タイトルアップデート10で追加された装備セットの中で、タンクビルド向けのファウンドリィブルワーク。
今回の記事ではタレント「メイクシフトリペア」の特性と、2種類のビルドサンプルについて解説します。
ビルドコンセプト
ビルドコンセプトは「ファウンドリィブルワーク」を採用した、ブルワークシールドの修復です。
ファウンドリィブルワークが持つ「メイクシフトリペア」により、受けたダメージが時間経過で回復します。
ボディアーマーやバックパックタレントも、このメイクシフトリペアの効果を強化する設計。
全ての部位をファウンドリィブルワークで固めるも良し、2部位のみ別ブランドと組み合わせるも良しです。
メイクシフトリペアの修復量比較
インプルーブド・マテリアル(ボディアーマー)
メイクシフトリペアの修復効果が20%から30%に増加する
プロセス・リファイナリー(バックパック)
メイクシフトリペアの修復速度が15秒から10秒に増加する
ボディアーマー | バックパック | 修復量 | 修復時間 | 毎秒修復量 |
---|---|---|---|---|
- | - | 20% | 15秒 | @1.3% |
あり | - | 30% | 15秒 | @2.0% |
- | あり | 20% | 10秒 | @2.0% |
あり | あり | 30% | 10秒 | @3.0% |
アーマー派生ビルド
ビルドレシピ
メイクシフトリペアの修復効果が割合であることを利用した、正当な「アーマー特化ビルド」です。
ファウンドリィブルワークのコア特性がアーマーのため比較的作成しやすい反面、火力不足が欠点。
そのうえスキルクラスも0ですから、スキルスロット2に装備するスキルもあまり頼りになりません。
ちなみにスペシャリゼーションに「ファイアウォール」を利用する理由は、回復キットが優秀なため。
加えて自身のアーマーが破壊されたとき、周囲の敵を炎上状態にすることも有利に働くことでしょう。
セカンダリのインシンクは、事前に武器ダメージさえ与えていれば「シールドの展開」でも発動可能。
ヘッドショットが難しい場合は、ダブルバレルソードオフのタレントを「オプティミスト」にしましょう。
ブランドレシピ
ギラ・ガードは、コア特性で上昇しきっているアーマーの最大値をさらに上昇させるため。
バッジャー・タフは、接近後に主体となるショットガンの威力を上昇させるために採用しています。
後者のバッジャー・タフは、ピストルを利用するなら「ダグラス&ハーディング」に変更すべきです。
ブランド名 | 1部位 | 2部位 | 3部位 |
---|---|---|---|
ギラ・ガード × 1 | 合計アーマー +5.0% | - | - |
バッジャー・タフ × 1 | ショットガンダメージ +10.0% | - | - |
ファウンドリィブルワーク × 4 | - | 合計アーマー +10.0% | アーマー自動回復 +1.0% シールドHP +50.0% |
アーマー派生の運用方法
青派生ビルドの運用方法
- レディーデスの移動速度上昇効果を発動させ、素早く敵に接近する
- アドレナリンダッシュとインティミデイトを使い、レディーデスを叩き込む
- ブルワークシールドに切り替え、スティンガーハイヴを設置する
- スティンガーハイヴの出血で移動速度を遅くさせ、ショットガンでキルを狙う
スキル派生ビルド
ビルドレシピ
前述したアーマー派生ビルドの欠点である火力不足を「ストライカードローン」で代用するビルドです。
スキルクラスを上昇させることでシールドも固くなるうえ、ストライカードローンの威力も増します。
しかし元々コア特性がアーマーであるファウンドリィブルワークを変更するため、作成難度は急上昇。
さらに特性に「スキルダメージ」を持つものまで厳選するとなると、かなり険しい道が待っています。
そのほかピストル枠の「リバティー」は、ヘッドショットによってシールドが修復する効果が強力。
しかしストライカードローン主体なら、インシンク付きのピストルに変更することも検討すべきです。
ブランドレシピ
ダグラス&ハーディングの武器ダメージ上昇効果は、他のブランドと違い「20%」と高く設定されています。
ブランド名 | 1部位 | 2部位 | 3部位 |
