多数のブランド装備や発動する部位ボーナスを組み合わせ、好みのビルドを作成できるDivision 2。
今回の記事では「タイトルアップデート10」の配信以降、定番とされている鉄板火力ビルドを解説します。
ビルドコンセプト
この記事で紹介するビルドのコンセプトは、通称「赤盛り」と呼ばれる攻撃力を重視した構成です。
火力が高いためより素早く敵を殲滅できる一方、ダメージ管理に注意しないと味方の足を引っ張ります。
ちなみに自身はこのビルドを「ミッションのタイムアタック」や「コントロールポイントの巡回」などに利用しています。
最新のビルドレシピ
おそらくこれまでと変更のない「タイトルアップデート12」におけるオススメ鉄板ビルドです。
タイトルアップデート10で登場したインシンクにより、赤盛りビルドとハイブリッドビルドの差がほぼ消失。
後者は今後スキル特性とのバランスを考えて公開するつもりですが、まずは攻撃特性寄りのビルド構成です。
プライマリのクラシックM1Aは今回のアップデートで修正されたものの、依然高火力で安定する武器筆頭。
アーマーを持たないヘビータンクやウォーハウンドに対しては、セカンダリのアサルトライフルが有効です。
補足としてボディアーマーの「ザ・サクリファイス」のタレントは、グラスキャノンのパーフェクト版。
通常版に比べ与えるダメージと受けるダメージの両方が上昇するため、より運用が難しい装備だと言えます。
そのためダウン頻度が多いようであれば、別のタレントに変更することをオススメします。
自身のオススメは、生存のアンブレイカブル、近接のスパーク、遠距離のフォーカスの3種類。
とくにフォーカスの武器ダメージ上昇効果は大きく、右クリックしたままリロードで効果を維持できます。
ちなみにスペシャリゼーションは「任意」となっていますが、以下の3種が選択候補です。
ファイアウォール ⇒ アーマーキットが優秀で、周囲10m以内にいる味方のダメージが増加する
ガンナー ⇒ 定期的にリロード速度と弾薬が増加し、敵をキルすると連射速度まで増加する
テクニシャン ⇒ 黄色特性が1増加するため、攻撃重視のビルドでもスキルが少し強化され壊れにくい
ブランドレシピ
ブランド構成は、タイトルアップデート9配信以降から全く相違がありません。
しかしタイトルアップデート10の変更点として、プロビデンスディフェンスの1部位ボーナスが「ヘッドショットダメージ上昇 +10.0%」から「ヘッドショットダメージ上昇 +15.0%」へと僅かに強化されています。
ブランド名 | 1部位 | 2部位 | 3部位 |
---|---|---|---|
エキゾチック × 1 | - | - | - |
オーバーロード・アーマメント × 1 | ライフルダメージ +10.0% | - | - |
プロビデンスディフェンス × 3 | ヘッドショットダメージ上昇 +15.0% | クリティカル率 +10.0% | クリティカルダメージ +15.0% |
ペトロフ・ディフェンス・グループ × 1 | LMGダメージ +10.0% | - | - |
公開ビルドまとめ
このサイトで公開している、Division 2のビルド一覧です。
過去のビルド(TU9以前)
ライフル派生
ビルドレシピ
ホルスターは任意ですが、自身はプロビデンスディフェンスの「モジュラーホルスター」を推します。
そうすることにより、3部位ボーナスの「クリティカルダメージ +15.0%」が発動します。
基本的に「プロビデンスディフェンス」は、装備する武器種別を問わず活躍できるブランドです。
ブランドレシピ
LMGのダメージを上昇させるという、ペトロフ・ディフェンス・グループの部位ボーナスは機能しませんが「アーマーへのダメージ」が優秀すぎます。
※追記
ビルドレシピで紹介している「コントラクターグローブ」と「フォックスの祈り」はタイトルアップデート9で弱体化されました。
しかし弱体化されても、装備が厳選できるまでは利用価値があるのではないでしょうか。
ブランド名(TU9版) | 1部位 | 2部位 | 3部位 |
---|---|---|---|
エキゾチック × 1 | - | - | - |
オーバーロード・アーマメント × 1 | ライフルダメージ +10.0% | - | - |
プロビデンスディフェンス × 3 | ヘッドショットダメージ上昇 +10.0% | クリティカル率 +10.0% | クリティカルダメージ +15.0% |
ペトロフ・ディフェンス・グループ × 1 | LMGダメージ +10.0% | - | - |
SMG派生
ビルドレシピ
武器にライフルではなく「サブマシンガン」を選択する場合のビルドです。
SMGダメージが上昇する「ソコロフ社」は、2部位と3部位のボーナスも優秀なクリティカル関連です。
ちなみに注意すべきは、クリティカル率の上限が「60%」であること。
そのためSMG装備時のクリティカル率が上限を突破しているなら、装備のクリティカル率を「ヘッドショットダメージ上昇」や「武器ハンドリング」に変更しましょう。
ブランドレシピ
前述のライフルビルドで組み込んでいた「プロビデンスディフェンス」を、SMGと相性の良い「ソコロフ社」に変更しています。
ブランド名(TU9版) | 1部位 | 2部位 | 3部位 |
---|---|---|---|
エキゾチック × 1 | - | - | - |
オーバーロード・アーマメント × 1 | ライフルダメージ +10.0% | - | - |
ソコロフ社 × 3 | SMGダメージ +10.0% | クリティカルダメージ +15.0% | クリティカル率 +10.0% |
ペトロフ・ディフェンス・グループ × 1 | LMGダメージ +10.0% | - | - |
ビルドメニュー
インシンク
タイトルアップデート10で追加された2つの武器タレントのうち、より火力ビルドに適したタレントです。
発動方法は「武器とスキルで攻撃するだけ」とシンプルにも関わらず、15%以上の火力上昇が見込めます。
ちなみに「インシンクによる武器ダメージ上昇効果」は、別記事で詳しく解説しています。
