前回の記事で紹介した、Tom Clancy’s Rainbow Six Siegeにおける攻撃側の要点群。
今回の記事では爆弾モードにおける防衛側の準備と、ラウンド開始後の動き方について解説します。
防衛側の準備
有刺鉄線の設置
防衛側に欠かせないガジェットは、任意の場所に設置できる有刺鉄線です。
敵が有刺鉄線に触れると音が鳴るばかりか、移動速度が大きく低下します。
さらに準備フェーズ開始直後に設置すると、ドローンを有刺鉄線にひっかけることもできます。
そのため、早めに有刺鉄線を設置する癖を付けておいたほうが良いと言えるでしょう。
――有刺鉄線は一度設置したとしても、回収することで容易に別の場所へ設置できるのですから。
ブリーチングの阻止
通常壁の補強
有刺鉄線を設置しながら、外気と触れている通常壁の補強を行います。
補強を怠ると簡単に穴が空き、視認できない距離からの狙撃やグレネードが飛んできます。
何より問題なのは、空いた穴から見える範囲に防衛側が位置取りできなくなることです。
落とし戸の補強
足が速いオペレーターの場合は、天井に存在する落とし戸の強化が欠かせません。
どのFPSにおいても、高高度と低高度では前者のほうが圧倒的に有利です。
つまり簡単に敵が高度の利を活かさないよう、強化しておくことが鉄則だと言えます。
ただし場所によっては空けておき、階下への移動手段として利用する方法もあります。
ユニークガジェットの設置
有刺鉄線の設置や壁を補強しながら行うことは、各オペレーターのユニークガジェット設置です。
防衛側のオペレーターには、攻撃側と同じく様々な効果を持つ独自のガジェットが存在します。
一部のオペレーターを除き、ユニークガジェットは設置できる数だけ設置しましょう。
ガジェットを設置しないままキルされてしまうと、そのオペレーターを選択した意味がありません。
防衛側の動き方
カメラ確認
Rainbow Six Siegeの舞台となっている全てのマップ各所には、監視カメラが存在します。
この監視カメラは攻撃側に壊されるまで、防衛側が自由に利用することができます。
監視カメラの利用方法は、ラウンド開始直後に攻撃側の出撃位置を確認したり、
攻撃側の人数や進行ルートを確認したりと、防衛を有利にする役割が大きいです。
部屋の接続
爆弾モードではAおよびBという2つの部屋に、それぞれ爆弾が配置されます。
しかし攻撃側がどちらの部屋にディフューザーを設置するかは、防衛側にはわかりません。
そのため各部屋の移動がスムーズに行えるよう、AとBの直線上の通常壁を破壊しておきます。
部屋の接続を怠ると、ディフューザーを停止する段階で大きく迂回しなければならなくなります。
バリケードの設置
防衛側は、各部屋の出入り口へ木製のバリケードを自由に設置することができます。
バリケードが存在する場合、攻撃側はその場所を音を立てることなく通過することができません。
――それだけでなく突破にも時間がかかるため、爆弾へのアクセス阻害効果は大きいと言えます。
しかしバリケードを設置しすぎると、防衛側の裏取りが行いにくくなります。
さらに爆弾付近に防衛側が密集すると、フューズの餌食になったり、誤射の可能性も増加します。
能力ごとの動き方
高AIM型
正確な射撃で敵を排除できるプレイヤーは、まずリスキルを狙うべきです。
ラウンド序盤で人数差を付けることができれば、かなり余裕を持った防衛ができます。
リスキルを行ったあとは、遊撃に回って更なる人数差を付けても良いですし、
爆弾側に移動してチームメイトと強固な防衛戦を築き、攻撃側の時間切れを狙うのも良いでしょう。
遊撃型
戦闘能力に自信がある、もしくはオペレーターに足が速いプレイヤーを選択した場合には、
ラウンド開始から中盤までマップを巡回して敵の排除を狙う、遊撃が向いていると言えます。
重要な点は敵を排除することではなく、敵が爆弾に接近するまでの時間を稼ぐこと。
無理なリスキルを狙って返り討ちになったり、不利な位置での敵への相対は避けるべきです。
ラウンド開始からキルされてしまっては、攻撃側でリスキルされることと同義になります。
防衛型
オペレーターに足が遅いプレイヤーを選択したプレイヤーは、爆弾の周囲を警戒します。
準備フェーズで充分にガジェットや強化壁を設置したら、後は敵の侵入を待ることになります。
このとき敵が侵入してくるまでは時間がありますので、適宜監視カメラを確認しましょう。
もしも戦闘能力に自信がある場合は、その耐久力を活かして遊撃に回る方法もあります。
ただし爆弾からあまり離れすぎると、ディフューザーを停止する時間がなくなりがちです。