---|---|---|---|
ダグラス&ハーディング × 1 | ピストルダメージ +20.0% | - | - |
ファウンドリィブルワーク × 4 | - | 合計アーマー +10.0% | アーマー自動回復 +1.0% シールドHP +50.0% |
ワイバーンウェア × 1 | スキルダメージ +10.0% | - | - |
スキル派生の運用方法
黄派生ビルドの運用方法
- 事前にフューチャーパーフェクトで、ストライカードローンをオーバーチャージ化する
- ストライカードローンを射出しながら敵に接近し、スパークを発動させる
- できるだけプレイヤー自身が被弾する前に、ブルワークシールドを展開する
- リバティーのボディショットでダメージを稼ぎつつ、シールドが減ったらヘッドショットを行う
ビルドメニュー
ファイアウォール
アーマー派生ビルドで使用するスペシャリゼーションです。
選択すべき1番目の理由は、自身のアーマー破壊で周囲の敵が燃えること。
この効果により敵の抵抗を抑え、自身に有利な時間を作り出すことができます。
選択すべき2番目の理由は回復キットの回復効果が増加し、さらに徐々に回復する効果に変わること。
アーマー派生ビルドではアーマーの最大値が大きいため、割合で増加する効果との相性は最高です。
また徐々に回復するため、回復キットの使用さえ確定すれば10秒間回復しながら行動できます。
一度にHPが全快する効果は一時的な緊急回避には役立ちますが、以後HPが下がるしかないのです。
リバティー
敵に攻撃がヒットすると、最大30回まで武器ダメージが上昇する「エキゾチックピストル」です。
さらにヘッドショットを行うことで、その累積を消費してシールドが回復する効果もあります。
そのためヘッドショットを行うのは、シールドの耐久値が減少してから行うこと。
ヘッドショットが速すぎるとダメージ上昇効果はすぐに消えますし、シールドの回復量も期待できません。
インティミデイト
後述のアドレナリンラッシュの登場により、発動条件が簡単になった武器ダメージ上昇タレントです。
ただしボーナスアーマー有効時しか機能しないため、できるだけ被ダメージを抑えることが重要です。
スパーク
スキル派生ビルドではまず効果が切れることがない、武器ダメージ上昇タレントです。
一見上昇値の15%は低く見えますが、即時かつ常時受けられる効果としては決して低くありません。
グラスキャノン
「全ダメージを盾で受けきり、自身は傷づかない」という、男らしいあなたに向けたタレントです。
アーマー派生ビルドでは火力不足の解消に、スキル派生ビルドではドローンがより凶悪になります。
アンブレイカブル
アーマー派生ビルドで効果的な、アーマー修復タレントです。
相手からするともう一度アーマーを削らねばならず、装備されたくないタレントのひとつです。
トラウマ
頭部と胸部を撃つことで、同時に視覚奪取と出血が狙える状態異常タレントです。
自身はかつてダークゾーンのPvPで、このタレント付きのタンクビルドにボコボコにされたことがあります。
――まさにトラウマだと言わざるを得ません。
アドレナリンラッシュ
タイトルアップデート10で新登場した、アーマー派生ビルド向けのサポートタレントです。
ただし増加するのはボーナスアーマーのみで、武器ダメージ上昇には影響を及ぼさない仕様です。
ちなみにタレント説明の「3回まで累積する」という文面は、誤解を招きかねない表記。
正確には「3人まで累積する」であり、有効範囲内に敵ひとりの場合は5秒毎に20%の追加と消失が繰り返されます。
コンバインドアームズ
敵を撃つだけでスキルダメージが25%上昇する、スキル派生ビルド用のタレントです。
発動条件に対して上昇値が破格であり、スキルダメージ主体のビルドではまず欠かせません。
おすすめビルド紹介
この表に収まりきらない「公開したビルドの全て」は、別記事で詳しく解説しています。
攻撃ビルド | 防御ビルド | スキルビルド | 各種情報まとめ |
---|---|---|---|
鉄板火力ビルド | 装甲追加ビルド | 状態異常ビルド | 武器タレント |
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