【A14 Bionic】iPhone 12 Pro Maxのベンチマークまとめ【AnTuTu】

2020年11月30日

iPhone 12 Pro Maxのベンチマークまとめ

2020年秋に発売されたiPhone 12シリーズの中で、最上位となる6.7インチ有機EL搭載のiPhone 12 Pro Max。
今回の記事ではこの「iPhone 12 Pro Max」の性能を、AnTuTuなどのベンチマークソフトで比較解説します。

iPhone 12 Pro MaxとiPhone 12 Proの違い

iPhone 12 Pro MaxとiPhone 12 Proの違いは、主に「画面サイズ」と「駆動時間」の2つです。
前者のほうがより大きいため見やすい反面、人によっては大きすぎるという印象を持つこともあるでしょう。

仕様の違いiPhone 12 Pro MaxiPhone 12 Pro差違
78.1mm71.5mm+6.6mm
高さ160.8mm146.7mm+14.1mm
厚み7.4mm7.4mm±0
重量226g187g+39g
画面サイズ6.7インチ6.1インチ+0.6インチ
解像度1284×2778
(458ppi)
1170×2532
(460ppi)
+20.41%
ビデオ再生最大20時間最大17時間+3時間
ビデオ再生(ストリーミング)最大12時間最大11時間+1時間
オーディオ再生最大80時間最大65時間+15時間

iPhoneシリーズのベンチマーク傾向

これまでのベンチマークを計測してきた経験上、iPhoneシリーズは計測するほど性能が低下します。

おそらく熱による影響だとは思うのですが、1度目より2度目、2度目より3度目と、後者の数値が上回ることはまずありません。

そのためこの記事ではベンチマークのたびにiPhoneを休め、何度か計測したうちの最大値を掲載しています。
また実使用に準じるため冷却ファンなどのアクセサリは使わず、室温20℃程度の環境下を利用しています。

ちなみに検証に使用した端末は、ストレージ容量128GBの「iPhone 12 Pro Max(MGCX3J/A)」です。

iPhoneシリーズのベンチマーク傾向

ベンチマーク結果一覧

AnTuTuベンチマーク

毎回測定するベンチマークアプリの中で、最も最大値と最小値の幅が大きいAnTuTuベンチマークです。
今回は総合スコアを比較すると、最大値が「648734」で最小値が「577653」という結果となりました。

増減率は総合スコアが「+12%」で、GPUを見ると「+19%」の差が生まれています。

AnTuTuベンチマークの増減率

スコアの幅最大値最小値増減率
総合648734577653+12%
CPU185208160863+15%
GPU262125220971+19%
MEM105752102994+3%
UX9564992825+3%

スコア最大値時の各項目詳細

AnTuTuベンチマーク

AnTuTuベンチマーク数値
CPU Mathematical Operations50800
CPU Common Algorithms42442
CPU Multi-Core91966
Terracotta - Metal97365
Coastline - Metal101417
Refinery - OpenGL ES3.163343
RAM Access39956
ROM APP IO17046
ROM Sequential Read22614
ROM Sequential Write18538
Data Security Score45989
Data Processing Score28633
Image Processing Score7395
User Experience Score13632

AnTuTu HTML 5 Testとストレージテスト

AnTuTu HTML 5 Testとストレージテスト

AnTuTuベンチマーク(補足)数値
AnTuTu HTML 5 Test55516
Sequential Read22685
Speed1482.7MB/s
Sequential Write18227
Speed1191.3MB/s
Random Access7644
Read Speed189.7MB/s
Write Speed50.1MB/s



Geekbench 5

Geekbench 5による「CPU Benchmark」と「Compute Benchmark」の結果です。

Geekbench 5

Geekbench 5数値
Single-Core Score1605
Multi-Core Score4277
Metal Score9225

3DMark Sling Shot Benchmark

3DMarkによる「Sling Shot Extreme」と「API Overhead feature test」の結果です。

3DMark Sling Shot Benchmark

3DMark Sling Shot Benchmark数値
Sling Shot Extreme5556
Graphics test 143.71fps
Graphics test 222.83fps
Physics section 129.59fps
Physics section 236.29fps
Physics section 320.69fps
Graphics score6898
Physics score3304
OpenGL ES 3.0482152
Metal1915013

iOSのAnTuTuベンチマークスコアまとめ

ちなみに「iOSのAnTuTuベンチマークスコアまとめ」は、別記事で詳しく解説しています。

【iPhone】Antutuベンチマークのスコアまとめ(Ver.8)【iPad】

スマートフォンやタブレットの性能を測るベンチマークとして、最も使われているAnTuTu Benchmark。
今回の記事ではこの「AnTuTu Benchmark」のスコアを利用し、iOS搭載のiPhoneやiPadの性能を比較します。

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