実質無料かつ1年無料で利用できることから、一時受付停止にもなった楽天モバイルのRakuten WiFi Pocket。
今回の記事ではこの「Rakuten WiFi Pocket」を実物の写真とともに紹介し、使用感をレビューしています。
Rakuten WiFi Pocketとは?
楽天モバイルが提供している、Rakuten UN-LIMIT V対応の「モバイルルーター」です。
楽天エリアであれば無制限、楽天エリア外(auのパートナーエリア)であれば月間5GBの通信が可能です。
引用元:楽天モバイル
Rakuten WiFi Pocketの商品内容
Rakuten WiFi Pocketのパッケージは「Rakuten BIG」や「Rakuten Hand」に似ています。
Rakuten WiFi Pocketの型番は「R310」で、JANコードは「4580692431758」です。
商品内容はバッテリー、Rakuten WiFi Pocket本体、USB充電器、microUSBケーブル、クイックスタートガイドの「合計5点」です。
Rakuten WiFi Pocket本体の外観です。
カラーはブラック、もしくはホワイトの2色から選択できます。
底面にはパソコンと接続したり、充電するための「microUSB端子」を搭載しています。
側面には「電源ボタン」と「WPSボタン」を搭載しています。
背面にはマスコットキャラクターの「お買いものパンダ」がデザインされています。
蓋を底面側から持ち上げると、3000mAhのバッテリーが現れます。
脱着式のバッテリーを外したところです。
スロットは2つあり、中央に「microSD」を、右側に通信するための「SIM」を差し込みます。
付属しているmicroUSBケーブルです。
付属しているUSB充電器です。
USB充電器は「100-240V 50/60Hz」の入力と「5.0V/1.0A」の出力に対応しています。
Rakuten WiFi Pocketの本体重量は、バッテリー込みの実測で「約102g」でした。
Rakuten WiFi Pocketの注意点
Rakuten WiFi Pocketの注意点は、通信に「標準SIM」を利用することです。
しかし現行では標準SIMはまず使われていないため、nanoSIMのサイズを変更する必要があります。
もしSIMサイズ変換アダプタを所持していない場合は、別途このようなアダプタを用意しましょう。
またSIMは滑らせるようにSIMスロットに挿入しますが、IC面が下を向いてしまう構造です。
注意深く挿入しないと、変換アダプタから外れてしまう点に十分気をつけてください。
そのためSIMが外れたまま強引に挿し込むと、SIMもしくはRakuten WiFi Pocketが故障する原因となります。
Rakuten WiFi Pocketの利点と欠点
Rakuten WiFi Pocketには利点と欠点の両方がありますが、やはり「実質無料」で入手できる点が大きいです。
さらに通信料金も1年無料ですから、他社が真似できないサービスを提供していると言えます。
ちなみにRakuten WiFi Pocketのデータ容量は、楽天エリア内に限り無制限(※後述)。
楽天エリア外ではパートナーエリアでの接続となり、月間5GBまで使用できます。
- 本体実質無料かつ、月額料金も1年間無料である
- microSDカードを入れ、ワイヤレスストレージ化できる
- 無料の割には、使用上問題ない速度と安定性を実現している
- Wi-Fi規格がIEEE802.11(b/g/n)までの対応である
- 標準SIMを利用するため、変換アダプタを要することが多い
- 液晶ディスプレイが、タッチに対応していない
※1日10GB以上利用すると、帯域制限により通信速度が抑制される
Rakuten WiFi Pocketのバンド固定化設定
Rakuten WiFi Pocketの初期設定では、自動でネットワークを選択して接続するようになっています。
そのため楽天エリアにのみ接続する場合は「バンド固定化」が必要です。
この「Rakuten WiFi Pocketのバンド固定化設定」は、別記事で詳しく解説しています。
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【Band 3】Rakuten WiFi Pocketのバンド固定化設定【44011】
Rakuten UN-LIMIT Vに対応するモバイルルーターとして、実質無料で人気となっているRakuten WiFi Pocket。
今回の記事ではこの「Rakuten WiFi Pocket」にログインし、ネットワーク設定でバンドを固定化してみます。続きを見る