そのコストパフォーマンスから今も売れ続けている、Ryzen 5 PRO 3400GE搭載のThinkCentre M75q-1 Tiny。
今回の記事では新発売となった、Ryzen 7 PRO 4750GE搭載のThinkCentre M75q-2 Tinyについて解説します。
ThinkCentre M75q-1 Tinyとは？
価格.com限定の構成となっている「Ryzen 5 PRO 3400GE」を搭載した小型デスクトップパソコンのこと。
Windows 10 Home、Ryzen 5 Pro 3400GE、8GBメモリ、128GB SSDという構成で、約3万円という価格です。
そのコストパフォーマンスから自身もこの夏に購入し、その完成度と使い勝手に驚いている状況です。
-
-
【外部端子】ThinkCentre M75q-1 Tinyの外観チェック【レビュー】
コンパクトながら豊富な外部端子を搭載した、Lenovoのデスクトップパソコン「ThinkCentre M75q-1 Tiny」
今回の記事では到着した「ThinkCentre M75q-1 Tiny」を開封し、外観や同梱などをまとめてレビューします。続きを見る
ThinkCentre M75q-2 Tinyとは？
2020年10月30日から取り扱いが始まった、ThinkCentre M75q-1 Tinyの「後継モデル」です。
厳密には旧モデルと同様に様々な構成がありますが、主にオススメしたいのはやはり価格.com限定仕様です。
価格.com限定と記載のあるモデルは、直販モデルと同等の構成でより安価な価格が設定されています。
とくに価格.com限定プレミアムモデルは、Ryzen 7 PRO 4750GEを搭載しつつも価格はお手頃のまま。
発売直後に行われた値上げまでは、Ryzen 7 PRO 4750GEながらわずか5万円未満で購入できたのです。
選択可能なCPU比較
ThinkCentre M75q-2 Tinyで選択可能な、Ryzen 7 / Ryzen 5 / Ryzen 3の性能比較です。
Ryzen 7 PRO 4750GEを搭載しているモデルは、OEM限定の「Ryzen 7 4700GE」に変更することもできます。
| CPU比較 | Ryzen 7 PRO 4750GE | Ryzen 5 PRO 4650GE | Ryzen 3 PRO 4350GE |
|---|---|---|---|
| コア / スレッド数 | 8 / 16 | 6 / 12 | 4 / 8 |
| 基本クロック | 3.1GHz | 3.3GHz | 3.5GHz |
| 最大クロック | 4.3GHz | 4.2GHz | 4.0GHz |
| L1キャッシュ合計 | 512KB | 384KB | 256KB |
| L2キャッシュ合計 | 4MB | 3MB | 2MB |
| L3キャッシュ合計 | 8MB | 4MB | |
| アンロック | - | ||
| CMOS | TSMC 7nm FinFET | ||
| パッケージ | AM4 | ||
| PCI Express | PCIe 3.0 | ||
| デフォルトTDP/TDP | 35W | ||
| 最大メモリー速度 | DDR4-3200 | ||
| メモリー・チャネル | 2ch | ||
| GPU | Radeon Graphics | ||
| グラフィックス周波数 | 2100MHz | 1900MHz | 1600MHz |
| GPUコア数 | 8 | 7 | 6 |
ThinkCentre M75q-2 Tinyの購入方法
ThinkCentre M75q-2 Tinyを「お得に購入」するには、まず下のボタンから商品ページに移動します。
ThinkCentre M75q-2 Tiny:価格.com限定 プレミアムに移動したら、画面を下にスクロールします。
その後「Ryzen 7 PRO 4750GE搭載モデル」であることを確認し、右の「カスタマイズ」へ進みます。
このカスタマイズ画面では、各パーツをこの表のとおりに変更します。
| カスタマイズ | 変更前 | 変更後 | 価格 |
|---|---|---|---|
| 標準構成 | Windows 10 Home 64bit + Ryzen 7 PRO 4750GE | 74,800円 | |
| メモリー | 16GB PC4-25600 DDR4 SODIMM (8GBx2) | 8GB PC4-25600 DDR4 SODIMM (4GBx2) | -13,200円 |
| キーボード | USB フルサイズスリムキーボード - 日本語 | キーボードなし | -2,200円 |
