
  • MNP予約番号・事業者変更番号・電気ご使用量のお知らせを用意せず、契約に向かわない
  • 2点以上の組み合わせが必要な身分証明書で契約しようとしない(1点で済むものを用意する)
  • 支払い方法にキャッシュカードや通帳&銀行印を指定しない(本人名義のクレジットカード推奨)
  • 契約に時間をかけない(どんなに契約が見込めても、長時間になる場合はお断りの可能性あり)

移動機とは?

ちなみに「移動機とは?スマホだけを購入する方法」は、別記事で詳しく解説しています。

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