【Valheim】購入検討者向けの利点と欠点まとめ【レビュー】

2021年3月10日

購入検討者向けの利点と欠点のまとめ

発売1か月で500万本の売り上げを突破し、なお止まない人気が続いているオープンワールドRPGのValheim。
今回の記事ではゲーム内でできることを網羅してしまった私が、優れる点と改善すべき点をまとめてみます。

Valheimとは?

2021年2月2日にリリースされた、1人から最大10人で楽しめる過酷な「探検サバイバルゲーム」です。
作成したサーバにフレンドを集め、クラフトで装備を充実させつつその活動範囲を広げていきましょう。

開始初日を見てみる

Valheimの初日は、5つの大きな石がそびえる「儀式の石」に降り立つところから始まります。
まずは「石の斧」を作るために石や木を集め、その石の斧で「ハンマー」を作ります。

このハンマーがあれば、様々な素材を元に作成できるオブジェクトが格段に増えます。
手始めに屋根付きの小屋を立てたら「ベッド」の近くに「焚き火」を設置します。

屋根・ベッド・焚き火が揃えば就寝できるようになり、危険な夜を乗り越えることができます。

進行フローチャート

Valheimをクリアするまでの「進行フローチャート」は、別記事で詳しく解説しています。
ただしこれから購入を検討している人は、事前情報無しの手探りプレイをオススメします。

下手に情報を知ってしまうと、初めて知る驚きや楽しみの体験を奪ってしまうのです。
そのため各種情報は、基本的に行き詰まった場合に限って調べるほうが良いでしょう。

【Valheim】進行フローチャートまとめ【攻略順】

最初に作れる石の斧とハンマーから、派生するアイテムを駆使してストーリーを進めていくValheim。
今回の記事ではこの「Valheim」で行うべき各種イベントを、時系列に攻略していく方法を解説します。

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Valheimで優れている点

Valheimをプレイして感じるのは、ゲームは美麗なグラフィックや壮大な音楽ではないということです。
少しずつ成長が感じられ、苦労と工夫で劣勢を覆せるゲームシステムは、確かなやり甲斐があります。

どこかで見たようなゲームのごった煮とも言えますが、美味しいところだけ取捨選択できている印象。
何よりプレイヤーが感じるストレスの要因をできるだけ排除している点が、評価される一因でしょう。

Valheimで優れている点

  • インストール容量が約1GBのため、空き容量が少なくてもプレイできる
  • 自由度が高く何をしても良いし、逆に何もしなくとも良い
  • マルチはもちろん、ソロでも十分楽しめる(敵の体力は周囲の人数により変化する)
  • サバイバルゲームを謳っているが飢えないため、食料確保に奔走する必要がない
  • 食料は必須ではないが、食料の組み合わせで体力やスタミナ特化が狙える
  • 各行動の熟練度を表す「スキル」があり、上昇するほどプレイが快適になる
  • 構造物に重量や耐久力の概念があり、高さのある建物の構築に工夫を要する
  • 手放しで絶賛するほどではないものの、納得できるゲームバランスである
  • 設置した構造物を破壊すると、バグらない限り使用した資材が全て返ってくる
  • アーリーアクセスにしてはバグが少なく、ゲーム自体が安定している
  • 海外製のゲームながら、十分意味が理解できる日本語訳である
  • キャラクターデータとワールドデータが分かれている
  • 基本的には誰しもが、公開サーバを無料で建てることができる
  • 各アイテムのクラフトに必要とする素材の量が、適正な水準である
  • 一部の敵キャラクターをテイム(ペット化)し、増やすことができる
  • 天気の概念があり、それによるステータスへの悪影響がある(悪天候は休もう)
  • ダークソウル風の戦闘システムを採用しており、弱点属性も存在する
  • アイテムだけでなく、劣化した構造物への修理コストが不要である
  • ゲームシステムを調整する「MOD」が多数存在する(非公式)



Valheimで改善してほしい点

Valheimで改善してほしい点

  • キャラクターのカスタマイズ項目が乏しく、外観で差別化しにくい
  • 夜やダンジョンがあまりに暗く、明るさに影響する設定項目がない
  • 盾やケープのカラー変更は可能だが、その他の防具のデザインが変えられない
  • たびたび訪れるオートセーブによって数秒カクつくため、その度に現実に引き戻される
  • 装備を全て落とすという重いデスペナルティのため、装備の回収を困難にさせている
  • それだけでなく、落とした装備が消えて回収できなくなることがある(深刻
  • アーリーアクセスのタイトルということもあって、全体的なボリュームに乏しい
  • 賛否両論あるが、テレポートできないアイテムがある(自身はどちらかといえば賛成)
  • 鍬で「地面を盛り上げる」を行うために必要とする、石のコストが重く気軽にできない
  • 建物の構造に凝ることに、自己満足以上の価値がない
  • スナップする構造物とスナップしない構造物があり、綺麗に整列できない
  • 豊富な武器カテゴリがあるが、唯一ナイフの特性が活かしきれていない
  • 配慮しないプレイヤーがいると、アイテム持ち込みによりサーバのバランスが崩壊する
  • インベントリーの枠を増やす手段がなく、重量制限も厳しめの水準である
  • 間違えて作成したり、不要になったアイテムを消去できない
  • 設定を落としても以前負荷が高く、起動中はグラフィックボードが吠える
  • マップは広いが同じ景色の使い回しのうえ、唯一のダンジョンはかなり狭い
  • 水中で浮いていてもスタミナが回復せず、状況により溺死が不可避になる
  • アイテムの強度に格差があり、旧世代の装備がすぐ役に立たなくなる
  • 初見におけるデスキートの凶悪さが際立つ(羽音が聞こえたら終わり)
  • 稀に起こる襲撃の強度がしょぼく、これが拠点を固める意味を失わせている
  • 支援役のカラスであるフギンが、いつのまにかプレイヤーのサポートを辞めてしまう
  • 素材の収集や建築物の作成を行わないと、ほぼ一本道と言わざるを得ない
  • シードを指定しない限りワールドがランダムで生成され、難易度が大きく変化する
  • 毒耐性のポーションが他ゲームほど役に立たず、持続ダメージで歯痒い思いをする
  • 地上を高速移動する乗物がなく、目当ての場所を探すのが面倒臭い
  • 良くも悪くも体力を即回復させる手段がなく、自然回復を待ちがちである
  • 敵のロックオンができず距離を合わせにくいため、空振りすることがある
  • PvPのリスク無効化ができず、フレンド同士で検証用の戦闘ができない
  • 荒らしから建物を守る手段がなく、用意された守護石では心もとない
  • 総じて時間が溶ける

Valheimに向く人、向かない人

上の3つに当てはまれば「Valheimに向く人」で、下の3つに当てはまれば「Valheimに向かない人」です。

  • のんびり建築や農業、新しいアイテムの入手を楽しみたい
  • 同じ進行度を維持できる、ボイチャ可能なフレンドがいる
  • サーバに関係なく、自身のキャラクターを残しておきたい
  • 手に汗握る戦闘アクションや、シビアなサバイバルがしたい
  • 人とは違うキャラクターや、一風変わった建物で自慢したい
  • 十人を超える規模のプレイヤーで、サーバを埋め尽くしたい

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