| マウス | USB Calliopeマウス ブラック | マウスなし | -1,100円 |
| バーティカルスタンド | Vertical Stand is not compatible when used with TIO 23" monitor | なし | -1,100円 |
| ツールレス | ツールレス (オープンシャーシ) | なし | -1,100円 |
| 最終価格 | 56,100円 | ||
各パーツの変更方法は、まずカスタマイズを希望したい項目の横にある「変更」を選択します。
するといくつかのカスタマイズ候補が表示されますから、ここでは上から2番目のボタンを選択します。
カスタマイズの変更が反映されると「選択済み」となり、右側の販売価格が値下がりします。
追加のカスタマイズ
キーボード
キーボードの項目では、標準の「USB フルサイズスリムキーボード - 日本語」から「キーボードなし」へ変更します。
マウス
マウスの項目では、標準の「USB Calliopeマウス ブラック」から「マウスなし」へ変更します。
バーティカルスタンド
バーティカルスタンドの項目では、標準の「Vertical Stand is not compatible when used with TIO 23" monitor」から「なし」へ変更します。
バーティカルスタンドを使うと、ThinkCentre M75q-2 Tinyを立てて設置できるようになります。
旧型のThinkCentre M75q-1 Tinyに取り付けると、元々コンパクトな筐体をより省スペースに設置できます。
ちなみに「Tiny用バーティカル スタンド3」は、別記事で詳しく解説しています。
ThinkCentre M75q-2 Tinyで注文時に同じものが届くかはわかりかねますが、機能はおそらく同じでしょう。
-
-
【4XF0N03160】Tiny用バーティカル スタンド3【レビュー】
ThinkCentre M75q-1 Tinyに対応した縦置きスタンドである、バーティカル スタンド3。（4XF0N03160）
今回の記事ではこの「バーティカル スタンド3」の機能について、使用イメージを含めてレビューします。続きを見る
ツールレス（オープンシャーシ）
ツールレス（オープンシャーシ）の項目では、標準の「ツールレス（オープンシャーシ）」から「なし」へ変更します。
これらの変更により、最終的な販売価格が「56,100円」になっていれば完成です。
ツールレス（オープンシャーシ）をなしにすると、背面のネジを回すためにドライバーが必要になります。
そのため「メンテナンスの頻度が多い」もしくは「手間なく行いたい」なら、変更しないほうが良いです。
さらにお得に購入する方法
ただでさえ費用対効果の高い「ThinkCentre M75q-2 Tiny」ですが、さらにお得な購入方法があります。
それはポイントサイトの「Rakuten Rebates（楽天リーベイツ）」を利用することです。
これは楽天が運営しているサイトであり、使い方はここから対象のショッピングサイトに移動するだけ。
たったそれだけで後日楽天ポイントが付与され、サイトによっては「最大20%」が狙えることもあります。
レノボ・ショッピングの利用方法
- レノボ・ショッピングで、価格.com限定の構成をカスタマイズする
- 完成した構成を「見積もりとして保存」し、あとで読み込みできるようにする
- ポイントを獲得するため、Rakuten Rebatesからレノボ・ショッピングに移動する
- レノボ・ショッピングで、つい先ほど保存した見積もりを読み込む
- 注文する内容に間違いがないか確認し、任意の支払い方法で注文を確定する
全ての流れを含めた「見積もりの保存方法」は、別記事で詳しく解説しています。
-
-
【レノボ】ショッピングの登録方法と見積もりの保存方法【構成】
ノートパソコンやデスクトップパソコンが豊富な選択肢から選べる、レノボ公式のオンラインショッピング。
今回の記事では楽天リーベイツと組み合わせることでさらにお得となる、見積もりの保存方法を解説します続きを見る
より安価な旧モデルを購入する方法
旧モデルの「ThinkCentre M75q-1 Tinyの購入方法」は、別記事で詳しく解説しています。
-
-
【最小構成】ThinkCentre M75q-1 Tinyの購入方法【リーベイツ】
価格.comの人気ランキングで不動の1位を守り続けている、デスクトップPCのThinkCentre M75q-1 Tiny。
今回の記事では楽天のRebates（リーベイツ）を経由して、ThinkCentre M75q-1 Tinyを購入してみます。続きを見る