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【Division 2】インシンクによる武器ダメージ上昇効果【タレント】
2020年6月配信のタイトルアップデート10により追加された、新しい武器タレントのインシンク。
今回の記事ではこの「インシンク」を使用した場合の武器ダメージ上昇を、2つの武器で検証します。続きを見る
ベイカーズダズン
現在Division 2の世界で流行りに流行っている「クラシック M1Aのネームドアイテム」です。
通常タレントよりも効果に優れた、専用タレント「パーフェクト・ラッキーショット」を備えています。
ライフルとして高いダメージと十分な弾薬数を持つうえ、外した弾まで戻ってくることが人気の理由です。
パーフェクト・ラッキーショット
マガジンの弾薬数が30%増加する
カバー中に外した弾が100%の確率でマガジンに戻る
ちなみに注意すべきは、タレントの発動には「カバー」が条件となっていること。
「射撃はカバー中に」という条件さえ守っていれば、このようなマークが出て外れた弾が回収されます。
コヨーテマスク
シーズン1「シャドウタイド」のランク報酬で入手可能な「エキゾチックマスク」です。
マスクという部位ながら、専用タレント「パック・インスティンクト」を唯一備えています。
またエキゾチックの中では取得条件が緩く、ただ「やり込めば良いだけ」と運要素すらありません。
ちなみにこのコヨーテマスクをグループメンバーがそれぞれ装備すれば、最大3種類の効果を重複可能。
ただし25m以上で戦うことが少ないのであれば、装備するのは4人のうち2人までにすべきでしょう。
なぜならコヨーテマスクはエキゾチックに属するため部位ボーナスがなく、再調整ができないためです。
つまり優秀な部位ボーナスを備えた再調整済み装備のほうが、コヨーテマスクを上回ることがあります。
そのほかクリティカルダメージに上限はないものの、クリティカル率には「上限60%」という壁が存在。
つまりステータスのクリティカル率は「50%」に、場合によっては「25%」に留めるべきかもしれません。
パック・インスティンクト | 0~15m | 15~25m | 25m以上 | 合計 |
---|---|---|---|---|
クリティカル率 | - | +10% | +25% | +35% |
クリティカルダメージ | +25% | +10% | - | +35% |
ザ・サクリファイス
腐りにくいブランド「プロビデンスディフェンス」に属した、ネームドのボディアーマーです。
肉を切らせて骨を断つ?、専用タレント「パーフェクト・グラスキャノン」を備えています。
元々運用が難しいグラスキャノンですが、パーフェクト化でその効果がより極端になっています。
パーフェクト・グラスキャノン
与えるダメージが全て30%増幅する
受けるダメージは全て60%増幅する
グラスキャノン
武器ダメージとスキルダメージの両方に効果がある、火力上昇用のタレントです。
ザ・ギフト
先程紹介したボディアーマーと同じ「プロビデンスディフェンス」に属した、ネームドバックパックです。
武器ダメージの底上げに役立つ、専用タレント「パーフェクト・ヴィジランス」を備えています。
一見運用が難しそうなヴィジランスですが、無効時間はカバー内のリロードで経過するほど僅かです。
パーフェクト・ヴィジランス
合計武器ダメージが25%増加する
ダメージを受けるとこのバフは3秒間無効になる
ヴィジランス
効果の割にリスクが少ない、火力上昇用のタレントです。
コントラクターグローブ
グローブの中で唯一「アーマーへのダメージ」を持つ、ネームドアイテムです。
ブランド「ペトロフ・ディフェンス・グループ」に属しているため「ライトマシンガン」と相性が良いです。
タイトルアップデート9で弱体化の対象となりましたが、後述の3上限グローブが出るまでは使えます。
ちなみに「コントラクターグローブのダメージ検証」は、別記事で詳しく解説しています。
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【Division 2】コントラクターグローブの性能検証【アーマーダメージ】
タイトルアップデート8の配信以降、その特性からグローブ枠を独占しているコントラクターグローブ。
今回の記事ではこの「コントラクターグローブ」の性能を、ビルドに組み込む価値があるか検証します。続きを見る
3上限グローブ
ビルドに「ライトマシンガンを組み込まない場合」の選択肢です。
その他導入に必要な条件は「まともな特性の上限が3つある」「ブランドの部位ボーナス」が優秀の2点。
とはいえ前者の条件は厳しいですから、ほぼ上限に近いグローブであれば大きな問題となりません。
フォックスの祈り
ニーパッドの中で唯一「カバー外へのターゲットダメージ」を持つ、ネームドアイテムです。
ブランド「オーバーロード・アーマメント」に属しているため「ライフル」と相性が良いです。
こちらもコントラクターグローブと同じく、タイトルアップデート9で弱体化の対象となった装備。
しかしカバー外へのターゲットダメージが優秀なため、ライフルを使う限り外せないニーパッドです。
ちなみに「フォックスの祈りのダメージ検証」は、別記事で詳しく解説しています。
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【Division 2】フォックスの祈りの性能検証【カバー外ダメージ】
アーマーダメージ上昇効果を持つコントラクターグローブとともに、使用率の高いフォックスの祈り。
今回の記事ではカバー外ダメージを持つ「フォックスの祈り」と、他ブランドとの性能を比較してみます。続きを見る
おすすめビルド紹介
この表に収まりきらない「公開したビルドの全て」は、別記事で詳しく解説しています。
攻撃ビルド | 防御ビルド | スキルビルド | 各種情報まとめ |
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鉄板火力ビルド | 装甲追加ビルド | 状態異常ビルド | 武器タレント |
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