【RI-FP1DXG】高機能なUSBフットペダル【レビュー】

2020年7月13日

RI-FP1DXG レビュー

確かなクリック音が感じられるメカニカルスイッチを採用した、USBフットペダルスイッチのRI-FP1DXG。
今回の記事ではこのキーボードの「RI-FP1DXG」と、設定ソフトの「FootSwitch」についてレビューします。

RI-FP1DXGの特長

RI-FP1DXGの特長

  • 踏むたびに確かなクリック音が感じられる、メカニカルスイッチを採用している
  • 安定性が高く耐久性のある幅広な設計で、立ったまま踏むことにも適している
  • ドライバ不要で使用でき、一度設定すれば他のパソコンでも同じように使える
  • 設定ソフトのFootSwitchはキー割り当て時のみ使用し、起動や常駐は不要である
  • 新たにゲームパッドや、マルチメディアキーの割り当てにも対応している

※レビュー公開時点で、自身が購入したグレーはAmazon.co.jpで確認できません楽天市場にはあります)

RI-FP1DXGの商品内容

パッケージは長方形の紙製です。

RI-FP1DXGの商品内容

商品内容は取扱説明書、保証書、シール、ユーティリティCDに加え、

RI-FP1DXGの商品内容-2

USBフットペダルスイッチ本体の「合計5点」です。
このうちUSBフットペダルスイッチのみ、チャック付きのビニール袋で保護されています。

RI-FP1DXGの商品内容-3

USBフットペダルスイッチを、ビニール袋から取り出したところです。

RI-FP1DXGの商品内容-4

筐体の素材には、ある程度の耐久性が期待できそうなプラスチックが採用されています。

RI-FP1DXGの商品内容-5

本体裏面の4隅には、滑り止め用のゴムを備えています。

RI-FP1DXGの商品内容-6

パソコンとの接続に利用する、USBコネクタです。

RI-FP1DXGの商品内容-7

RI-FP1DXGの実際の重量は、ケーブル抜きで「約224g」でした。

RI-FP1DXGの商品内容-8



FootSwitchの導入方法

まず下のボタンから「ルートアール」へ移動します。

ルートアール

ルートアールのページが開いたら、画面を下へスクロールします。

FootSwitchの導入方法

画面下部にある「設定ソフトウェア V6.9.1R (最新版) ダウンロード」を選択します。

FootSwitchの導入方法-2

ダウンロードした「FootSwitch_V6.9.1R.zip」を解凍します。

FootSwitchの導入方法-3

解凍したフォルダの中にある「FootSwitch V6.9.1R.msi」を実行します。

FootSwitchの導入方法-4

表示されている内容を確認し「次へ」進みます。

FootSwitchの導入方法-5

インストール先のフォルダを選択し「次へ」進みます。

FootSwitchの導入方法-6

インストールの準備ができたら「次へ」進みます。

FootSwitchの導入方法-7

インストールが完了したら「閉じる」を選択します。

FootSwitchの導入方法-8

FootSwitchの設定方法

デスクトップ上にできた「FootSwitch V6.9.1R」を実行します。

FootSwitchの設定方法

起動したら右側から「機能」を選択し、key1の空欄を選択して登録するキーを押します。

FootSwitchの設定方法-1

すると「設定が成功しました」という表示が現れます。

FootSwitchの設定方法-2

key1の空欄が「設定した任意のキー」に変化していれば、設定完了です。

FootSwitchの設定方法-3

FootSwitchの機能一覧

画面右側の「機能」から設定可能な項目一覧です。(前述のキーボードを除く
このうち「マルチメディア」のみ、スクロールしないと全機能が表示されません。

FootSwitchの機能一覧

RI-FP1DXGのレビュー

USBに接続するだけで使用可能な、ドライバ不要のUSBフットペダルです。
(厳密には任意のキーを設定するため、一度ソフトウェアを利用しなければなりません

類似品に比べて割り当てできる機能が追加されており、マルチメディアやゲームパッドまで対応。
もちろんAlt、Ctrl、Windows、Shiftなどの、基本的な拡張キーとの組み合わせも設定可能です。

ただしこれまで使用していた「RI-FP1BK」に比べると、どうしても気になる点がひとつ。

それはフットペダルスイッチ正面でしか操作を認識しないため、足の方向を強制されることです。
前述のRI-FP1BKであれば周囲の枠がないことから、足を傾けたり、最悪真横でも反応しました。

しかし今回のRI-FP1DXGの場合は周囲の枠が存在するため、足を傾けると枠にぶつかるのです。

RI-FP1DXGの枠について

またUSBコネクタの先端が変換を兼ねているのか大きく、縦に連なったUSBポートを塞ぐ設計。
そのためUSBポートの数がギリギリの環境の場合、USBの延長ケーブルかUSBハブが必要となります。

レビューまとめ

  • メカニカルスイッチを採用しているため小気味よく、また耐久性も期待できる
  • キー割り当て可能な機能が類似品に比べて多く、様々な環境に対応できる
  • 一度キーを割り当てれば、別のパソコンに接続してもそのまま使用できる
  • ドライバが不要だと謳われているが、設定用のソフトウェアは必要である
  • スイッチ周囲に枠が存在するため、足の方向によっては枠に邪魔され押せない
  • USBコネクタが大きく、周囲のUSBポートを塞いでしまう可能性がある
ルートアール「RI-FP1DXG」
総合評価 3.5

★★★★★

使用後記

トラブルの要因が「パソコンの環境にある」のか、もしくは「フットペダルのRI-FP1DXGにある」のか。
このどちらかはわかりませんが、Apex Legendsでのプレイ中にキーの認識不良を感じるようになりました。

その症状とは「フットペダルを踏み込んでもキー入力がされない」というものです。
奇妙なのは日によって症状が違うことで、普段はキー入力に全く異常は見られません。

しかし一度症状が出ると、5回踏むうちに反応するのが2回くらいになり、非常に違和感を覚えます。
仮にスイッチが故障したのであれば、日を置くことで症状が回復するとは考えにくいのです。

とはいえシビアなゲームをする場合、1回のキー入力ミスが敗北に繋がることもしばしば。
そのため故障要因を完全に特定できないまま、現在は同社のキースイッチ「RI-FP1MG」に移行しています。


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